‘CD・DVD・BDソフト’ カテゴリーのアーカイブ
2025 年 4 月 28 日 月曜日
カメラータの5月新譜(4月30日発売)は、『テレマン:無伴奏オーボエのための12の幻想曲 TWV 40:26−37[原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバ]/シェレンベルガー』(CAMP-8023)です。
テレマンは、1730年代に12曲の幻想曲から成る独奏楽器による4つの作品集を作曲しています。楽器はそれぞれ、フルート、ヴァイオリン、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ。このうち、当時すでに時代遅れになりつつあったヴィオラ・ダ・ガンバのための幻想曲は、他の3つの楽器のための幻想曲とは対照的に、表舞台から姿を消してしまいました。
時を経て2000年頃、この幻想曲はレースブルク城の蔵書室で発見され、2015年に楽譜が出版されました。オーボエの名手ハンスイェルク・シェレンベルガーが、これに注目。原曲に寄り添いながらオーボエ用にトランスクリプションを行いました。
当アルバムでは、高度な作曲技法に裏打ちされ、演奏者に極めて高い技術を要求するこの12の幻想曲を、シェレンベルガー自身が見事に演奏しています。オーボエ・ソロの新たなマスターピースがここに誕生しました。
シェレンベルガー自身による解説と、その日本語訳も添付されております。
なお、2025年4月26日から6月21日まで、シェレンベルガーの来日公演が、東京、大阪、滋賀、名古屋、横浜、金沢、徳島で行われる予定です。
タグ:CAMPANELLA MUSICA, カンパネラ・ムジカ, ハンスイェルク・シェレンベルガー
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2025 年 4 月 21 日 月曜日
3月27日発刊の朝日新聞夕刊「For Your Collection」の「CD展望」コーナーで、池辺晋一郎の新譜、『池辺晋一郎:交響曲第11番「影を深くする忘却」』(CMCD-99089〜90)が紹介されました。
紙面では矢澤孝樹氏から、「池辺晋一郎の音楽は常に聴き手に語りかけ、時に挑発し、音のむこうのメッセージを伝えようとする。新作の交響曲第11番には、現代世界への警告がある。」と評されました。
※朝日新聞デジタル会員に登録されている方は、こちらのページで記事全文をご覧になれます。
まだ同アルバムは4月20日発刊のしんぶん赤旗の「NEWディスク」コーナーでも紹介され、吉井亜彦氏から「シンフォニストとしても確かな道を歩んでいる彼の新作交響曲は『影を深くする忘却』のタイトルをもつ。『忘却が、一刻一刻と、その影を深くしている。私たちの「幸福」とは何だろうか…』というモティーフが描き出されていく。」と評されました。
タグ:しんぶん赤旗, 朝日新聞, 池辺晋一郎
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2025 年 4 月 21 日 月曜日



『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2025年6月号)、「レーベル探訪」にて、カメラータ・トウキョウの特集記事が掲載されました。
カメラータ・トウキョウは、日本ビクターでレコード・プロデューサーとして活動していた井阪紘が独立後の1975年に設立。「カメラータ・トウキョウは、井阪氏と『仲間』たちとの共同作業により日本の独立系レーベルの枠を超えた国際的活動を展開」(文:矢澤孝樹氏)し、ウィーン弦楽四重奏団やウェルナー・ヒンク(vn)、ペーター・シュミードル(cl)、カール=ハインツ・シュッツ(fl)といったウィーン・フィルの新旧の名手たち、そしてカール・ライスター(cl)やトーマス・インデアミューレ(ob)、クルト・アイヒホルン(cond)といった世界を代表するアーティストと協業を重ねてきました。
その一方で日本国内でも、高橋アキ(pf)、吉原すみれ(perc)、飯野明日香(pf)といった奏者、一柳慧、池辺晋一郎、西村朗ら日本を代表する作曲家たちの作品も継続的にリリースしてきました。
誌面では弊社の沿革と代表的なCDが紹介されました。
タグ:モーストリー・クラシック, 井阪紘
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