‘CD・DVD・BDソフト’ カテゴリーのアーカイブ

2025年6月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2025 年 6 月 17 日 火曜日

CMCD-28396カメラータの6月新譜(6月25日発売)は、『ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 作品44、97、121a/ヘーデンボルク・トリオ』(CMCD-28396)です。

ウィーンを拠点に活躍する、ザルツブルク生まれの三兄弟により2012年に結成され、来日公演でも好演を続け高い評価を受けてきたヘーデンボルク・トリオ。2017年にピアノ三重奏曲作品1で始動したベートーヴェンのピアノ・トリオ・シリーズも、いよいよ今回の第3弾で完結となります。
幾多の名演奏家が挑んできた名曲「大公」トリオ作品97と、「14の変奏曲」作品44、「カカドゥ変奏曲」作品121aに、新世代のトリオが清新な演奏を吹き込みます。

なお、ヘーデンボルク・トリオは本アルバムの発売に先立ち来日、東京、岐阜でコンサートを行います。
リサイタルの情報はそれぞれのリンクをご覧ください。

●6月18日(水) 19:00/紀尾井ホール(東京)
若手演奏家支援コンサートシリーズVol.3 ヘーデンボルク・トリオ コンサート

●6月20日(金) 19:00/サントリーホール ブルーローズ(東京)
サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 2025

●6月21日(土) 15:00/サラマンカホール(岐阜)
ヘーデンボルク・トリオ

●6月22日(日) 14:00/サントリーホール ブルーローズ(東京)
サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン CMGフィナーレ 2025

シェレンベルガーの最新盤が『レコード芸術ONLINE』準推薦盤に

2025 年 6 月 16 日 月曜日

CAMP-80234月30日に発売されたハンスイェルク・シェレンベルガーの最新盤、『テレマン:無伴奏オーボエのための12の幻想曲 TWV 40:26−37[原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバ]/シェレンベルガー』(CAMP-8023)が、『レコード芸術ONLINE』(2025年6月号)で【準推薦盤】に選出されました。

レヴューでは西村祐氏から、「本来弦楽器のための作品を管楽器で演奏する場合、高いブレス・コントロール能力が求められるが、シェレンベルガーの音楽作りにその制約はほとんど感じられない。(中略)管楽器特有の明快さや自然な息づかいが聴かれ、また表情の豊かさや音域によって音色が頻繁に移り変わるさまがテレマンの多様性を見事に映し出している。」等と評されました。

『レコード芸術ONLINE』は、月刊誌『レコード芸術』をベースに生まれた、クラシック音楽の各種メディアポータルサイトです。新譜月評等のすべての記事をご覧いただくには、有料会員(月会費1,100円・税別)へのご登録が必要です。
詳細は『レコード芸術ONLINE』の案内ページをご覧ください。

また同アルバムは、『バンドジャーナル』(2025年7月号)の「ディスクガイド」コーナーでも紹介され、西村祐氏から、「まるでオーボエ・ダモーレのように低く落ち着いた音色から立ちのぼる優雅かつ闊達な演奏は、高いブレスの技術を誇る名手シェレンベルガーでなければ不可能な境地である。」等と評されました。

桑原志織のデビュー盤が『レコード芸術ONLINE』推薦盤に

2025 年 6 月 16 日 月曜日

CDT-11233月10日に発売された桑原志織のデビュー盤、『桑原志織 ピアノ・リサイタル ブラームス・シューベルト・リスト〈ライヴ盤〉』(CDT-1123)が、『レコード芸術ONLINE』(2025年6月号)で【推薦盤】に選出されました。

レヴューでは飯田有抄氏から、「とてつもないリスト作品の録音が生み出された。(中略)筆者はこの公演に出席していないのだが、このアルバムを聴いて『なぜ行けなかったのだろう』と心の底から悔やまれた。(中略)おそらく彼女の見ている世界は『ピアノ音楽』の規模ではない。リストの描く壮大な物語、巨大な音楽的建造物を、リストに近い視点から見つめ、たまたま目の前にあるピアノで表現してみせている——そう思わせてくれる演奏なのだ。録音でそれを感じさせてくれるのだから、稀有な才能であることは間違いない。」等と評されました。

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オンエア情報:NHK-FM「名演奏ライブラリー/ウェルナー・ヒンク」

2025 年 5 月 19 日 月曜日

CMCD-20027CMCD-15005 height=CMCD-28114CMCD-15105CMCD-28371
2025年5月18日(日)、NHK-FMの「名演奏ライブラリー」にて、「ウィーンの名バイオリニスト ウェルナー・ヒンク」が放送されました。
ウィーン・フィルの第1ヴァイオリン首席やコンサートマスターを始め、室内楽やソロの分野でも世界的に活躍、2024年5月にその生涯を閉じた世界的ヴァイオリニスト、ウェルナー・ヒンク。番組では、音楽評論家・満津岡信育氏のナヴィゲートで、カメラータに残されたヒンクの音源を中心に紹介。名演奏とともに彼の生涯をふり返りました。

番組は明日5月20日(火)の16:00にも再放送され、パソコンおよびスマホアプリの「らじる★らじる」の聴き逃し配信でも5月25日(日)の10:55まで好評配信中です。ぜひお聴きください。

名演奏ライブラリー/ウィーンの名バイオリニスト ウェルナー・ヒンク

【放送日】
[初回]2025年5月18日(日) 9:00/NHK-FM
[再放送]2025年5月20日(火) 16:00/NHK-FM
[配信]らじる★らじる 聴き逃し配信[2025年5月25日(日)10:55まで]

【出演】
満津岡信育(ご案内)

※放送日や内容については、予告なく変更になることがございます。あしからずご了承ください。

2025年5月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2025 年 5 月 19 日 月曜日

CMCD-28395カメラータの6月新譜(5月25日発売)は、『道 フランス20、21世紀のピアノ作品/飯野明日香』(CMCD-28395)です。

2012年『一柳慧ピアノ作品集』を皮切りに、2014年『France Now』(レコード・アカデミー賞受賞)、2017年『Japan Now』、2020年『和の歌』(全曲委嘱新作)と、次々に意欲的なCDをリリースし非常に高い評価を得てきた飯野明日香
気鋭のピアニストが満を持して2025年にリリースする『道 LE CHEMIN』では、メシアン、ブーレーズから21世紀フランス作曲家たちのピアノ佳曲を飯野が選曲・演奏。魅力あふれるフランス現代音楽作品の道筋を鮮やかな演奏でたどります。

本CDリリースを記念し、5月21日(水)に東京文化会館小ホールにてリサイタルが開催されます。リサイタルの情報はこちらをご覧ください

2025年4月30日新譜のご案内[クラシック/CD]

2025 年 4 月 28 日 月曜日

CAMP-8023カメラータの5月新譜(4月30日発売)は、『テレマン:無伴奏オーボエのための12の幻想曲 TWV 40:26−37[原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバ]/シェレンベルガー』(CAMP-8023)です。

テレマンは、1730年代に12曲の幻想曲から成る独奏楽器による4つの作品集を作曲しています。楽器はそれぞれ、フルート、ヴァイオリン、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ。このうち、当時すでに時代遅れになりつつあったヴィオラ・ダ・ガンバのための幻想曲は、他の3つの楽器のための幻想曲とは対照的に、表舞台から姿を消してしまいました。
時を経て2000年頃、この幻想曲はレースブルク城の蔵書室で発見され、2015年に楽譜が出版されました。オーボエの名手ハンスイェルク・シェレンベルガーが、これに注目。原曲に寄り添いながらオーボエ用にトランスクリプションを行いました。
当アルバムでは、高度な作曲技法に裏打ちされ、演奏者に極めて高い技術を要求するこの12の幻想曲を、シェレンベルガー自身が見事に演奏しています。オーボエ・ソロの新たなマスターピースがここに誕生しました。
シェレンベルガー自身による解説と、その日本語訳も添付されております。

なお、2025年4月26日から6月21日まで、シェレンベルガーの来日公演が、東京、大阪、滋賀、名古屋、横浜、金沢、徳島で行われる予定です。

桑原志織の最新盤が『モーストリー・クラシック』で紹介されました

2025 年 4 月 21 日 月曜日

CDT-1123『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2025年6月号)、「モーストリー・ディスク・ジャーナル」コーナーにて、桑原志織のデビュー・アルバム、『桑原志織 ピアノ・リサイタル ブラームス・シューベルト・リスト〈ライヴ盤〉』(CDT-1123)が紹介されました。

同アルバムは伊熊よし子氏から、「(リストの3曲では)まさに水を得た魚のようなのびやかさとエネルギーが爆発し、リストの神髄に迫っていく。なんという深く強く熱いリスト愛だろうか。その熱量が聴き手の胸に迫り、心身が熱く燃え滾る思いを抱く。」と評されました。

池辺晋一郎の最新作が朝日新聞、しんぶん赤旗で紹介されました

2025 年 4 月 21 日 月曜日

CMCD-99089〜903月27日発刊の朝日新聞夕刊「For Your Collection」の「CD展望」コーナーで、池辺晋一郎の新譜、『池辺晋一郎:交響曲第11番「影を深くする忘却」』(CMCD-99089〜90)が紹介されました。

紙面では矢澤孝樹氏から、「池辺晋一郎の音楽は常に聴き手に語りかけ、時に挑発し、音のむこうのメッセージを伝えようとする。新作の交響曲第11番には、現代世界への警告がある。」と評されました。

※朝日新聞デジタル会員に登録されている方は、こちらのページで記事全文をご覧になれます。

まだ同アルバムは4月20日発刊のしんぶん赤旗の「NEWディスク」コーナーでも紹介され、吉井亜彦氏から「シンフォニストとしても確かな道を歩んでいる彼の新作交響曲は『影を深くする忘却』のタイトルをもつ。『忘却が、一刻一刻と、その影を深くしている。私たちの「幸福」とは何だろうか…』というモティーフが描き出されていく。」と評されました。

カメラータ・トウキョウの紹介記事が『モーストリー・クラシック』に掲載されました

2025 年 4 月 21 日 月曜日

CMCD-15024〜520CM-371~2 height=CMCD-28348CMCD-15105『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2025年6月号)、「レーベル探訪」にて、カメラータ・トウキョウの特集記事が掲載されました。

カメラータ・トウキョウは、日本ビクターでレコード・プロデューサーとして活動していた井阪紘が独立後の1975年に設立。「カメラータ・トウキョウは、井阪氏と『仲間』たちとの共同作業により日本の独立系レーベルの枠を超えた国際的活動を展開」(文:矢澤孝樹氏)し、ウィーン弦楽四重奏団ウェルナー・ヒンク(vn)、ペーター・シュミードル(cl)、カール=ハインツ・シュッツ(fl)といったウィーン・フィルの新旧の名手たち、そしてカール・ライスター(cl)やトーマス・インデアミューレ(ob)、クルト・アイヒホルン(cond)といった世界を代表するアーティストと協業を重ねてきました。
その一方で日本国内でも、高橋アキ(pf)、吉原すみれ(perc)、飯野明日香(pf)といった奏者、一柳慧池辺晋一郎西村朗ら日本を代表する作曲家たちの作品も継続的にリリースしてきました。

誌面では弊社の沿革と代表的なCDが紹介されました。

西村朗の最新盤が『レコード芸術ONLINE』推薦盤に

2025 年 3 月 25 日 火曜日

CMCD-283931月25日に発売された西村朗の最新盤、かいかい/西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 20】』(CMCD-28393)が、『レコード芸術ONLINE』(2025年3月号)で【推薦盤】に選出されました。

レヴューでは白石美雪氏から、「晩年とはいえ、60代終わりの日々である。西村らしい重厚な響きがたぎる。胸中に去来する想いがおびただしい数の音符にひしめいているようだ。」「21世紀になって西村の作品には一種の死生観が現れ始めたが、道元禅師の「華開世界起」から受けたイメージによるこの曲(華開世界)では、世界が華開し続けているというめくるめく感覚が余すところなく表現されている」「『神秘的合一』は絶筆となったピアノ協奏曲。パルスを刻む小菅優のクリアな響きが心身に刺さる感覚で鮮烈だ。」等と評されました。

『レコード芸術ONLINE』は、月刊誌『レコード芸術』をベースに生まれた、クラシック音楽の各種メディアポータルサイトです。新譜月評等のすべての記事をご覧いただくには、有料会員(月会費1,100円・税別)へのご登録が必要です。
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