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田崎悦子の記事が『音楽の友』に掲載されました

2024 年 11 月 15 日 金曜日

田崎悦子『音楽の友』誌最新号(2024年11月号)の「Concert Reviews」に、今年6月2日に東京文化会館にて開催された「田崎悦子 ピアノリサイタル – Joy of Musicシリーズ [第6回]Joy of Debussy(前奏曲集 第1巻・第2巻[全24曲])」のレヴューが掲載されました。

レヴューでは上田弘子氏から、「(前奏曲集 第1巻の)第1曲目から妖艶な音色で、とはいえ確固たる芯のある音質。そのため空気感のあるそれぞれの曲が、温度と音色の濃度の差異のある、全く異なる風景のおもしろさ。まるで絵画展をゆっくりみて歩く心地よさ」、「音楽表現に必要なものだけで弾き示し、そして生まれでる音楽のみずみずしさと崇高さ。田崎はなんと恐ろしく魅力の深いピアニストなのだろう」と評されました。

藍川由美のインタヴューとDVD&CDが『音楽の友』で紹介されました

2024 年 10 月 21 日 月曜日

20CM-641~2 height=CMBK-30003CMBK-30006CMDV-00002『音楽の友』誌最新号(2024年11月号)の特集「伊福部昭の芸術」にて、藍川由美の特別インタヴュー、そして藍川由美のDVDブック『伊福部昭 ラスト インタヴュー(2003.5.14)/藍川由美 編』(CMDV-00002)、CDブック『古代からの声 伊福部昭の歌曲作品/藍川由美』(CMBK-30006)、『神楽歌と伊福部 昭〜いまヴェールをぬぐ伊福部昭の音楽/藍川由美』(CMBK-30003)、およびCD『伊福部昭:全歌曲/藍川由美』(20CM-641~2)が紹介されました。

インタヴューは、藍川が東京芸術大学大学院で日本の歌を体系だてて研究してゆく過程で伊福部昭に出会い、伊福部の自宅を訪問するエピソードから始まります。伊福部のいう“日本的”とは何を意味するのか。その問い対し、安易に手の内を明かさぬ伊福部との長年にわたる対話の中で、藍川は伊福部が作品にこめたいくつもの“仕掛け”を少しづつ見つけてゆく…という興味深いエピソードが語られています。

藍川由美のDVD&CDブックが『音楽の友』で紹介されました

2024 年 8 月 19 日 月曜日

CMBK-30006CMDV-00002『音楽の友』誌最新号(2024年9月号)の「『観る』クラシック/映像作品ガイド」にて、藍川由美のDVDブック『伊福部昭 ラスト インタヴュー(2003.5.14)/藍川由美 編』(CMDV-00002)、およびCDブック『古代からの声 伊福部昭の歌曲作品/藍川由美』(CMBK-30006)が紹介されました。

同DVDブックは山崎浩太郎氏から、「まもなく89歳(収録当時)になろうとする作曲家の表情や肉声は、親密な雰囲気で行われているものだけに貴重だ」
「(『アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌』では)藍川は収録2ヶ月前に入手したシントコを叩くことで、作曲家の意図に気づいたという。伊福部が指示した音は、蓋を鳴らしたり、金物を引っかくことなどで得られる。そのさまは録音よりも映像でこそ理解できるから、このDVDはありがたい」等と評されました。

田崎悦子の記事が『音楽の友』に掲載されました

2024 年 5 月 21 日 火曜日

田崎悦子『音楽の友』誌の最新号(2024年6月号)にて、6月2日に「田崎悦子 ピアノリサイタル – Joy of Musicシリーズ [第6回]Joy of Debussy(前奏曲集 第1巻・第2巻[全24曲])」の公演をひかえた田崎悦子のインタヴュー記事が掲載されました。

「ドビュッシーの音楽は本当にファンタスティック、そして恐ろしく官能的」とドビュッシーの魅力を語る田崎。2021年6月のバッハで始まり、ブラームス、シューベルト、バルトーク、そしてショパンと続いた「Joy of Musicシリーズ」のファイナルを締めくくるリサイタルに期待も高まります。

田崎悦子 ピアノリサイタル – Joy of Musicシリーズ [第6回]
Joy of Debussy(前奏曲集 第1巻・第2巻[全24曲])

■公演日:2024年6月2日(日) 14:00開演(13:30開場)
■会場:東京文化会館 小ホール
■全席自由:一般¥5,000/学生¥3,000(税込)
■出演:田崎悦子(ピアノ)
■プログラム:クロード・ドビュッシー:前奏曲集 第1巻・第2巻(全24曲)

金子仁美の新譜が『音楽の友』、朝日新聞で紹介されました

2024 年 1 月 18 日 木曜日

CMCD-2838612月25日に発売された金子仁美の新譜『Nの二乗(自然・数)〜金子仁美:管弦楽作品集』(CMCD-28386)が、『音楽の友』誌の最新(2024年2月)号、「今月のイチオシ!」コーナーで紹介されました。
誌面では満津岡信育氏から、「フィボナッチ数列を素材に『数』による方法を表現することによって音に息が吹き込まれ、その容赦ない響きが生み出す世界は、多くの人の耳を惹き付けることだろう」と評されました。

【1月19日追記】
また、同タイトルは同日発刊の朝日新聞夕刊「For Your Collection」コーナーでも紹介されました。
紙面では矢澤孝樹氏から、「轟然たる音響と繊細な感覚で世界をわしづかむ力技にねじり倒される」と評されました。

※朝日新聞デジタル会員に登録されている方は、こちらのページで記事全文をご覧になれます。

田崎悦子の記事が『音楽の友』『ムジカノーヴァ』に掲載されました

2023 年 10 月 19 日 木曜日

田崎悦子『音楽の友』誌の最新号(2023年11月号)および『ムジカノーヴァ』誌の最新号(2023年11月号)にて、11月25日に「Joy of Musicシリーズ[第5回]Joy of Chopin」の公演をひかえた田崎悦子のインタヴュー記事が掲載されました。

『音楽の友』では、ショパン弾きではなかった田崎がマズルカに没頭したきっかけや、今回のリサイタルに備えパデレフスキ版とミクリ版を徹底的に研究した事などが語られています。「やりたいと思ったことは今のうちにやっておきたい。絶対にマズルカを弾きたい」と語る田崎が、今回の全曲リサイタルに賭ける意気込みを感じさせます。

『ムジカノーヴァ』では、ショパンのマズルカの魅力のほか、海外での演奏活動で出会ったホルショフスキ、ゼルキン、カザルスら巨匠たちとの秘蔵エピソードや、それらの経験を生かして「Joy of Music」を創設したエピソードなどが語られています。

田崎悦子 ピアノリサイタル – Joy of Musicシリーズ [第5回]Joy of Chopin(マズルカ集)
■公演日:2023年11月5日(日) 14:00開演(13:30開場)
■会場:東京文化会館 小ホール
■全席自由:一般¥5,000/学生¥3,000(税込)
■出演:田崎悦子(ピアノ)
■プログラム:フレデリック・ショパン:マズルカ集(パデレフスキ版/作品番号の付されたマズルカ全曲)

田崎悦子の記事が『音楽の友』に掲載されました

2022 年 9 月 17 日 土曜日

田崎悦子『音楽の友』誌の最新号(2022年10月号)にて、11月6日に「Joy of Musicシリーズ[第4回]Joy of Bartók」の公演をひかえた田崎悦子のインタヴューと記事が掲載されました。

インタヴューは1960年、田崎が渡米し初めて弾いたヴァイオリン・ソナタ 第2番、日本でのデビュー・リサイタルで弾いた「戸外にて」など、バルトークまつわるエピソードからスタート。そして2002年に田崎が立ち上げ、今年で20周年を迎えるピアノ合宿「Joy of Music」についての話や、11月の公演で共演するパーカッションの柴原誠大場章裕、ヴァイオリンの城所素雅、小6から「Joy of Music」に参加してきた藤川天耀(ピアノ)らのコメントも掲載。

「ミステリアスさやドラマティックさ、悲しさ、歌、夕陽が沈むシーン……私がバルトークの音楽から感じているものをみなさんに知っていただきたい」と語る田崎。公演への期待も高まります。

田崎悦子 ピアノリサイタル – Joy of Musicシリーズ [第4回]Joy of Bartók
Piano Festival in 八ヶ岳 20周年記念コンサート

■公演日:11月6日(日) 14:00開演(13:30開場)
■会場:東京文化会館 小ホール
■全席自由:一般¥5,000/学生¥3,000(税込)
■出演:田崎悦子(ピアノ)/柴原誠(パーカッション)/大場章裕(パーカッション)/城所素雅(ヴァイオリン)/藤川天耀(ピアノ)

アイヒホルンが『音楽の友』ブルックナー没後125周年企画に登場

2020 年 11 月 19 日 木曜日

クルト・アイヒホルン11月18日発売の『音楽の友』誌(2020年12月号)の、アントン・ブルックナー没後125周年の企画および特別付録に、指揮者のクルト・アイヒホルンが取りあげられました。

「至高の世界を描いた12人のマエストロたち」の記事では、12人のマエストロのうちの1人として、『交響曲 第5番〈ノーヴァク校訂〉』(CMCD-15047〜8)、『交響曲 第8番(ノーヴァク1890年版)』(CMCD-20028)の2枚とともに紹介され、特別付録「Music Calendar 2021」にもアイヒホルンの写真が掲載されました。

クルト・アイヒホルンによるブルックナー:交響曲シリーズは現在も好評発売中です。この機会にぜひご覧ください。

ヘーデンボルク・トリオが『音楽の友』に登場!

2019 年 12 月 18 日 水曜日

ヘーデンボルク・トリオ本日(12月18日)発売の『音楽の友』誌(2020年1月号)にヘーデンボルク・トリオのインタヴューが掲載されました。

カメラータからのデビュー盤となった『ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 作品1』(CMCD-15143〜4)、今年11月に発売された第2弾『ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 作品70-1「幽霊」&70-2』(CMCD-28368)、そして現在進行中のレコーディングの話題を中心に、どのような解釈と演奏でベートーヴェンの作品に取り組んでいるのかをメンバーが語る興味深い記事となっています。

バウスフィールド、西村朗、日野妙果のアルバムが『レコード芸術』特選・準特選盤に

2018 年 9 月 20 日 木曜日

8月に発売されたCD、『ラフマニノフ:トロンボーン・ソナタ 作品19(原曲:チェロ・ソナタ)/バウスフィールド』(CMCD-28358)と『西村朗 四神/インデアミューレ&いずみシンフォニエッタ大阪【西村 朗 作品集 18】』(CMCD-28359)が、『レコード芸術』誌の最新刊(2018年10月号)で【特選盤】に、『夕映えの中に─シューベルト歌曲集/日野妙果』(CMCD-28360)が【準特選盤】に選出されました。

CMCD-28358『ラフマニノフ:トロンボーン・ソナタ 作品19』は、佐伯茂樹氏から「(バウスフィールドの多種多様な)技巧が音楽表現の必然として用いられている点は高く評価したい。レガートの美しさも含めて、トロンボーンという楽器の可能性を知ることができる1枚である」と評され、後藤洋氏からは「技術の完璧さと、他のどの楽器とも違うトロンボーンとしての音楽表現の徹底に唖然とするばかりで、オリジナルが何の楽器のための作品かはどうでもよくなってしまう」と評されました。

CMCD-28359『西村朗 四神』は、長木誠司氏から、「(四神は)西村ワールド炸裂というところだが、インデアミューレの巧みなアーティキュレーション、グリッサンドや微分音を用いた妖艶な音の揺れ、闊達なフィンガリング等々、類い稀な技術なくしてはありえなかった作品であろう」と評され、白石美雪氏からは「(〈リンカネイション〉の〈めざめ〉は)「新古今和歌集」からの2音を用いたソプラノの独唱が入り、歌詞の間はヴォカリーズでつなぐ。声はオーケストラの響きの上で、見事に輝かせている。太田真紀の明瞭な発音もあって、日本語が聴きとりやすい」と評されました。

CMCD-28360『夕映えの中に─シューベルト歌曲集』は、堀内修氏から「詞がとてもわかり易い。というより歌が歌われている詞の内容を届けようと歌われているので、どの歌もつい耳を傾け、放っておいたら相づちを打ったり首を振ったりしながら、聞き入ってしまいそうになる」と評され、城所孝吉氏からは「歌には独特の暖かみと親近感が溢れている。(中略)歌い込んできた経緯がはっきりと分かり、『自分の歌』になっているところが素晴らしい。(中略)全21曲を聴き続けることは、筆者にとっても喜びだった」と評されました