レコーディング・ニュース(2013年2月/ウィーン)

2013年2月4, 5, 7日/スタジオ・バウムガルテン(ウィーン)

森美加、ギゼラ・マシャエキ=ベア、ブルーノ・ワインマイスター

チェリストを入れ替えての新録音!

ブラームス:フルート三重奏曲 第1番,第2番(テオドール・キルヒナーによる弦楽六重奏曲 第1番&第2番 編曲版)

名曲中の名曲、ブラームスの2曲の弦楽六重奏曲。これを当時の作曲家でテオドール・キルヒナーがピアノ・トリオに編曲した版は、カメラータに「トリオ・ヴィエナルテ」が録音していて(CMCD-28115)、私の愛聴盤でいつも寝る前にこのCDを聴くと安眠できるという心休まる優しい音楽。
この編曲を何と、ギゼラがフルートで吹いてみたいと挑戦したのが今回の録音である。チェリストをウィーン・フィルのラファエル・フリーダーから、元ドレスデン・シュターツカペレのソロ・チェリストで、今は指揮者に転向を試みているブルーノ・ワインマイスター(Bruno Weinmeister)を迎えてこの新しいトリオの初録音となった。
原曲の六重奏曲のスコアを見ながら色々とアーティキュレーションやバランスを検討しながら録ったが、チェリストのブルーノは、さすが指揮者をめざしているだけに分析が鋭く、色々とアイデアも出て、残りの二人が振り回されている光景も時折。

基本的にはフルートのブレスが音楽の持続にどう影響するかが難しい問題で、テンポはヴァイオリンと比べると速目にならざるを得なかったが、面白いヴァージョンが完成したと思っている。
録音はスタジオ・バウムガルテンでピアノはスタインウェイを使用。

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