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2016 年 3 月 4 日 金曜日
いまやオーディオ・マニアだけではなく、一般の音楽ファンにも浸透しつつあるハイレゾ音源。そのハイレゾ音源を好評配信中のHQMストアで、3月4日から最新タイトルの配信が始まりました。
名手トーマス・インデアミューレによるバッハのオーボエ協奏曲集が遂に登場しました。バッハが活用したオーボエ、とりわけ好んだオーボエ・ダモーレのための協奏曲を、インデアミューレは完全に手中に収め、闊達かつ精緻な演奏を繰り広げています。名高い「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」でソロを務めたパオロ・フランチェスキーニ、イタリアのイ・ソリスティ・ペルージャとインデアミューレは長年の信頼関係で結ばれており、今回も伸びやかな演奏が生み出されています。
★稀代の名手によるバッハのオーボエ&オーボエ・ダモーレ協奏曲集、遂に登場!
『バッハ:オーボエ協奏曲集/トーマス・インデアミューレ』
フォーマット:24bit/192kHz FLACファイル形式/48kHz ALACファイル形式(※クラウド対応)/DRMフリー
(HQMD-10057/2016年3月4日配信開始)
■その他、配信中のタイトルは「HQMストア」でご案内しています。
タグ:DRMフリー, High Quality Music, HQM, HQMクラウド, HQMクラウド・サービス, KRIPTON HQM STORE, イ・ソリスティ・ペルージャ, クラウド, クリプトン, トーマス・インデアミューレ, ハイレゾ, パオロ・フランチェスキーニ, 高音質音楽配信
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2016 年 1 月 25 日 月曜日
カメラータの2月新譜(※今月は1月30日の発売となります)は2タイトルです。
1タイトル目は『バッハ:オーボエ協奏曲集/トーマス・インデアミューレ』(CMCD-28330)です。
稀代の名手トーマス・インデアミューレによるバッハのオーボエ協奏曲集が遂に登場しました。バッハが活用したオーボエ、とりわけ好んだオーボエ・ダモーレのための協奏曲を、インデアミューレは完全に手中に収め、闊達かつ精緻な演奏を繰り広げています。名高い「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」でソロを務めたパオロ・フランチェスキーニ、イタリアのイ・ソリスティ・ペルージャとインデアミューレは長年の信頼関係で結ばれており、今回も伸びやかな演奏が生み出されています。
2タイトル目は『四戸世紀 クラリネット・リサイタル〜東京ライヴ2014』(CMCD-28332)です。
カラヤン全盛時のベルリンで20年間ドイツの著名オーケストラの奏者として活躍、帰国後は読売日響の首席奏者、ソリスト、室内楽奏者などとして20年、日本を代表するクラリネット奏者として40年に渡り存在感を示し続けている四戸世紀。2014年6月、その四戸が信頼する仲間の共演を得てトッパンホールで行ったリサイタルは、バッハの無伴奏、ベルクの室内楽からモーツァルトの協奏曲まで、クラリネット音楽の魅力を様々な角度から存分に示し、各方面から絶賛されました。本アルバムではそのリサイタルでの名演を完全収録しました。
タグ:イ・ソリスティ・ペルージャ, クラウディオ・ブリツィ, トーマス・インデアミューレ, パオロ・フランチェスキーニ, 四戸世紀
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2013 年 8 月 25 日 日曜日
カメラータの9月新譜(8月25日発売)は4タイトルです。
1枚目は『ロマンティック・パールズ~珠玉のハーモニウム=チェレスタ作品集/クラウディオ・ブリツィ 他』(CMCD-99077~8)です。リスト、サン=サーンス、セザール・フランクら、幾多の作曲家を魅了した楽器、ハーモニウム。現在では演奏される機会の少ない楽器ですが、19世紀のサロン音楽を語るうえで欠かすことはできません。本アルバムでは、鬼才クラウディオ・ブリツィが、1897年ミュステル社製の、ハーモニウムとチェレスタが合体した2段鍵盤構造の楽器『ハーモニウム=チェレスタ』を駆使し、弦楽器、歌、そして1847年製のエラール・ピアノと魅惑のアンサンブルを聴かせます。
2枚目は『モーツァルト:ピアノ変奏曲集─「トルコ行進曲付き」K.331/諸戸詩乃』(CMCD-28288)です。15歳でウィーン国立音楽演劇大学ピアノ演奏科に飛び級で入学し、以来ウィーン、ザルツブルクを中心に研鑽を積む若き才能、諸戸詩乃。
3作目となる本作では、デビュー盤でも取り上げたモーツァルトの作品から変奏曲と、変奏曲形式の楽章をもつ名作ソナタを収録。20歳を迎え、一層の表現力を増した煌びやかな演奏は、ピアニストとしての充実ぶりをうかがわせます。
3枚目は『ブラームス:フルート三重奏曲(テオドール・キルヒナーによる弦楽六重奏曲 編曲版)/ギゼラ・マシャエキ=ベア、ブルーノ・ワインマイスター、森 美加』(CMCD-28287)です。ブラームスによる2曲の弦楽六重奏曲には、作曲家本人とも親交のあったテオドール・キルヒナーによるピアノ三重奏曲版が存在します。本作では、フルート奏者、ギゼラ・マシャエキ=ベアがトランスクリプションを担当、ブラームス/キルヒナーによる名作をフルート三重奏曲として演奏。森美加(ピアノ)、ブルーノ・ワインマイスター(チェロ)との絶妙なアンサンブルで作品に新たな魅力をもたらします。
なお、本トリオは来月19日に東京でリサイタルを行います。詳しくはコンサート情報のページをご覧ください。
4枚目は『東京シンフォニエッタ プレイズ 西村 朗 第2集/天女散花【西村 朗 作品集 16】』(CMCD-28283)です。第1弾『虹の体』(CMCD-28282)に続く、板倉康明(指揮)+東京シンフォニエッタによる西村朗作品集の第2弾の登場です。表題作『天女散花』は、2012年の東京シンフォニエッタ委嘱作品。中国の京劇にインスパイアされたギター協奏曲で、作曲中に亡くなった実母への西村の追悼と感謝の思いが託されています。この作品を献呈された名ギタリスト、鈴木大介による入魂の演奏は必聴です。藤原亜美のピアノ独奏者を伴う「星の鏡」「ヴィシュヌの臍」では洗練された感性によるみずみずしい演奏が繰り広げられます。西村朗の1990年代以降のヘテロフォニー書法による一連の作曲の起点となった「光の蜜」も収録。
タグ:ギゼラ・マシャエキ=ベア, クラウディオ・ブリツィ, コスタンティーノ・カテーナ, ジョヴァンナ・マンチ, ハーモニウム=チェレスタ, パオロ・フランチェスキーニ, フィロメナ・ディオダティ, ブルーノ・ワインマイスター, マリオ・チェケッティ, マーヤ・ボグダノヴィッチ, 東京シンフォニエッタ, 板倉康明, 森美加, 藤原亜美, 西村朗, 諸戸詩乃, 鈴木大介
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2013 年 7 月 29 日 月曜日
リッチなサウンド・コンテンツを扱いやすいDRMフリーで配信し、ハイエンド・オーディオ・ファンからPCで音楽を楽しむリスナーまで、各方面から注目を集めている高音質音楽データ配信サービス。第87回配信が7月27日より開始されました。
今回は『ヴィヴァルディ:四季/フランチェスキーニ,ブリツィ,イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ』です。鬼才クラウディオ・ブリツィとイタリアの名アンサンブル、イ・ソリスティ・ディ・ペルージャが新たな解釈で挑むヴィヴァルディの名曲「四季」。ヴァイオリン・ソロを担当するのは、アンサンブルのリーダー、パオロ・フランチェスキーニ。イ・ムジチ合奏団の名手、ピーナ・カルミレッリの愛弟子である彼が、師から引き継いだ銘器を存分に聴かせます。リアリゼーションを担当するのはブリツィ。オルガンとチェンバロの複合楽器クラヴィオルガンや効果音も交えた革新的演奏で、名曲の新たな魅力を引き出しています。
演奏者、録音関係者が一丸となって「最高」を目指し、バロック音楽録音の新時代到来を告げる新たな名盤が誕生しました。
★最高の録音技術で挑んだ名曲「四季」の新たな演奏! バロック録音の新時代が今、到来!
『ヴィヴァルディ:四季/フランチェスキーニ,ブリツィ,イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ』
●曲目:
アントニオ・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 「四季」
第1番 ホ長調 作品8-1 RV269 「春」/第2番 ト短調 作品8-2 RV315 「夏」
第3番 ヘ長調 作品8-3 RV293 「秋」/第4番 ヘ短調 作品8-4 RV297 「冬」
●演奏者:
パオロ・フランチェスキーニ(ヴァイオリン)
クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン/リアリゼーション)
リンダ・ディ・カルロ(オルガン/チェンバロ)/イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ
●録音:2012年10月/イタリア
●フォーマット:FLACファイル形式(可逆圧縮オーディオファイル)/24bit/96kHz or 192kHz/DRMフリー
●商品番号:HQMD-10033(2013年7月27日配信開始)
■その他、配信中のタイトルは「HQMストア」でご案内しています。
タグ:DRMフリー, High Quality Music, HQM, KRIPTON HQM STORE, イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ, クラウディオ・ブリツィ, クラヴィオルガン, クリプトン, ハイレゾ, パオロ・フランチェスキーニ, 高音質音楽配信
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2013 年 4 月 30 日 火曜日
2013年2月17~23日/ウンベルティーデ(イタリア)
収録曲目:
フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 作品18
リスト:交響詩「前奏曲」S.97
ヴェルディ:オペラ「オテロ」より 柳の歌
ヴェルディ:オペラ「オテロ」より アヴェ・マリア
ヴェルディ:オペラ「イル・トロヴァトーレ」より 恋はばら色の翼に乗って
ヴェルディ:オペラ「ナブッコ」より かつては私の心も喜びに満ちていた
プッチーニ:サルヴェレジーナ
サンサーンス:セレナード 作品15
サンサーンス:舟歌 作品18
サンサーンス:祈り 作品158
リスト:ハンガリー戴冠ミサ曲より“オッフェルトリウム”と“ベネディクトゥス”
ブリッソン:ベッリーニの歌劇「ノルマ」による幻想曲
2月17日にウィーンからイタリアはフィレンツェに飛んで、いつものウンベルティーデの聖クローチェ美術館で録音。今回は2年前に草津の音楽祭にも運ばれて演奏された、ミュステル社製 (1897年) ハーモニウム&チェレスタを中心に、ショパンの亡くなる2年前の1847年に製造された、エラールのピアノを使って19世紀サロン・コンサートのプログラムを再現してレコーディングをする、という企画を実現した。したがって、今回はAのピッチは、438.5。選ばれたプログラムは、今年の草津でもいろいろ演奏される予定でいる。フレンチ・ピースから、ヴェルディのアリアなどいろいろ。もちろん、リストの交響詩「前奏曲」も含まれる。
ハーモニウムは日本で俗にいう足踏みオルガンで、そのハーモニウムを愛して使った作曲家は、リスト、サン=サーンス、セザール・フランク、シェーンベルクなど、かなりの作曲家がいるが、それは日本では認識の対象外のようで、この楽器を使って書かれた多くの作品があまり演奏されないのは、この楽器への偏見により、作品も重要でないと考える音楽学者の思考が起因しているようです。
ヨーロッパの日常の音楽を語るうえで、ハーモニウムの音楽は重要であり、それを無視しては人々と音楽のつながりを理解することができない。これは、音楽史のひとつの盲点になっているような気がする。
演奏者は、クラウディオ・ブリツィのハーモニウムを中心に7人の奏者が参加。
クラウディオ・ブリツィ(ハーモニウム&チェレスタ)
カルロ・パレーゼ(ピアノ)
コスタンティーノ・カテーナ(ピアノ)
パオロ・フランチェスキーニ(ヴァイオリン)
マーヤ・ボグダノヴィッチ(チェロ)
ジョヴァンア・マンクル(ソプラノ)
ミニー・ディオダティ(ソプラノ)
マリオ・チェケッティ(テノール)
2月18日から23日まで、毎日夜は11時までの強行なスケジュールの中、無事に完了しました。
ハーモニウムを実際に録音して、一番に驚いたことは、この楽器の表現力の可能性だった。昔のシャンソンの伴奏にアコーディオンが使われていたのを思い出してほしい。なんとよく歌って、やわらかい音で軽やかなことか。魅力的で、聞き手を心地よくさせてくれる。こんな表現ができうる楽器は、クラッシクにはさほど見つからないのではないだろうか。風が歌う。ハーモニウムにぴったりの表現だ。ハーモニカ、アコーディオン。リード楽器の特徴であるといえば、それだけだが、やはり、この旋律の歌い方はほかにない。セザール・フランクの前奏曲の冒頭のブリツィの演奏を聴いて、心を動かされない人はいないだろう。
楽しく奥深い、そんなアルバムに仕上がったと思っている。
タグ:クラウディオ・ブリツィ, パオロ・フランチェスキーニ, レコーディング・ニュース
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