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2025 年 10 月 10 日 金曜日
8月25日に発売されたカール=ハインツ・シュッツの新譜、『シュッツ&鈴木大介 play シューベルト』(CMCD-28394)が、『レコード芸術ONLINE』(2025年10月号)で【準特選盤】に選出されました。
レヴューでは喜多尾道冬氏から、「『美しい水車小屋の娘』から5曲がフルート&ギター編曲で加わっている。これがすばらしい。「さすらい」は(中略)おっかなびっくりのおずおずとした旅のはじまりを印象づける。でも初々しい好奇心も失わず、こんな出だしもあり! と驚嘆する。「若者と小川」での息も絶え絶えな悲しみは心にしみ絶唱そのもの。シューベルトが『しぼめる花変奏曲』にフルートを当てた意図が理解される。シュッツ&鈴木大介の全曲録音を熱望する。」等と評されました。
また、舩木篤也氏からは、「シュッツは、故・ヴォルフガングシュルツに勝るとも劣らない柔らかな音色の持ち主。さらに機能性も具わっており、共演の弦楽奏者の特質も手伝ってか、(中略)より軽やかな室内楽になっている。鈴木のギターも機敏かつ繊細で、出過ぎず引き過ぎず、まことにバランスのよい協奏相手を演じている。」(四重奏曲 D. 96)等と評されました。
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2025 年 9 月 25 日 木曜日
8月25日に発売されたカール=ハインツ・シュッツの新譜、『シュッツ&鈴木大介 play シューベルト』(CMCD-28394)が、『モーストリー・クラシック』の最新刊(2025年11月号)、「新譜を聴く」コーナーで紹介されました。
誌面では伊熊よし子氏から、「シュッツのフルートは自由闊達でのびやか、鈴木大介のギターは緻密で明晰。シューベルトの歌心が詩的な対話となって展開。」と評されました。
また同アルバムは『stereo』誌の最新刊(2025年10月号)の「ステレオディスク コレクション」でも紹介されました。
誌面では石田善之氏から、「聴きどころはやはりシュッツの24金フルートの純度の高い、かつ柔らかい音色だろう。親しみのある旋律が声楽とは異なった味わいを聴かせてくれる。」と評され「特選盤」に、福田雅光氏からは、「調和した絶妙なバランスで収録されて素晴らしい。細部まで繊細に高SNの空間に冴えた旋律が組み合わさせられている。」と評され「今月の優秀録音盤」に選出されました。
【10月10日追記】
シュッツの同アルバムが、『音楽現代』誌の最新刊(2025年11月号)にて紹介されました。
誌面では茂木一衞氏から、「シュッツ、鈴木の編曲による歌曲では、フルートの透明感とギターの落ち着きが聴き手を、何かたまらなくなつかしいシューベルトの心のふるさとのような世界に『実に自然に』誘ってくれる」と評され、【推薦】に選出されました。
【10月14日追記】
シュッツの同アルバムが、『バンドジャーナル』誌の最新刊(2025年11月号)にて紹介されました。
誌面では柴田克彦氏から、「後半の鈴木編曲によるシューベルトの歌曲集はさらに聴きもの。ここはフルートとギターのデュオに合った巧みな選曲が何より素晴らしい。(中略)なかでも「音楽に寄す」の陰りある表現が秀逸。」と評されました。
タグ:Stereo, カール=ハインツ・シュッツ, タマーシュ・ヴァルガ, バンドジャーナル, モーストリー・クラシック, ロベルト・バウアーシュタッター, 鈴木大介, 音楽現代
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2025 年 8 月 18 日 月曜日
カメラータの9月新譜(8月25日発売)は、『シュッツ&鈴木大介 play シューベルト』(CMCD-28394)です。
現代フルート界を代表する名手、ウィーン・フィル首席のカール=ハインツ・シュッツ待望の新録音は、世界的ギター奏者・鈴木大介とのシューベルトを中心とした共演アルバム。
シューベルトの四重奏曲では、ロベルト・バウアーシュタッター(ヴィオラ)、タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)らウィーン・フィルの精鋭たちが集い、カステルヌオーヴォ=テデスコのソナチネでは、フルートとギターの掛け合いや名人芸が繰り広げられます。
シューベルト歌曲のシュッツと鈴木によるフルート&ギター編曲版での演奏は、シューベルトの心情を奏でるにふさわしい仕上がりに心奪われます。
世界的トップ・プレイヤーたちによる現代版「シューベルティアーデ」ともいうべきアルバムを、ぜひお楽しみください。
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2012 年 7 月 25 日 水曜日
カメラータの8月新譜(7月25日発売)4タイトルをご紹介いたします。
1枚目は『キング・オブ・クラリネット~カール・ライスターの軌跡』(CMCD-99071~2)です。今年で75歳を迎えた名クラリネット奏者、カール・ライスター。その記念盤として、30年以上にわたりカメラータから発売されたアルバムの中から、ライスターが自ら選曲したベスト盤がリリースされました。収録曲は、ロマン派の名曲から現代作品まで多岐に及び、タイトルどおり“キング・オブ・クラリネット”の活動の変遷を辿ることができます。往年の名演から円熟味を増した近年の録音まで、クラリネット奏者の教本ともいうべき必聴盤です。
2枚目は『ドゥセク:グランド・ソナタ(フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲)他/フォゥグ・浦田陽子、ダナイローヴァ 他』(CMCD-28262)です。ヨハン・ラディスラウス・ドゥセク(ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク)没後200年にあたり、ドゥセクのピアノを中心とした室内楽作品を収録しました。ピアノ四重奏曲は、ウィーン楽友協会提供の出版譜で録音が実現。これまでにフンメルやリースのピアノ五重奏曲を収録してきたフォゥグ・浦田陽子を中心に、ウィーン・フィルの女性コンサートマスター、アルベナ・ダナイローヴァ、ソロ・フルーティストのワルター・アウアー、ヴィオラには、オクセンホファーの愛弟子ロベルト・バウアーシュタッター、そしてコントラバスのイェルジ・デュバール、チェロのベルンハルト・直樹・ヘーデンボルクが集まり、ウィーン・フィル伝統の室内楽の醍醐味をたっぷりと聴かせます。
3枚目は『シューベルト:八重奏曲 D.803[ピリオド楽器使用]/アンサンブル・プリズマ・ウィーン』(CMCD-28276)です。アンサンブル・プリズマ・ウィーンは、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのメンバーであるトーマス・フェオドロフ(ヴァイオリン)を中心に結成された古楽器の小編成アンサンブルです。元ウィーン・フィルの首席フルート奏者ヴォルフガング・シュルツの娘ヴェロニカ・シュルツ、モザイク・クヮルテットのアニタ・ミッテラー等が弦楽器パートをしっかりと固め、さらにホルンにヨハネス・ヒンターホルツァー、クラリネットにゲオルク・リードル、ファゴットにファイト・ショルツ等一流の演奏家たちが揃った、まさに古楽器のスーパー・アンサンブルです。古楽器によるシューベルトの八重奏曲は、ふくよかで柔らかく、優雅な雰囲気をたたえた魅力的な名演。有名な軍隊行進曲も古楽器により味わい深い音色でお聴きいただけます。
4枚目は『奇蹟の歌 栗本尊子』(書籍付きCD)(CMBK-30001)です。栗本尊子(メゾ・ソプラノ)は1920(大正9)年生れ、現在92歳。1946年にオペラ『蝶々夫人』スズキ役でデビューし、日本オペラ界を牽引してきた歌手です。現役の歌手として、今もステージでその奇跡的な歌声を披露し続けています。栗本尊子の歌手人生は、まさに戦後日本の歩みと重なり合い、激動の時代を生き抜いてきました。
冊子(四六版サイズ/80ページ)には、92歳を迎えた栗本尊子が、みずからの歌手人生、今は亡き日本を代表する作曲家たち、往年の名歌手や映画スター、歌舞伎俳優等の出会いやエピソードを語ったインタビューが収められ、さらにCDには栗本尊子の美しい奇蹟の歌声が収められています。
先日(7月19日)には今回の書籍付きCDの発売記念として、銀座ヤマハホールにてリサイタルが開催されましたが、チケットはすべて売り切れとなり、満場のオーディエンスは衰えを知らぬ栗本尊子の歌声に魅了されました。「栗本尊子の声は、日本音楽界の奇蹟です!」(故・畑中良輔氏)と絶賛された“奇蹟の歌声”をぜひお聴きください。
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2012 年 4 月 24 日 火曜日
プロデュ―サ―からの報告です。ホームページのリニューアルに伴って、カメラータ・トウキョウが元気にレコーディングを継続しているニュースをお届けします。
まずは、少し遡って、今年に入ってからの主なレコーディングからご紹介します。
●古楽器によるシューベルト:八重奏曲/アンサンブル・プリズマ・ウィーン
2012年1月29,30日/ライディング(オーストリア)
【曲目】
フランツ・シューベルト:
八重奏曲 ヘ長調 D.803 作品166/軍隊行進曲 D.733 作品51(八重奏版)

フランツ・リストの生家の隣にできたコンサートホールが、ウィーンでも話題になっています。 (さらに…)
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