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ハイレゾ・オーディオ・ブルーレイディスク、リリース1ヶ月で連続受賞!

2013 年 2 月 19 日 火曜日

 昨年12月に第一弾3タイトルが発売され、大きな話題となっている「ハイレゾリューション・オーディオ・ブルーレイディスク」。雑誌等のレヴューではその高音質が絶賛され、さらに権威ある賞を続々受賞しています。

 まず、株式会社ステレオサウンドが主催する『第28回HiViグランプリ』では、「ブルーレイディスクによる高音質音楽専用パッケージの企画・提案に対して」、この度の高音質ブルーレイディスクを共同で開発・提案した「Promotion Goroup of Blu-ray Disc for High Resolution Audio」に『企画特別賞』が授与されました。
 受賞したグループは、株式会社カメラータ・トウキョウと株式会社クリプトン、メモリーテック株式会社、株式会社キュー・テックの4社が設立。高音質ブルーレイディスクの制作にあたっては、高音質音楽配信等でパートナーを組んでいるカメラータ・トウキョウとクリプトンが協力して音質の検証を重ね、メモリーテック、キュー・テックがマスタリング、オーサリングからプレスに至るすべて過程を徹底的に見直し、高音質のためにブラッシュアップして、「Next CD」とも言えるディスクを作り上げることができました。
 受賞の決め手は、「これまで配信(とごく一部のデータDVD-R等)でのみ供給されていたハイレゾ音源を万人のものに解放したこと」「パソコンとインターネットの知識と技量がないとハイレゾ配信を楽しめないが、CDと同じディスク形状、同じ操作性で192kHz/24ビット/WAVまでの圧倒的なハイレゾ音楽享受環境を実現したこと」が高く評価された、とのことでした。

CMBDM-80001 さらに、2月15日に発表となった『第5回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞』では、昨年12月リリースの弊社ブルーレイディスク第一弾となった『驚異のデュオ/ベルリン・フィルハーモニック・デュオ』(CMBDM-80001)が、『ベスト高音質賞・音楽部門(クラシック)』を受賞しました。
 同賞は、映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及団体「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン」が主催するもので、2012年に発売されたブルーレイソフトの中で、ブルーレイディスクの特長を最も生かした作品を表彰するアワードです。
 選評で語られた評価のポイントは、「ブルーレイの持つ高音質フォーマットとしての実力を最大限に発揮。ベルリン・フィル黄金時代のチェロとコントラバスの名手によるデュオの名演奏を鮮明に伝えている。音声フォーマットは、CDの音質を遥かに凌ぐリニアPCM 2ch 192kHz/24bit。2つの低弦の豊かな倍音を伴った心躍るハーモニーの至芸が、ブルーレイディスクでここまで聴けるのが嬉しい。ブルーレイは『映像無し、音だけの音楽メディア』としても圧倒的な魅力があることを天下に喧伝した功績は大きい。」とのことでした。また、審査委員長の麻倉怜士氏は、受賞全作品表彰後の総評の中でも、「ハイレゾリューション・オーディオ・ブルーレイディスク」を、今後のブルーレイディスクの方向性のひとつとして位置付けるなど、非常に高く評価されていました。

 発売後2ヶ月を前に相次ぐ受賞を果たしたハイレゾリューション・オーディオ・ブルーレイディスク。まだお聴きになっていない方は、ぜひ一度、演奏家の意図に限りなく近い高音質の音楽をご体験ください。

 次回ブルーレイ新譜は2月25日発売、ヴィヴァルディの『四季』(2012年新録音)です。どうぞお聴き逃しなく!