カメラータの3月新譜(2月28日発売)は3タイトルです。
1タイトル目は『ピアノ・ポエム〜一柳慧:ピアノ作品集/藤原亜美』(CMCD-28377)です。
作曲家・
一柳慧自身の選曲により、「ピアノ・メディア」(1972)から「ピアノ・ポエム」(2003)に至る30余年に作曲されたピアノ作品を収録。
ピアニストの技術的限界に迫る難曲から、詩の朗読のような表現の問題に焦点をあてた作品まで、さまざまなタイプの楽曲が、藤原亜美により深い理解と共感をもって演奏されています。
作曲家の絶大な信頼を得た名ピアニストによる、現代の銘品をお聴きください。
2タイトル目は『21世紀音楽の会作品集 II[室内楽作品集]』(CDT-1114)です。
『形や風評にとらわれることなく自由の原点から真に心に残る音楽を』をモットーに、2000年、野田暉行代表(現在は名誉顧問)と17名の作曲家により結成された「21世紀音楽の会」。創設20年を機に、会員の作品演奏を収録したCDの制作がスタートしました。2019年にリリースされた第1弾に次ぐ、今回の『作品集 II』には、現在24名を数える会員作曲家の中から、ベテランから中堅までの5人の作品を収録。2013年から2019年までの演奏でお聴きください。
3タイトル目は『フルート・ソナタの旅/ザビエル・ラック』(CMCD-28379)です。
数々の世界的オーケストラの首席奏者として活躍、神戸女学院大学音楽学部で後進の指導にもあたるフルートの名手ザビエル・ラックのCDアルバム第3弾。
C.P.E.バッハの無伴奏からラウタヴァーラのギターとの二重奏まで、ラック自らが選んだ「フルート・ソナタ」5作品を、才能あふれる共演者たちと収録。心を動かす新たな名演が誕生しました。
ブックレットには、ラックの執筆による充実した作品解説も掲載しています。