‘アーティスト・作曲家’ カテゴリーのアーカイブ

書籍『鎌倉ジャズ物語』にて松谷穣のアルバムが紹介されました

2022 年 10 月 27 日 木曜日

25CJ-5鎌倉ジャズ物語2022年10月7日に中央公論新社より刊行された『鎌倉ジャズ物語 ピアニスト・松谷穣が生きた進駐軍クラブと歌謡曲の時代』(筒井之隆 著)にて、インサイツ/カメラータより発売中のアルバム『春よりも若く/松谷穣』(25CJ-5)が紹介されました。

同書は、鎌倉の小さな米軍クラブ「リビエラ」からピアニスト・歌手として活動をスタートさせ、戦後のジャズ界で活躍した松谷穣の生涯に迫った書籍。ナンシー梅木、沢たまき、上野尊子ら名ジャズ・ヴォーカリストを育て、歌謡界では藤山一郎、淡谷のり子の伴奏、キャンディーズ、山口百恵らの歌唱指導まで、ジャズからポップスへと続く戦後音楽史とともに歩んできた松谷穣の姿が、数多くのエピソードとともに語られています。

その松谷は晩年の1992,93年、息子の松谷翠らと本アルバム、『春よりも若く』をレコーディングしましたが、アルバムが発売された翌年の1995年に85歳で他界。松谷の長年にわたる音楽キャリアにおいて最初で最後のアルバムとなりました。

「こんな味わいのあるジャズ・ヴォーカルを聴いたのは久し振りで、今回、このCDを世に送りだせることは僕のジャズ・プロデューサー生活の中でも最大の誇りだと思っている。何たって松谷さんの歌の中には人生がある。こんな『歌』は、世界中さがしたって、そうありゃしない」
[弊社プロデューサー:井阪紘/アルバムのライナー・ノーツより]

書籍『鎌倉ジャズ物語』とともに、アルバム『春よりも若く』もぜひお楽しみください。

ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク 写真展開催のお知らせ

2022 年 10 月 26 日 水曜日

ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク来たる11月、ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク(ヴァイオリン)の写真展が、ライカギャラリー東京およびライカギャラリー京都で同時開催されます。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を中心に、室内楽やソリストとしても活躍する和樹・ヘーデンボルクですが、近年は音楽家としての活動のかたわら、写真家としても独自の道を歩んでいます。
今回の写真展「Living Music & the never-ending pursuit of the ideal」では、和樹・ヘーデンボルクが捉えた名だたる音楽家たちの姿を、モノクロームのポートレート作品にて展覧。文字通り、理想を追求しながら音楽の世界を生きる和樹・ヘーデンボルクならではの距離感で切り撮る、音楽家たちのいきいきとした表情と躍動、その背景に息づくストーリーを体感していただけます。

写真展の詳細は以下をご覧ください。

ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク 写真展
「Living Music & the never-ending pursuit of the ideal」

ライカギャラリー東京
会期:2022年11月18日(金)〜2023年2月28日(火)[11:00〜19:00/月曜定休]
会場:東京都中央区銀座6-4-1 2F(ライカ銀座店 2F)
TEL:03-6215-7070
展示作品:14点

ライカギャラリー京都
会期:2022年11月19日(土)〜2023年2月28日(火)[11:00〜19:00/月曜定休]
会場:京都府京都市東山区祇園町南側570-120 2F(ライカ京都店 2F)
TEL:075-532-0320
展示作品:15点

また、同月25日には和樹・ヘーデンボルクの最新アルバム『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第4番、第5番「春」、第10番』がカメラータからリリースされます。森泰子(ピアノ)をパートナーに迎え、新たなベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集への一歩を踏み出す期待の1枚です。

【訃報】作曲家 一柳慧さん

2022 年 10 月 10 日 月曜日

一柳慧2022年10月7日、作曲家の一柳慧さんが永眠されました。89歳でした。

一柳さんは神戸に生まれ、高校時代に毎日音楽コンクール(現日本音楽コンクール)作曲部門で第1位入賞。作曲をジョン・ケージ、ピアノを原智恵子、B. ウェブスターら各氏に師事しました。19歳で渡米しジュリアード音楽院を卒業。ジョン・ケージと知己を得、偶然性や図形楽譜による音楽活動を展開しました。1961年に帰国。自作品並びに欧米の新しい作品の演奏と紹介で様々な分野に強い刺激を与えました。
作品はオペラ、交響曲をはじめとする管弦楽作品、室内楽、雅楽や声明を中心とした伝統音楽など幅広いジャンルの、音楽の空間性を追求した独自の作風による作品を次々と発表。最近では「ヴァイオリンと三味線のための二重協奏曲」を完成させるなど、精力的に作曲活動を続けてきました。
2015年には私費を投じて「一柳慧コンテンポラリー賞」を創設。芸術音楽を基軸に、優れた活動を行っている音楽家を表彰しました。
尾高賞、フランス芸術文化勲章、毎日芸術賞、京都音楽大賞、サントリー音楽賞、ジョン・ケージ賞、日本芸術院賞および恩賜賞ほか受賞多数。紫綬褒章、旭日小綬章受章。文化功労者にも選ばれ、2018年には文化勲章を受章。2000年より神奈川芸術文化財団の芸術総監督を務めました。

弊社スタッフ一同、ここに慎んで哀悼の意を表し、安らかな眠りにつかれますよう、お祈り申し上げます。

一柳慧 ディスコグラフィー
パガニーニ・パーソナル/一柳慧の宇宙 I(CMCD-50037)
星の輪/一柳慧の宇宙II(CMCD-50038)
〈一柳慧の宇宙 III〉一柳慧~1960’s&1990’s(CMCD-50039~40)
一柳慧:交響曲第8番「リヴェレーション 2011」[オーケストラ版]&交響曲第9番「ディアスポラ」(CMCD-28327)
一柳慧:交響曲 第8番―リヴェレーション2011 室内オーケストラ版(CMCD-28257)
一柳慧:ピアノ協奏曲「JAZZ」&「フィンランド」、マリンバ協奏曲(CMCD-28285)
一柳慧:弦楽四重奏曲集/フラックス弦楽四重奏団(CMCD-15157〜8)
一柳慧ピアノ作品集/飯野明日香(CMCD-28269)
ピアノ・ポエム〜一柳慧:ピアノ作品集/藤原亜美(CMCD-28377)
寺井結子プレイズ一柳慧邦楽作品集(CMCD-28382)

※その他の一柳作品収録アルバムはこちらをご覧ください。

【訃報】作曲家 野田暉行さん

2022 年 9 月 20 日 火曜日

野田暉行2022年9月18日、作曲家の野田暉行さんが永眠されました。享年82歳でした。

野田暉行さんは1940年、三重県津市生まれ。1959年に東京藝術大学に入学し、作曲を池内友次郎、矢代秋雄、島岡譲、指揮を渡辺暁雄ら各氏に師事。1967年大学院修了後、2007年まで藝大にて教授、副学長、理事等に就き、新実徳英氏、西村朗氏ら多くの後進を育てました。学外でも日本音楽コンクール委員長、全日本学生音楽コンクール委員長等を歴任しました。

手がけた作品はオペラ、交響曲協奏曲室内楽、邦楽、合唱曲等多岐にわたり、1997年には国立能楽堂にて能「高山右近」を初演しました。2000年には作曲家の会「21世紀音楽の会」を結成。代表および名誉顧問を務め、作曲家たちに交流や創作の機会をつくるために尽力しました。

弊社スタッフ一同、ここに慎んで哀悼の意を表し、安らかな眠りにつかれますよう、お祈り申し上げます。

野田暉行 ディスコグラフィー
野田暉行:交響曲 第1番(CMCD-50016)
ピアノ協奏曲(CMCD-50005)
「庭園にて」/野田暉行 作品集 II(30CM-344)
モノドラマ〜野田暉行 ピアノ作品集/岡田博美(pf)(CMCD-28016)

※その他の野田作品収録アルバムはこちらをご覧ください。

演奏会情報:松居直美 パイプオルガン・リサイタル

2022 年 9 月 20 日 火曜日

松居直美

6月30日にアルバム『J.S.バッハ:ノイマイスター・コラール集』(CMCD-15159〜60)をリリースし、同作で『レコード芸術』誌の【特選盤】にも選出された松居直美(オルガン)が、来たる11月26日(土)に盛岡市民文化ホールにてパイプオルガン・リサイタルを開催いたします。

本公演の会場となる盛岡市民文化ホール(小ホール)は、マルク・ガルニエ製のパイプオルガンを備え、同アルバムのレコーディングにも使用されました。アルバムと同じオルガン、同じホールにて、「ノイマイスター・コラール集」を始めとしたバッハの初期から晩年にわたるオルガン作品を鑑賞いただけるまたとない機会です。

チケットは盛岡市民文化ホールをはじめ、岩手県の各プレイガイドにて好評発売中です。
詳細は以下の公演情報ページをご覧ください。

《松居直美 パイプオルガン・リサイタル》
■公演日:2022年11月26日(土) 14:00開演(13:15開場)
■会場:盛岡市民文化ホール 小ホール
■全席指定:S席3,500円/A席2,500円/U-25チケット(S・A選択可)1,500円
■m-Friends料金:S席3,150円/A席2,250円(前売のみ/1会員2枚まで/U-25チケットは対象外)
■演目:J.S.バッハ:ノイマイスター・コラール集より
主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ BWV1092/おお、神の小羊、罪なくして BWV1095
ああ、主よ、哀れなる罪人われを BWV742/神はわが救い、助けにして慰め BWV1106
イエスよ、我が喜び BWV1105 ほか

■お問い合わせ・チケットご予約:盛岡市民文化ホール 019-621-5100
■主催:盛岡市文化振興事業団

オンエア情報:村松稔之「OTTAVA Fresca」

2022 年 5 月 16 日 月曜日

村松稔之5月18日(水)、カウンターテナーの村松稔之が、クラシック音楽専門インターネットラジオ「OTTAVA(オッターヴァ)」「OTTAVA Fresca」に生出演いたします。

番組では、5月31日に発売されるアルバム、『小さな空 武満徹ソング・ブック/村松稔之、高田ひろ子』(CMCD-28384)の紹介や、同アルバムの発売記念として翌6月1日に豊洲シビックセンターホールにて開催されるコンサート、『カウンターテナー 村松稔之 武満徹を歌う』(ピアノ:高田ひろ子)の情報になどについて、プレゼンターの本田聖嗣さんと語ります。

●OTTAVA Fresca
5月18日(水)午前11:00〜11:45

【出演】
村松稔之(カウンターテナー)/本田聖嗣(プレゼンター/ピアニスト)

【曲目】※予定
『小さな空 武満徹ソング・ブック/村松稔之、高田ひろ子』(CMCD-28384)より

※OTTAVAは平日1日30分のお試し聴取を実施中で、どなたでもお聴きいただけます。OTTAVAの有料会員になると24時間いつでもお聴きいただけます。詳しくはこちらをご覧ください。
※放送日や内容については、予告なく変更になることがございます。あしからずご了承ください。

田崎悦子のインタヴュー記事が読売新聞に掲載されました

2022 年 5 月 13 日 金曜日

田崎悦子ピアニストの田崎悦子が本日(5月13日付)の読売新聞夕刊のインタヴュー記事に登場。全3回のリサイタル・シリーズ「Joy of Music」の最後を締めくくる公演、「Joy of Schubert」への意欲を語りました。

インタヴューは「今年に入ってから急に決めた(田崎)」という今月3日に開催された「Joy of Schubert プラス」のエピソードからスタート。そして「Joy of Schubert」で弾かれるシューベルトの遺作ピアノ・ソナタについては、「『最後の3曲』はスケールが大きくて力強く、厳しい曲想の中にリズミカルでカラフルな転調の妙がある。すべてがたまらなくいとおしい」と語っています。

11月には「Joy of Music」20周年記念公演として「Joy of Bartók」を準備中の田崎。「今を生き、音楽を楽しむ(田崎)」と語る田崎のシューベルトをぜひご鑑賞ください。

田崎悦子 ピアノリサイタル – Joy of Music [第3回]Joy of Schubert
■公演日:6月5日(日) 13:30開演(13:00開場)
■会場:東京文化会館 小ホール
■全席自由:一般¥5,000/学生¥3,000(税込)
■チケット取り扱い:
カメラータ・トウキョウ 03-5790-5560
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
イープラス eplus.jp

オンエア情報:高橋アキ NHK-FM「現代の音楽」

2022 年 5 月 1 日 日曜日

高橋アキ
ピアニストの高橋アキが、NHK-FM「現代の音楽」の新シリーズ《演奏家に聞く》で、2週にわたってトークゲストとして出演します。
これまでの演奏の貴重な録音を聴きながら、進行役の作曲家の西村朗とのトークで、現代音楽作曲家との交流や曲にまつわる思い出などを語ります。

「らじる★らじる」聴き逃し配信もありますので、是非ご利用ください!

●現代の音楽 ▽演奏家に聞く 高橋アキ(1)
2022年5月1日(日)午前8:10〜9:00

【曲目】
武満徹:ピアニストのためのコロナ(1962)
高橋悠治:メタテーシス(1968)
松平頼暁:ピアニストのためのアルロトロピー(1970)
ジョン・ケージ:季節はずれのヴァレンタイン(1944)
モートン・フェルドマン:Piano Piece(フィリップ・ガストンのために)(1963)

●現代の音楽 ▽演奏家に聞く 高橋アキ(2)
2022年5月8日(日)午前8:10〜9:00

【曲目】
湯浅譲二:オン・ザ・キーボード(1972)
石井真木:ピアニストのためのアフォリスメン Ⅱ番
メシアン:音価と強度のモード
西村朗:星の鏡(1992)

【出演】
高橋アキ(ピアノ/ゲスト)/西村朗(司会)

※放送日や内容については、予告なく変更になることがございます。あしからずご了承ください。

村松稔之のインタヴューが「ぶらあぼ」で公開されました

2022 年 4 月 27 日 水曜日

村松稔之本日4月27日、『ぶらあぼONLINE』にて、カウンターテナー 村松稔之のインタヴューが公開が開始されました。

インタヴューは5月31日に発売されるアルバム、『小さな空 武満徹ソング・ブック/村松稔之、高田ひろ子』(CMCD-28384)と、翌6月1日に同アルバムの発売記念として開催されるコンサート、「カウンターテナー 村松稔之 武満徹を歌う」の話題を中心に展開。草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルでの高田ひろ子(ピアノ)との共演から、本アルバムが誕生するまでの様々なエピソード、武満作品への解釈や取り組み、そしてカウンターテナーの可能性など、興味深いインタヴューとなっています。ぜひご覧ください。

一柳慧の記事が読売新聞に掲載されました

2022 年 3 月 4 日 金曜日

CMCD-28382本日3月4日発刊の読売新聞夕刊 にて、作曲家 一柳慧のインタヴューが掲載されました。

インタヴューは昨年11月に発売された『寺井結子プレイズ一柳慧邦楽作品集』(CMCD-28382)を中心に展開。「あえて音符に記さない個所を作り、奏者の技巧ではなく、想像力によって音楽を完成させることをめざした(一柳)」同アルバムは、寺井結子中島裕康(箏)、平田紀子(三絃)、黒田鈴尊(尺八)ら若手奏者とのコラボレーションが完成への大きな力になったと一柳は語っています。

今年10月には、シルヴァン・カンブルラン指揮=読売日本交響楽団による「ヴァイオリンと三味線のための二重協奏曲」の初演を控えている一柳。彼の創作活動の“現在”をうかがえる記事となっています。