‘アーティスト・作曲家’ カテゴリーのアーカイブ

【訃報】作曲家 湯浅譲二さん

2024 年 8 月 5 日 月曜日

湯浅譲二2024年7月21日、日本を代表する現代音楽作曲家の湯浅譲二さんが永眠されました。94歳でした。

湯浅さんは1929年福島県郡山市生まれ。独学で作曲を始め、慶応大学医学部在学中より音楽活動に興味を覚えるようになり、1950年代初頭に芸術家グループ〈実験工房〉に参加、作曲活動に専念しました。

以降、オーケストラ、室内楽、合唱、劇場用音楽インターメディア、電子音楽、コンピューター音楽、映画およびドラマの劇伴など、幅広い分野で活動、多数の作品を発表しました。

クーセヴィツキー音楽財団によるオーケストラ曲の委嘱をはじめ、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、ザールラント放送交響楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー交響楽団、カナダ・カウンシル、サントリー音楽財団など、国内外から多数の委嘱を受けるなど、国際的にも高い評価を得ました。

ベルリン映画祭審査特別賞(1961)イタリア賞(1966、67)、サン・マルコ金獅子賞(1967)、尾高賞(1972、88、97、2003、24)、日本芸術大賞(1973、83)、飛騨古川音楽大賞(1995)サントリー音楽賞(1996)、紫綬褒章(1997)、恩腸賞(1999)、日本芸術院賞(1999)、文化功労者受章(2014)など、数多くの賞を受賞。また、国内外の音楽祭などにゲスト作曲家、講師として参加。1981年より94年までカリフォルニア大学サン・ディエゴ校(UCSD)教授(後に名誉教授)、日本大学芸術学部大学院研究所教授、東京音楽大学客員教授など、音楽教育と研究の場でも活躍されました。

弊社スタッフ一同、ここに慎んで哀悼の意を表し、安らかな眠りにつかれますよう、お祈り申し上げます。

湯浅譲二 ディスコグラフィー
湯浅譲二:フルートの領域(CMCD-28100)
[礼楽/領域/相即相入 I&II/タームズ・オブ・テムポラル・ディテイリング/舞働 II]

民音現代作曲音楽祭’81(32CM-293)
[「シーンズ・フロム・バショウ」~芭蕉の句による音楽(1980)]

ピアノ・トランスフィギュレーション/高橋アキ(CMCD-15145〜6)
[内触覚的宇宙 II トランスフィギュレーション(1986)]

Japan Now/飯野明日香(CMCD-28349)
[内触覚的宇宙 II トランスフィギュレーション(1986)]

菊地悌子 十七絃箏の世界(CMCD-25042)
[箏歌、芭蕉五句〜箏と十七絃による(1978)]

NANAE/吉村七重(25CM-189)
[内触覚的宇宙 第3番 虚空(1990)]

吉村七重/箏歌・蕪村五句(CMCD-28167)
[箏歌・蕪村五句─二十絃箏と歌のために(2005/2008)]

クラリネット・ソリテュード~四戸世紀クラリネット・リサイタル(28CM-551)
[クラリネット・ソリテュード(1980)]

現代日本マンドリン・オーケストラ作品集 II/メトロポリタン・マンドリン・オーケストラ(CDT-1098)
[エレジイ・哀歌─マンドリン・オーケストラのための(2008)]

西川竜太の啓く現代合唱の世界(CMCD-28326)
[混声のためのプロジェクション(2015)]

曼珠沙華〜平山美智子 山田耕筰を歌う(CMCD-28317)
[おやすみなさい]

藍川由美の記事が読売新聞に掲載されました

2024 年 7 月 10 日 水曜日

CMDV-000027月10日発刊の読売新聞夕刊文化欄の「記者ノート」にて、藍川由美(ソプラノ)の記事が掲載されました。

伊福部昭に師事し、多くの楽曲を献呈された藍川由美。5月にカメラータからDVDブック『伊福部昭 ラスト インタヴュー(2003.5.14)/藍川由美 編』(CMDV-00002)をリリースし、翌6月にはYouTubeチャンネル「伊福部昭の音楽」を開設するなど、伊福部作品のために精力的な活動を続けていますが、今後も同チャンネルのために、新たに20曲ほどの作品を収録、来年にかけて公開する予定です。

※読売新聞オンライン会員に登録されている方は、以下のリンクから記事全文をご覧になれます。

■読売新聞:[記者ノート]「ゴジラ」の作曲家・伊福部昭の歌曲など 音楽家が演奏 動画公開

■藍川由美 YouTubeチャンネル:伊福部昭の音楽

タワレコ『Mikiki』『intoxicate』にてThe Shakuhachi 5のアルバムが紹介されました

2024 年 7 月 4 日 木曜日

intoxicateCMCD-28392タワーレコードの音楽ガイドネットメディア『Mikiki』、およびタワーレコードが発行するフリー・マガジン、『intoxicate(イントキシケイト)』最新号(vol.170/6月20日発行)にて、The Shakuhachi 5のファースト・アルバム『The Shakuhachi 5』(CMCD-28392)が紹介されました。
記事では小沼純一氏から、「5人の作曲家、5作品。(中略)尺八のさまざまな奏法が用いられ、音が交差、5管がいっせいにひびく迫力をサラウンドで堪能したい」と評されました。

『Mikiki』では記事の全文をご覧いただけます。
『intoxicate』のInstagramFacebookX(旧Twitter)の各アカウントも併せてご覧ください。

タワレコ『Mikiki』『intoxicate』にて西村朗=アルディッティSQのアルバムが紹介されました

2024 年 6 月 24 日 月曜日

CMCD-2836428CM-524タワーレコードの音楽ガイドネットメディア『Mikiki』、およびタワーレコードが発行するフリー・マガジン、『intoxicate(イントキシケイト)』最新号(vol.170/6月20日発行)にて、アルディッティ弦楽四重奏団アーヴィン・アルディッティ(第1ヴァイオリン)のインタヴュー、および西村朗のCDが掲載されました。

1990年、アルディッティSQはカザルスホール(東京)で西村朗の「弦楽四重奏のためのヘテロフォニー」(1975~87)を演奏。同曲は西村の初の弦楽四重奏曲であり、「ヘテロフォニー」の名を冠した最初の作品でもありました。そしてアルディッティSQの演奏を聴いた西村は多いに感銘を受け、カザルスホールの委嘱でアルディッティSQのために「弦楽四重奏曲 第2番〈光の波〉」(1992)を作曲しました。

そして2024年8月、サントリーホールにて開催される「サマーフェスティバル2024〈ザ・プロデューサー・シリーズ〉」に、アーヴィンは同シリーズのプロデューサーおよびアルディッティSQのメンバーとして出演。アーヴィンの60歳を祝し西村が作曲した「弦楽四重奏曲第5番『シェーシャ[聖蛇]』」(2013)が同シリーズの演目のひとつに加えられました。

『Mikiki』では、アーヴィン・アルディッティのインタヴュー全文をご覧いただけます。
『intoxicate』のInstagramFacebookX(旧Twitter)の各アカウントも併せてご覧ください。

The Shakuhachi 5のプロモーション動画が公開されました

2024 年 6 月 19 日 水曜日

The Shakuhachi 5The Shakuhachi 5今年3月、カメラータからファースト・アルバム『The Shakuhachi 5』(CMCD-28392)をリリースした新進気鋭の尺八奏者ユニット、The Shakuhachi 5。彼らのクラウドファンディング・プロジェクトの第2弾として計画されていたプロモーション動画が、The Shakuhachi 5のYouTubeチャンネルにて公開されました。

作品はファースト・アルバムにも収録された台信遼「Shape of Wind」(2021)。
写真・映像作家の高木真希による映像、そしてThe Shakuhachi 5による演奏で綴られるプロモーション動画は、曲名の通り“風”のイメージを感じさせるスタイリッシュな映像に仕上がっています。ぜひご覧ください。

藍川由美の記事が朝日新聞に掲載されました

2024 年 6 月 16 日 日曜日

CMDV-000026月13日発刊の朝日新聞夕刊にて、藍川由美(ソプラノ)の記事が掲載されました。

伊福部昭に師事し、多くの楽曲を献呈された藍川由美。伊福部の没後も研究や校訂、演奏等の活動を続け、作品が持つ意図を継承してきた藍川は、先月31日にDVDブック『伊福部昭 ラスト インタヴュー(2003.5.14)/藍川由美 編』(CMDV-00002)をリリースしました。また同日、藍川はルーテル市ヶ谷ホール(東京)にて「伊福部昭の音楽 vol.5」を開催。そして今月開設された藍川のYouTubeチャンネル「伊福部昭の音楽」にて、同演奏会で演奏された伊福部の「二つの性格舞曲」「摩周湖」「わがこひは」などのライヴ収録動画の配信を開始しました。

演奏活動、レコーディング、楽譜の校訂や動画配信などの多面的な活動により、今後も伊福部昭作品の本来の意図や演奏が正しく継承されていく事を藍川は望んでいるといいます。

※朝日新聞デジタル会員に登録されている方は、以下のリンクから記事全文をご覧になれます。

■朝日新聞:伊福部昭作品の真意を、後世へ 校訂行い動画発信、情報交換の場に

■藍川由美 YouTubeチャンネル:伊福部昭の音楽

【追悼】ウェルナー・ヒンク/井阪紘

2024 年 6 月 12 日 水曜日

ウェルナー・ヒンクウェルナー・ヒンクウェルナー・ヒンク

今年5月に他界されたヴァイオリニスト、ウェルナー・ヒンク氏と50年以上にわたり協業を続けてきた弊社代表取締役社長、およびレコード・プロデューサーの井阪紘からヒンク氏への追悼メッセージが、滞在中のウィーンより寄せられました。
弊社スタッフ一同、ウェルナー・ヒンク氏にあらためて哀悼の意を表し、メッセージを掲載いたします。

ウェルナー・ヒンクの死は、私たちにとって最も悲しい知らせだった
井阪紘
(カメラータ・トウキョウ 代表取締役社長/レコード・プロデューサー)

ウィーン弦楽四重奏団(1964)ウィーンには室内楽を楽しむ永い永い伝統があり、戦後でもアメリカ人の作った「ウェストミンスター」というレーベルに、バリリ四重奏団やウィーン・コンツェルトハウス四重奏団が数多くのレコーディングをしていて、日本人の多くの人が、そのレコードを愛聴してきた。
1960年代に入って、その活動に陰りが見えてきたときに、1964年にウェルナー・ヒンクたちが創った「ウィーン弦楽四重奏団」が、その伝統を継ぐようにスタートした。
コンツェルトハウス四重奏団の成した仕事で一番偉大だったと思えるのは、シューベルトの弦楽四重奏曲全集だった。この録音の初期の弦楽四重奏曲は、当時、正確なエディションが見つかっていなくて苦労したという話を、我々のレコーディング・セッションを見に来てくれたコンツェルトハウス四重奏団のチェリスト、フランツ・クヴァルダ本人から聞いた。

CMCD-99059ウィーン弦楽四重奏団とは、RCA時代に「死と乙女」「ロザムンデ」、最後のト長調の弦楽四重奏曲あたりまでは録音したが、残りの曲を録りたいと思っても、録音経費とレコードの売上が見合わないと、会議で論議されただけだった。シューベルトの弦楽四重奏曲全集は「カメラータ」というレーベルを立ち上げた最初に私が取り組む仕事だと思って始めた。
幸いにも、録音が磁気テープの録音から、デジタル録音に変わる時代で、日本ビクターのプロ録音用のレコーダーをアピールする必要があって、15kg以上もある重い実験機材をウィーンに持参することを許可して運搬の航空運賃も半分負担してくれることとなった。録音エンジニアもいない私は、ウィーン大学のトーン・マイスターの教授にレコーディングのエンジニアを依頼したのだが、録音初日に「行けない」と急に言われて、バウムガルテンというスタジオ付の名エンジニア、カミコフスキー氏のヘルプで、仕方なく自分でマイク・セッティングをして録ったのが、カメラータとヒンクたちの最初の共業、シューベルトの「死と乙女」の録音であった。
アナログ時代、30cmの磁気テープ録音では、38cm/secでテープを回しても、30分しか録音できない。1枚のレコーディングに20本のテープを使うのは通常であり、その時は現地で基本的なテープ編集をして、残したテープをコピーを録ってもらった上で船便で送る。そんな方法で仕事をしていたのを覚えている。

ヒンクたちとのシューベルトの弦楽四重奏曲全集は、このように最初期に行われたデジタル録音で、録音を終えウィーンから帰国する際には、収録したUマチックのテープをLP2枚分の録音でも10本から12本に収めて持ち帰れた。
こうして始まったヒンクたちと私とのシューベルトの弦楽四重奏曲の全曲録音は、4~5年かかって完成したが、すべてはシューベルトの創作に奉仕した音楽活動のつもりであった。

CMCD-99059そこから、ヒンクの柔らかく優しく弾くヴァイオリン演奏を、どう音楽に残していけるかを考え、最終的に遠山慶子さんとのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの録音に結びついた。2人のデュオでは最初にシューベルトのソナチネ全曲ベートーヴェンのソナタ「春」なども録っていたが、時間がかかってもウィーンのバウムガルテンにあるベーゼンドルファーのピアノを使って丁寧に1曲ずつ録ると決めて準備を始めた。
これは、ヴァイオリン・ソナタ選集としてセットにまとめて出すこともできたので、2人の仕事に感謝しているが、これも比類なく優れたヒンクの演奏に助けられている。

草津で行われている音楽アカデミー&フェスティヴァルの開催期間は、ザルツブルク音楽祭の真っ最中なので、1996年になるまでヒンクは参加を遠慮していたが、なんとか他のコンサートマスターと調整して行けるようにスケジュールを組むと宣言して、草津に来るようになり、特に美智子上皇后とは都合8回もそこで共演する栄誉をいただいている。それは上皇后様が、遠山慶子のパートナーであるヒンクに対して敬意を持たれていたこともあったと思う。

ウェルナー・ヒンクがウィーン・フィルのコンサートマスターを辞したのは2008年だったが、その年のニューイヤー・コンサートに、プレートルが指揮するにあたって第1コンサートマスターを引き受け、出演した公演は華やかで印象的だった。
2018年頃から急に音程等が確かでない状態になり、コロナの頃の2020年に入院して癌を発見。それでも快方に向かっていたが、この春に喉への転移が判明した。5月21日昼、やっと自宅に戻り、午後を家族と過ごし、その夜、眠るように亡くなった。

一緒に音楽にかかわって、家族同様に付き合って来ただけに、こんな素晴らしい音楽家を失って、私には言う言葉がない。

2024年6月11日 ウィーンにて

写真:(C) Wilfried Kazuki Hedenborg

【訃報】ヴァイオリニスト ウェルナー・ヒンク氏

2024 年 5 月 23 日 木曜日

ウェルナー・ヒンク2024年5月21日、世界的ヴァイオリニストのウェルナー・ヒンク氏がウィーンの自宅にて永眠されました。氏はかねてより病気療養中で、81歳でした。

ヒンク氏は1943年、ウィーン生まれ。ウィーン市立音楽院でヴァイオリンを専攻した後、ウィーン・アカデミーでフランツ・サモイル教授の教えを受け、62年に最優秀にて卒業。64年にウィーン・フィルの第1ヴァイオリン、68年に第1ヴァイオリン首席、74年にはコンサートマスターに就任しました。ウィーン・フィルに加入した64年にウィーン弦楽四重奏団を同オーケストラ・メンバーと結成。事実上コンツェルトハウス弦楽四重奏団の活動を引き継ぐ形でウィーン楽友協会等のコンサートに出演しました。

1973年よりレコーディング活動を開始し、RCA、カメラータに多数の名録音を発表。『シューベルト:「死と乙女」』では1982年度のレコード・アカデミー賞を受賞しました。

日本では30年以上にわたり、ピアニストの遠山慶子とレコーディングおよびコンサートで多数共演。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会、および『モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集』の全曲録音で2009年度 第51回毎日芸術賞を受賞しました。

後進の教育にも熱心で、1996年から2018年までの22年間にわたり、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに講師および演奏者として毎年参加。その温かい人柄と音楽性で多くの受講者たちを送り出しました。

弊社スタッフ一同、ここに慎んで哀悼の意を表し、安らかな眠りにつかれますよう、お祈り申し上げます。

ウェルナー・ヒンク ディスコグラフィー
シューベルト:「死と乙女」他/ウィーンSQ[紙ジャケ仕様](CMCD-99059)
シューベルト:「死と乙女」&「ロザムンデ」/ウィーンSQ(CMCD-15004)
シューベルト:弦楽五重奏曲&弦楽四重奏断章/ウィーンSQ&イーベラー(CMCD-15052)
シューベルト:室内楽全集 I (弦楽四重奏曲全集)/ウィーンSQ(CMCD-99012~7)
シューベルト:室内楽全集 II/ウィーンSQ(CMCD-99018~22)
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第17番「狩」、第15番&第8番/ウィーンSQ(CMCD-15006)
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第19番「不協和音」&第14番「春」/ウィーンSQ(CMCD-20071)
ハイドン:「皇帝」、ベートーヴェン:「ラズモフスキー第1番」/ウィーンSQ(CMCD-28278)
ハイドン:「五度」、「ひばり」&「セレナード」/ウィーンSQ(CMCD-15005)
ブラームス:弦楽四重奏曲 作品51-1&2/ウィーンSQ(CMCD-28153)
ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲 第12番「アメリカ」&第10番/ウィーンSQ(CMCD-20027)
ドヴォルジャーク:「糸杉」/ウィーンSQ(CMCD-15054)
ツェムリンスキー、べルク&ウェーベルン:弦楽四重奏のための作品集/ウィーンSQ(CMCD-18008)
ポップ・ヒッツ/ウィーンSQ(CMCD-15067)

モーツァルト:クラリネット協奏曲&クラリネット五重奏曲/ライスター(CMCD-15007)
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 他/ライスター&ウィーンSQ[紙ジャケ仕様](CMCD-99060)
クルーゼル:クラリネット四重奏曲/ライスター(25CM-333)

シューベルト:ピアノ五重奏曲 D.667 「ます」/スタンチュール&ウィーンSQ ほか(CMCD-28028)
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第1番&「ソナタ楽章」/スタンチュール,ヒンク&ドレシャル(CMCD-20080)
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第2番&「ノットゥルノ」/スタンチュール─ヒンク─ドレシャル(CMCD-15104)
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ/ヒンク&スタンチュール(CMCD-15105)
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番&ピアノ四重奏曲 第1番/スタンチュール、ヒンク、ドレシャル&オクセンホファー(CMCD-28146)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集/ヒンク&スタンチュール(CMCD-28056)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲「幽霊」&「大公」/スタンチュール、ヒンク、ドレシャル(CMCD-28242)
ミヒャエル・ハイドン&モーツァルト:6つのデュエット―ヴァイオリンとヴィオラのための/W.ヒンク&M.ヒンク(CMCD-20091~2)

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集(5枚組)/ヒンク&遠山慶子(CMCD-10003〜7)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集 I/ヒンク&遠山慶子(CMCD-25007)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集 II/ヒンク&遠山慶子(CMCD-28008)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集 III/ヒンク&遠山慶子(CMCD-28020)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集 IV/ヒンク&遠山慶子(CMCD-28114)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集 V/ヒンク&遠山慶子(CMCD-28187)
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番,第21番/遠山慶子(CMCD-20086)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲全集/遠山慶子&ウィーンSQメンバー(CMCD-20087)
モーツァルト:ピアノ作品集/遠山慶子(CMCD-28318)
モーツァルト:ディヴェルティメント 第17番/ヒンク&イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ(CMCD-28048)
シューベルト:ソナチネ全集/ヒンク&遠山慶子(CMCD-20026)
ベートーヴェン:「スプリング・ソナタ」/ヒンク&遠山慶子(25CM-147)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 II/ヒンク&遠山慶子(30CM-416)

田崎悦子の記事が『音楽の友』に掲載されました

2024 年 5 月 21 日 火曜日

田崎悦子『音楽の友』誌の最新号(2024年6月号)にて、6月2日に「田崎悦子 ピアノリサイタル – Joy of Musicシリーズ [第6回]Joy of Debussy(前奏曲集 第1巻・第2巻[全24曲])」の公演をひかえた田崎悦子のインタヴュー記事が掲載されました。

「ドビュッシーの音楽は本当にファンタスティック、そして恐ろしく官能的」とドビュッシーの魅力を語る田崎。2021年6月のバッハで始まり、ブラームス、シューベルト、バルトーク、そしてショパンと続いた「Joy of Musicシリーズ」のファイナルを締めくくるリサイタルに期待も高まります。

田崎悦子 ピアノリサイタル – Joy of Musicシリーズ [第6回]
Joy of Debussy(前奏曲集 第1巻・第2巻[全24曲])

■公演日:2024年6月2日(日) 14:00開演(13:30開場)
■会場:東京文化会館 小ホール
■全席自由:一般¥5,000/学生¥3,000(税込)
■出演:田崎悦子(ピアノ)
■プログラム:クロード・ドビュッシー:前奏曲集 第1巻・第2巻(全24曲)

【訃報】作曲家 篠原眞さん

2024 年 3 月 5 日 火曜日

篠原眞2024年3月3日、日本を代表する現代音楽作曲家の篠原眞さんが永眠されました。92歳でした。

篠原さんは1931年大阪市生まれ。東京藝術大学で池内友次郎、パリ国立高等音楽院でオリヴィエ・メシアン、ケルン国立音楽大学でベルント・アロイス・ツィンマーマン、ケルン市立音楽院でカールハインツ・シュトックハウゼンらに師事しました。

その後はパリ、ミュンヘン、ケルン、ベルリン、ローマ、ニューヨーク、モントリオールなどでの滞在を経て、オランダ・ユトレヒトのソノロジー研究所と日本を主な活動の拠点として作曲活動を続けました。作風は多岐にわたりますが、箏や尺八などの邦楽器を取り入れた作品や、電子音楽やテープ音楽などの前衛的な手法による作品を数多く発表しました。

弊社スタッフ一同、ここに慎んで哀悼の意を表し、安らかな眠りにつかれますよう、お祈り申し上げます。

篠原眞 ディスコグラフィー
コゥオペレーション/篠原眞 作品集(CMCD-50041)
電子音楽の領域/篠原眞 作品集 II(CMCD-50042)
菊地悌子 十七絃箏の世界(CMCD-25042)
リコーダー・ソロ名演集/クナイス(CMSE-136)