‘CD・DVD・BDソフト’ カテゴリーのアーカイブ

レコーディング・ニュース(2014年4月/ウィーン)

2014 年 4 月 9 日 水曜日

 森美加とギゼラ・マシャエキ=ベアによるジョリヴェのフルート全作品録音の試み
 
 ギゼラの師、ヴォルフガング・シュルツが昨年の3月28日に亡くなってから、1年が経ちます。弟子の中ではフォーグルマイヤーは師より1年前の2012年1月に亡くなっており、ギゼラはこうした師や先輩のためにフルート作品の中でも難曲として知られているジョリヴェの全作品(コンチェルトを除く)を永年のパートナーである森美加を伴ってレコーディングしようと決意し、その情熱に動かされて今回の収録となりました。ただし、フルート・ソロ、フルートとピアノのデュオを含めてジョリヴェのすべての作品を収録しても40数分にしかならないために、その組み合わせとして最近人気のあるジャン・フランセの作品を同時に2曲録音して1枚のアルバムとすることに決めました。
 ピアノはスタインウェイをいつものバウムガルテンに運び込み、4月5日から7日の3日間、集中して良い録音ができたと思っています。

録音曲目
アンドレ・ジョリヴェ:
ファンタジー・カプリス
フルート・ソナタ
リノスの歌
5つの呪文

ジャン・フランセ:
フルートとピアノのためのディヴェルティメント
無伴奏フルート組曲

2014年3月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2014 年 3 月 25 日 火曜日

 カメラータの4月新譜(3月25日発売)は3タイトルです。

 1タイトル目はCMCD-28301『日本の四季〜芳春/崎元 讓、美野春樹』(CMCD-28301)です。
 名ハーモニカ奏者、崎元 讓が盟友、美野春樹とともにおくる約25年ぶりとなる“日本のうた”名曲集です。美野春樹の編曲により新たな魅力がつまった四季を彩る名曲の数々に加え、四季それぞれに「芳春」「夏便り」「秋音」「雪明かり」と1曲ずつ書き下ろしを加えました。ハーモニカがうたう抒情あふれる郷愁のメロディー。世代を問わず愛されるアルバムです。

 2タイトル目はCMCD-28302『France Now/飯野明日香』(CMCD-28302)です。
 現代音楽の次代を担う新鋭ピアニストであり、今月18日に本アルバムのリリースを記念し開催されたコンサート、Le Parfum de Futur vol.13 「ふたつの響き」〜Forte-piano & Piano Modern “France Now”〜も好評をもって迎えられた飯野明日香のセカンド・アルバムです。本アルバムでは、現在もフランスを中心に活躍を続ける12人の作曲家によるピアノ・ソロ作品を収録。それぞれの作品がもつ12通りの個性、世界観が、フランスで学んできた飯野のピアノをとおして邂逅します。文字どおりフランス現代音楽の“今”がつまったアルバムです。

 3タイトル目はCMCD-99079〜80『〜宇宙の相を聴く〜“プラーナ”高橋 裕 室内楽作品集』(CMCD-99079〜80)です。
 松村禎三や黛 敏郎に師事し、寡作ながらも自身の世界観を反映した作品で高い評価を受け、指導者としても活躍する作曲家、高橋 裕。本アルバムには、カール・マリア・フォン・ウェーバー室内楽コンクールで第1位を受賞した弦楽四重奏曲をはじめとした室内楽の代表曲を収録。高橋の盟友、澤 和樹率いるSAWA QUARTETをはじめ、花田和加子(ヴァイオリン)、須田祥子阪本奈津子(ヴィオラ)、傳田正則(チェロ)、斎藤和志(フルート)、濱崎由紀(クラリネット)、蓼沼恵美子(ピアノ)ら日本が誇る名手たちが集結し、長い期間をかけて創作された難曲の数々を高度な技術で聴かせます。

『リスト:ピアノ三重奏曲集/C.カテーナ 他』が日本経済新聞で紹介されました

2014 年 3 月 10 日 月曜日

CMCD-28299 3月7日発刊の日本経済新聞夕刊で、2月25日発売の『リスト:ピアノ三重奏曲集/C.カテーナ、P.フランチェスキーニ、C.カサディ』(CMCD-28299)が紹介されました。

 「ピアノ曲集「巡礼の年」の中の傑作「オーベルマンの谷」の三重奏版「悲哀」が良い。伸びやかな弦の響きが、この曲の叙情性を引き立たせる。交響詩「オルフェウス」の三重奏版は友人サン=サーンスの編曲。ピアノにのせて弦の2人が、憧れに満ちた美しい旋律を静かに奏でる」と紹介いただいています。

 アルバムには録音が極めて少ないリストのピアノ三重奏曲に加え、チェロとピアノの演奏による小品を数々収録。リストの室内作品に光をあてるアルバムです。是非、お楽しみください。

2014年2月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2014 年 2 月 25 日 火曜日

 カメラータの3月新譜(2月25日発売)は2タイトルです。

 1タイトル目はCMCD-28300『リヒャルト・レスラー:チェロ・ソナタ 他/アレクサンダー・レスラー、カリーン・アダム、オトマール・ミュラー』(CMCD-28300)です。これまでにアルフレッド・グリュンフェルト、パウル・ユオン、そしてリヒャルト・レスラーと、知られざる作曲家に光をあててきた《最深!! だれも知らない? クラシック》シリーズの第3弾です。
 さまざまな作曲技法が生まれた20世紀初期にあって、ブラームスに象徴されるロマン派の影響を色濃く受けながらも、新たな和声感覚、そしてバロック的な対位法と結びつけることで発展を模索し、自身の世界を表現することを試みた知られざる作曲家、リヒャルト・レスラー。時代に翻弄され、忘れ去られた存在となった作曲家の名品を、レスラーの実の孫であるアレクサンダー・レスラー(ピアノ)、カリーン・アダム(ヴァイオリン)、オトマール・ミュラー(チェロ)のトリオが共感をこめて演奏しています。

 2タイトル目はCMCD-28299『リスト:ピアノ三重奏曲集/C.カテーナ、P.フランチェスキーニ、C.カサディ』(CMCD-28299)です。
 本アルバムは、録音が極めて少ないリストのピアノ三重奏曲3曲に加え、チェロとピアノの演奏による珠玉の小品の数々を収録。『悲哀』、『ハンガリー狂詩曲 第9番〈ペシュトの謝肉祭〉』はリスト自身による編曲。交響詩『オルフェウス』は親交のあったサン=サーンスの手によるもの。コスタンティーノ・カテーナ(ピアノ)が奏でる“ファツィオーリ F278”の美しい響きを、パオロ・フランチェスキーニ(ヴァイオリン)、クラウディオ・カサディ(チェロ)が好サポート。リストゆかりの地イタリアを中心に活躍する実力者たちによる、知られざるリストの室内楽の名品をお楽しみください。

ヘルマンの『J.S.バッハ:フランス組曲 第2集』が日本経済新聞で紹介されました

2014 年 2 月 24 日 月曜日

 2月21日発刊の日本経済新聞夕刊で、1月25日発売の『J.S.バッハ:フランス組曲 第2集/コルネリア・ヘルマン』(CMCD-25040)が紹介され、「第1集の演奏スタイルのまま、何より飾り気のない、澄んだピアノの音色が心に伝わってくる。幼いときからこの曲を弾いていたと語っていたが、彼女のバッハ演奏の到達点がここにある。次なるバッハ録音にも期待したいところだ。」と高評価をいただきました。

加納律子の『ルポフォン~新種のバス・オーボエの可能性に迫る』が朝日新聞で紹介されました

2014 年 2 月 12 日 水曜日

 2月10日発刊の朝日新聞夕刊「ユニークな楽器たち独奏の世界で花咲く」の記事では、音楽評論家の矢澤孝樹氏が、最近発売された、ユニークな独奏楽器の録音を6タイトル紹介されています。そこで、「加納律子は『ルポフォン~新種のバス・オーボエの可能性に迫る』でハイドンからヒンデミットまで、渋みのあるサクソフォンのような響きの世界を。」と紹介いただきました。
 記事は、「聴き手の感性を広げる6枚。実はそのほとんどが邦人演奏家もしくは日本の制作者による盤。日本人の創意と工夫に乾杯!」と締められています。
 2009年にドイツの古都で誕生した新たなるバス・オーボエ「ルポフォン」の魅力がつまったCDです。是非お楽しみください。

2014年1月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2014 年 1 月 25 日 土曜日

CMCD-25040 カメラータの2月新譜(1月25日発売)は『J.S.バッハ:フランス組曲 第2集/コルネリア・ヘルマン』(CMCD-25040)です。
 各方面から好評をもって迎えられたカメラータでのデビュー盤、『J.S.バッハ:フランス組曲 第1集』(CMCD-25038)から1年。コルネリア・ヘルマンによる待望のフランス組曲の続編が登場しました。今作は2013年の来日時に行われたセッション・レコーディングの音源化となります。名教師フェレンツ・ラドシュの薫陶を受け、1996年のバッハ国際コンクールでも最年少の19歳で最高位に輝いた経歴をもヘルマン。今作でも、自身の原点であり、愛してやまないバッハ作品と真摯に向き合い、気品あふれる演奏を披露します。

デュオ・アマルの記事がヤマハのホームページに掲載されました

2014 年 1 月 17 日 金曜日

音楽評論家の伊熊よし子氏が書かれた、デュオ・アマルの記事が、ヤマハのホームページに掲載されています。
「音楽に平和へのメッセージを託すデュオ・アマル」というタイトルで、デュオ結成のいきさつ、2人の演奏への信念、また12月25日に発売されたデビューアルバムについて等、紹介されています。

記事のURLはこちらです。どうぞ、ご覧下さい。
音楽ジャーナリスト&ライターの眼 「平和へのメッセージを託すデュオ・アマル」

「ルポフォン~新種のバス・オーボエの可能性に迫る~」と「Début/デュオ・アマル」が讀賣新聞にて紹介されました

2014 年 1 月 17 日 金曜日

2014年1月16日発刊の讀賣新聞夕刊に、12月25日発売の「ルポフォン~新種のバス・オーボエの可能性に迫る~/加納律子 他」CMCD-28296「Début/デュオ・アマル」CMCD-28297 が紹介されました。

「ルポフォン~新種のバス・オーボエの可能性に迫る~/加納律子 他」
21世紀に入ってからドイツで開発された新しい低音オーボエ、ルポフォン。きわものかと思いきや、これが実にいい音。加納律子の演奏でハイドンから現代音楽まで、軽快に駆け抜ける。

「Début/デュオ・アマル」
パレスチナとイスラエルの奏者による2人組はかなり息の合った演奏を聴かせてくれる。作曲者編のストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」は管弦楽版とはひと味異なる迫力がある。

と、高評価をいただきました。CDは好評発売中です。

一柳慧の記念演奏会と80歳記念CDが新聞・雑誌等で多数紹介されました

2014 年 1 月 14 日 火曜日

1月15日に東京文化会館で行われる作曲60周年と80歳を記念して開催される演奏会、『一柳慧 80th FESTA !』と、2013年12月25日発売のCD 、「一柳 慧:ピアノ協奏曲 『JAZZ』&『フィンランド』、マリンバ協奏曲」(CMCD-28285)が、『レコード芸術』2014年1月号、2013年12月24日発刊の讀賣新聞夕刊、2014年1月9日発刊の日本経済新聞夕刊にて、インタビューとともに紹介されました。
『レコード芸術』では、記念公演について、「これだけの実力派が自らレパートリー化した曲目を披露してくれるのだから、さぞかし聴き応えのある演奏会になるはずだ。」とご紹介をいただき、CDについては、収録曲目の作曲背景など、興味深い内容が綴られています。
『讀賣新聞』では、「ピアニストでもある私にとって、創作の基本にあるのはピアノ。西洋音楽の枠組みが地域や文化の違いを超えて、現代の様々な音楽のスタンダードになっていることを念頭に、自身を振り返ろうと考えた。」と、公演について語っています。
『日本経済新聞』では、演奏会について、「作曲生活は今年60周年を迎えた。これを記念して高橋悠治、アキ兄妹、篠﨑史子ら親しい音楽家が演奏会をひらく。『自分は本当に演奏家に恵まれている』。高橋アキは初期のピアノ作品を100回以上、取り上げてくれた。作曲家と演奏家二人三脚。その大事さをかみしめている」と、また、80歳記念CDに収録されている山下洋輔演奏のピアノ協奏曲第4番「ジャズ」について、「山下は最初は楽譜通り弾いていたが、だんだんアドリブが増えていった。無論、ジャズの即興性は作曲に織り込み済み。『協奏曲はまず演奏家ありき』と強調する。」と紹介されています。
演奏会情報、CD情報はこちらをご覧下さい。
作曲60周年記念演奏会 一柳慧 80th FESTA!
一柳 慧:ピアノ協奏曲「JAZZ」&「フィンランド」、マリンバ協奏曲