カメラータの9月新譜(8月31日発売)は2タイトルです。
1タイトル目は『マデルナ:甘い夢〜20世紀のフルート音楽/カール=ハインツ・シュッツ』(CMCD-28366)です。
「シュッツは、どの作品でも彼の持つ暖かい音色を失うことなく、雄弁に聴かせてくれる。彼の手によって、難解と思われていた現代音楽が、愛すべきクラシック音楽のレパートリーになったと言っても過言ではないだろう」──佐伯茂樹(CDブックレットより)
ウィーン・フィル首席奏者でソリストとしても活躍するカール=ハインツ・シュッツが、20世紀のフルート名作を収録。実演では現代曲も積極的に採り上げ各方面で高く評価されている彼が、ブルーノ・カニーノ、高橋アキなど共演者にも名手たちを得て、現代の銘品を鮮やかに描き出します。
2タイトル目は『ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲/遠山慶子、ドビュッシーを弾く』(CMCD-25045)です。
2019年に40周年を迎えた草津夏期国際アカデミー&フェスティヴァル(通称・草津音楽祭)に、講師、演奏家として計り知れない貢献と名演を積み重ねてきたピアニスト、遠山慶子。記憶に深く刻まれた数々の公演の中からドビュッシー作品の演奏を採り上げ、1985年(第6回)の「チェロ・ソナタ」での巨匠ピエール・フルニエとの共演、1993年(第14回)の「幻想曲」日本初演、そして2018年(第39回)のソロ作品をお届けいたします。
草津音楽祭の40周年を祝う特別リリースです。