西村朗の最新盤が『音楽現代』で紹介されました

2025 年 3 月 12 日

CMCD-28393『音楽現代』誌の最新刊(2025年4月号)で、西村朗の最新盤、かいかい/西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 20】』(CMCD-28393)が紹介されました。

誌面では福田滋氏から、「『神秘的合一』はパシフィックフィルハーモニア東京の委嘱で西村朗の絶筆となった作品。24年の初演を収録、ソリストは小菅優。演奏は、作品の秀逸さをそれぞれに熱く克明に記録したもの。現代音楽ファンは必聴。」と評され、【推薦】に選出されました。

桑原志織の最新盤がしんぶん赤旗で紹介されました

2025 年 3 月 11 日

CDT-11233月10日に発売された桑原志織の、デビュー・アルバム『桑原志織 ピアノ・リサイタル ブラームス・シューベルト・リスト〈ライヴ盤〉』(CDT-1123)が、しんぶん赤旗(3月16日発刊)の「NEWディスク」で紹介されました。

紙面では伊熊よし子氏から、「ブラームスは初期の作品らしいみずみずしさと素朴さを表現し、シューベルトは色彩感と歌心が豊かに描き出されている。リストの作品になると水を得た魚のようなのびやかさとエネルギーが一気に爆発。(中略)その熱量が一音一音から伝わってくる。」と評されました。

2025年3月10日新譜のご案内[クラシック/CD]

2025 年 3 月 5 日

CDT-1123カメラータの3月新譜(3月10日発売)は、『桑原志織 ピアノ・リサイタル ブラームス・シューベルト・リスト〈ライヴ盤〉』(CDT-1123)です。

待ち焦がれた桑原志織さんのCD第1弾!
しかも、2024年秋、杉並公会堂大ホールにおける歴史的名演のlive recordingである!
我々は彼女の奏でるブラームス、シューベルト、リストと共に、無限に広がる音楽の宇宙を旅し、豊饒な色彩、甘美な情感、劇的高揚感に包まれる。彼女の演奏には、常に音楽の真実の炎が燃え立ち、聞く物の魂を揺さぶらずにはおかない。
[藤巻暢子/ブックレットより]

2021年のルービンシュタイン国際ピアノコンクール、2019年のブゾーニ国際ピアノコンクールで日本人史上初の第2位を受賞。圧倒的パフォーマンスで世界を魅了し、国内外での活躍もめざましいピアニスト、桑原志織の待望のデビュー・アルバムです。

西村朗の最新盤が朝日新聞、『ぶらあぼ』、『モーストリー・クラシック』、『stereo』で紹介されました

2025 年 2 月 20 日

CMCD-283932月20日発刊の朝日新聞夕刊「For Your Collection」コーナーで、1月25日に発売された西村朗の新譜、かいかい/西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 20】』(CMCD-28393)が紹介されました。

紙面では鈴木淳史氏から、「まるで阿弥陀仏が来迎したようなゴージャスな響き。花が開くのがこれほどドラマティックとは。こんなギラギラした華やかさと神秘性を兼ね備えた曲を書いた人は他にない。(華開世界)」と評されました。

※朝日新聞デジタル会員に登録されている方は、こちらのページで記事全文をご覧になれます。

また同アルバムは、『ぶらあぼ』最新号(2025年3月号)の「New Release Selection」コーナーでも紹介され、江藤光紀氏から、「(遺作の「神秘的合一」は)断ち切るような一撃の後、蝋燭の火を吹き消すように管弦楽の息が入る。命が涸れるその寸前まで燃焼し続けた創造の記録だ。」と評されました。

※『ぶらあぼ』は配布版、およびぶらあぼ電子版にて無料で記事全文をご覧になれます。

【2月21日追記】
同アルバムが『モーストリー・クラシック』の最新刊(2025年4月号)、「モーストリー・ディスク・ジャーナル」コーナーでも紹介されました。

誌面では長木誠司氏から、「『胡蝶夢』には、結局迎えられなかった作曲者の70歳という年齢での夢表象が盛り込まれている。そして遺作となった『神秘的合一』。この短くも鮮烈な閃きを遺して西村は生涯を閉じた。」と評されました。

【2月26日追記】
同アルバムが『stereo』誌の最新刊(2025年3月号)の「ステレオディスク コレクション」で、「今月の優秀録音盤」に選出されました。

誌面では山之内正氏から、「トゥッティの爆発的音響エネルギー、独奏楽器の緊張の強さが際立つ鮮度の高い音をとらえた優秀録音。」と評されました。

西村朗の最新盤が『音楽の友』で紹介されました

2025 年 2 月 19 日

CMCD-28393『音楽の友』誌最新号(2025年3月号)にて、1月25日に発売された西村朗の新譜、かいかい/西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 20】』(CMCD-28393)が紹介されました。

誌面では満津岡信育氏から、「収録された作品はいずれも、ハーモニクスや微分音、急速なトレモロ、多様な旋法を織り込みつつ、神秘的かつ妖艶でありながら、目くるめく流れに富んだ世界が立ち現れる。(中略)多くの人に耳にしてほしいディスクである。」等と評されました。

2025年2月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2025 年 2 月 14 日

CMCD-99089〜90カメラータの3月新譜(2月25日発売)は、『池辺晋一郎:交響曲第11番「影を深くする忘却」』(CMCD-99089〜90)です。

2023年9月の『池辺晋一郎80歳バースデー・コンサート』を中心としたライヴ盤の登場です。プログラムは3部構成で、池辺晋一郎が半世紀以上に渡り生み出して来た様々な作品を披露。[無伴奏合唱]では、「相聞 I~III」を。[オペラ]では、1作目『死神』のアリアと10作目『高野聖』から。[管弦楽]では、ピアノ協奏曲 Iと、委嘱新作の11番目の交響曲が世界初演されました。ピアノ協奏曲 Iの初演音源(1967年)以外は、すべて当日のライヴ録音です。

八十路を迎えなお前進を続ける池辺作品の魅力満載の1枚です。

【訃報】クラリネッティスト ペーター・シュミードル氏

2025 年 2 月 4 日

ペーター・シュミードル2025年2月1日、世界的クラリネッティストのペーター・シュミードル氏が永眠されました。84歳でした。

シュミードル氏は1941年、チェコのオルミュッツ生まれ。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務めた祖父、父を持つ音楽一家で育ち、ウィーン国立音楽大学でルドルフ・イェッテルに、その後ボスコフスキーに師事しました。

1965年にウィーン国立歌劇場管弦楽団、1968年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第1クラリネット奏者として入団、1982年より第1首席奏者となり、2010年まで同団で活躍しました。ソリストとしても、ウィーン・フィル、パリ管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、NHK交響楽団などのオーケストラや、カラヤン、ベーム、バーンスタイン、プレヴィン、レヴァイン、ムーティ、小澤征爾らの指揮者と共演。室内楽においても新ウィーン八重奏団、ウィーン・リング・アンサンブル、ウィーン木管ゾリステンのメンバーとして活躍しました。

レコーディングでもドイツ・グラモフォン、デッカ、テラークなどのレーベルに多くの録音を残し、またザルツブルク功労金勲章(1984年)、オーストリア芸術名誉十字勲章(1991年)なども受章しました。

1967年からウィーン国立音楽大学で教鞭を執り、エルンスト・オッテンザマー、ヨハン・ヒンドラー、ノーベルト・トイブル、アンドレアス・ヴィーザーら数多くの門下生を輩出。日本においても、草津夏期国際アカデミー&フェスティヴァル、PMFなど数多くのマスター・クラスに講師として参加し、後進の育成に貢献しました。

弊社スタッフ一同、ここに慎んで哀悼の意を表し、安らかな眠りにつかれますよう、お祈り申し上げます。

ペーター・シュミードル ディスコグラフィー
ルードルフ大公:クラリネットのための作品集(CMCD-28339)
ブラームス、シューマン&ベルク:クラリネットのための作品集/カニーノ(CMCD-20049)
モーツァルト:「ケーゲルシュタット・トリオ」/遠山慶子&パイシュタイナー(CMCD-20022)
ブラームス:ホルン三重奏曲&クラリネット三重奏曲/ストランスキー、岡田博美(CMCD-28075)
ライヒャ:ホルン五重奏曲&クラリネット五重奏曲/ストランスキー&パノハSQ(CMCD-28024)
ベートーヴェン:「街の歌」/シピリ&岩崎洸(CMCD-20025)
シューベルト:八重奏曲/ウィーンSQ 他(CMCD-15051)
メモリー・オブ・ヴォルフガング・シュルツ/アンサンブル・ウィーン=ベルリン 他(CMCD-28289)
恋人のワルツ/ウィーン・ビーダーマイヤー・ゾリステン(CMCD-15093)

2025年1月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2025 年 1 月 10 日

CMCD-28393カメラータの2月新譜(1月25日発売)は、かいかい/西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 20】』(CMCD-28393)です。

2023年9月に急逝した西村朗が、逝去の約1か月前、自ら「最後のCD」としてタイトルと収録作品を記し、制作を託したこの管弦楽作品集は、近作3曲を収録。
「華開世界」(尾高賞受賞)は、NHK交響楽団の委嘱作品で2021年の初演を収録。
「胡蝶夢」は、西村が音楽監督を務めたいずみシンフォニエッタ大阪と、数々の委嘱作を初演してきた東京シンフォニエッタの共同委嘱作品で、西村自身も立ち会った2023年7月の大阪での初演を収録。
「神秘的合一」は、小菅優をソリストに迎えた2024年の初演を収録。パシフィックフィルハーモニア東京の委嘱作品で、西村朗の絶筆となりました。

植村理葉 ヴァイオリンリサイタル 2025 チケット販売開始のお知らせ

2024 年 12 月 28 日

植村理葉2025年5月15日(木)、東京文化会館 小ホールにて開催される「植村理葉 ヴァイオリンリサイタル 2025 〜「ロマンス」 モーツァルトと東欧の音楽を求めて〜」のチケット販売を開始いたします。

チケットは1月5日(日)より、弊社ホームページにて販売を開始いたします。電話での受付は翌1月6日(月)の10:00より開始いたします(03-5790-5560/平日10:00〜18:00)。
また、東京文化会館チケットサービスでも1月5日(日)から、イープラスでは1月21日(火)から取り扱いを開始いたします。

公演の詳細は公演情報のページをご覧ください。

植村理葉 ヴァイオリンリサイタル 2025 〜「ロマンス」 モーツァルトと東欧の音楽を求めて〜
■ピアノ:岡田博美
■公演日:2025年5月15日(木) 19:00開演(18:30開場)
■会場:東京文化会館 小ホール
■全席自由:一般 ¥5,000/学生 ¥3,500

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

年末年始の営業のお知らせ

2024 年 12 月 20 日

初日の出師走の候、ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、まことに勝手ながら、弊社は2024年12月28日(土)から2025年1月3日(金)年末年始休業とさせていただきます。
年末年始休業中に弊社ホームページにてご購入を受け付けました音楽ソフトやコンサートチケット等は、2025年1月6日(月)より順次発送いたします。
なお、積雪等の影響により、一部の地方では配送の遅延等が発生する場合がありますので、ご了承のほどをお願いいたします。

●弊社ホームページでのCDご購入受付
12月27日(金) 以降受付分 ⇒ 2025年1月6日(月)以降順次発送

●CDショップ様からの弊社へのオーダー受付
12月27日(金) 11:00まで受付分 ⇒ 12月28日(土)に出荷
12月27日(金) 11:00以降受付分 ⇒ 2025年1月6日(月)以降順次出荷

来年も変らぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。