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桑原志織の最新盤が『モーストリー・クラシック』で紹介されました

2025 年 4 月 21 日 月曜日

CDT-1123『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2025年6月号)、「モーストリー・ディスク・ジャーナル」コーナーにて、桑原志織のデビュー・アルバム、『桑原志織 ピアノ・リサイタル ブラームス・シューベルト・リスト〈ライヴ盤〉』(CDT-1123)が紹介されました。

同アルバムは伊熊よし子氏から、「(リストの3曲では)まさに水を得た魚のようなのびやかさとエネルギーが爆発し、リストの神髄に迫っていく。なんという深く強く熱いリスト愛だろうか。その熱量が聴き手の胸に迫り、心身が熱く燃え滾る思いを抱く。」と評されました。

カメラータ・トウキョウの紹介記事が『モーストリー・クラシック』に掲載されました

2025 年 4 月 21 日 月曜日

CMCD-15024〜520CM-371~2 height=CMCD-28348CMCD-15105『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2025年6月号)、「レーベル探訪」にて、カメラータ・トウキョウの特集記事が掲載されました。

カメラータ・トウキョウは、日本ビクターでレコード・プロデューサーとして活動していた井阪紘が独立後の1975年に設立。「カメラータ・トウキョウは、井阪氏と『仲間』たちとの共同作業により日本の独立系レーベルの枠を超えた国際的活動を展開」(文:矢澤孝樹氏)し、ウィーン弦楽四重奏団ウェルナー・ヒンク(vn)、ペーター・シュミードル(cl)、カール=ハインツ・シュッツ(fl)といったウィーン・フィルの新旧の名手たち、そしてカール・ライスター(cl)やトーマス・インデアミューレ(ob)、クルト・アイヒホルン(cond)といった世界を代表するアーティストと協業を重ねてきました。
その一方で日本国内でも、高橋アキ(pf)、吉原すみれ(perc)、飯野明日香(pf)といった奏者、一柳慧池辺晋一郎西村朗ら日本を代表する作曲家たちの作品も継続的にリリースしてきました。

誌面では弊社の沿革と代表的なCDが紹介されました。

西村朗の最新盤が朝日新聞、『ぶらあぼ』、『モーストリー・クラシック』、『stereo』で紹介されました

2025 年 2 月 20 日 木曜日

CMCD-283932月20日発刊の朝日新聞夕刊「For Your Collection」コーナーで、1月25日に発売された西村朗の新譜、かいかい/西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 20】』(CMCD-28393)が紹介されました。

紙面では鈴木淳史氏から、「まるで阿弥陀仏が来迎したようなゴージャスな響き。花が開くのがこれほどドラマティックとは。こんなギラギラした華やかさと神秘性を兼ね備えた曲を書いた人は他にない。(華開世界)」と評されました。

※朝日新聞デジタル会員に登録されている方は、こちらのページで記事全文をご覧になれます。

また同アルバムは、『ぶらあぼ』最新号(2025年3月号)の「New Release Selection」コーナーでも紹介され、江藤光紀氏から、「(遺作の「神秘的合一」は)断ち切るような一撃の後、蝋燭の火を吹き消すように管弦楽の息が入る。命が涸れるその寸前まで燃焼し続けた創造の記録だ。」と評されました。

※『ぶらあぼ』は配布版、およびぶらあぼ電子版にて無料で記事全文をご覧になれます。

【2月21日追記】
同アルバムが『モーストリー・クラシック』の最新刊(2025年4月号)、「モーストリー・ディスク・ジャーナル」コーナーでも紹介されました。

誌面では長木誠司氏から、「『胡蝶夢』には、結局迎えられなかった作曲者の70歳という年齢での夢表象が盛り込まれている。そして遺作となった『神秘的合一』。この短くも鮮烈な閃きを遺して西村は生涯を閉じた。」と評されました。

【2月26日追記】
同アルバムが『stereo』誌の最新刊(2025年3月号)の「ステレオディスク コレクション」で、「今月の優秀録音盤」に選出されました。

誌面では山之内正氏から、「トゥッティの爆発的音響エネルギー、独奏楽器の緊張の強さが際立つ鮮度の高い音をとらえた優秀録音。」と評されました。

藍川由美の最新DVDブックが『モーストリー・クラシック』で紹介されました

2024 年 7 月 24 日 水曜日

CMDV-00002『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2024年9月号)にて、DVDブック『伊福部昭 ラスト インタヴュー(2003.5.14)/藍川由美 編』(CMDV-00002)が紹介されました。

同アルバムは長木誠司氏から、「札幌時代から晩年の創作に至るまでの何気ない談話が普段着の作曲家によって行われているのが貴重だろう。(中略)アイヌの楽器シントコを叩きながら歌う藍川の姿は見物だ。伊福部家の系図などを含む解説書も貴重」と評されました。

ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルクと森 泰子のアルバムが『モーストリー・クラシック』で紹介されました

2023 年 1 月 21 日 土曜日

CMCD-28383昨年11月に発売された『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第4番、第5番「春」、第10番/ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク、森 泰子』(CMCD-28383)が、『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2023年3月号)で紹介されました。

同アルバムは伊熊よし子氏から、「凛とした初々しいピアノにまろやかで特有の温かみを纏うヴァイオリンの調べが乗り、聴き手をウィーンへといざなう。とりわけ《春》が、ふたりのみずみずしいデュオによく合い、聴き手を幸せな気分にさせてくれる」と高く評価されました。

松居直美の最新盤が『レコード芸術』特選盤に

2022 年 8 月 23 日 火曜日

CMCD-15159〜606月30日に発売された『J.S.バッハ:ノイマイスター・コラール集/松居直美』(CMCD-15159〜60)が、『レコード芸術』誌の最新刊(2022年9月号)で【特選盤】に選出されました。

誌面では那須田務氏から、「松居はブクステフーデのオルガン作品集や若い頃のバッハが影響を受けた北ドイツ楽派などのディスクをリリースし、作品に対する知的で誠実なアプローチで知られるヴェテランだ。(中略)個々の楽曲に真剣に取り組み、丁寧に弾き込んでいる点は評価されるし、彼女の楽曲解説も有益」と評され、草野次郎氏からは、「(松居は)オルガン作品としての音色・音量・テンポ等の多彩なコントラストを与えつつ、36曲が緩慢にならないよう弾き続けている。(中略)すべて数分の小曲だが松居の真摯な演奏が若きバッハの逞しい創造性を再現している」と評されました。

同アルバムは『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2022年10月号)でも紹介され、佐藤康太氏から、「松居はアーティキュレーションで音楽の流れを明確にしつつ、しっかりとコラール旋律を聴きとらせる。決して派手ではないがとても丁寧で、真摯に作品と向きあったことがよく分かる佳演」と評されました。

カテーナのアルバムが『モーストリー・クラシック』『Stereo』で紹介されました

2022 年 8 月 22 日 月曜日

CMCD-15161〜27月31日に発売された『シューマン:謝肉祭、幻想小曲集、クライスレリアーナ、幻想曲/コスタンティーノ・カテーナ』(CMCD-15161〜2)が、『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2022年10月号)で紹介されました。

同アルバムは伊熊よし子氏から、「コスタンティーノ・カテーナの特徴である楽譜を深く読み込み、作品の内奥に踏み込み、率直な表現と解釈で美しく歌うピアノはいずれの作品でも健在。とりわけ『幻想曲』ではシューマンの文学的でロマン溢れる曲調がリアルに表現され心に響く」と評されました。

また、同アルバムは『Stereo』誌最新刊(2022年9月号)の「今月の特選盤」、「今月の話題盤」コーナーでも取りあげられ、「特にファツィオーリは純度が高く、透明な中低域の音色が素晴らしい」(石田善之氏)、「1枚目はスタインウェイ、2枚目はファツィオリだが、いずれもカテーナの明晰な音とロマンティックな情感を湛えた表現が新鮮で魅力的である」(浅里公三氏)等と評されました。

『モーストリー・クラシック』でヴァシャヘーリのアルバムが紹介されました

2021 年 8 月 20 日 金曜日

CMCD-250467月31日に発売された『ゲオルク・ヴァシャヘーリ/バルトーク・リサイタル』(CMCD-25046)が、『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2021年10月号)で紹介されました。

誌面では伊熊よし子氏から、「ここにはバルトークから教えを受けた弟子ならではの作品への共感と熱意、作曲家の意図が凝縮し、聴き手の心を引き付ける。バルトークの神髄を知る演奏である。」等と評されました。

『レコード芸術』で高橋アキの最新盤が紹介されました

2021 年 7 月 20 日 火曜日

CMCD-99087先月30日に発売された高橋アキの最新盤、『高橋アキ プレイズ ケージ×フェルドマン via サティ』(CMCD-99087)が、『レコード芸術』誌の最新刊(2021年8月号)、「先取り! 最新盤レヴュー」のページで取り上げられました。

誌面では松平敬氏から、「本盤の嬉しいところはケージの原曲も併録されていて、トリオ編曲版と聞き比べができること。それだけではない。この原曲の演奏そのものがとても素晴らしいのだ。(中略)これは、長年ケージ、サティの両者を演奏し続けてきた高橋だからこそ到達し得た境地と言えるだろう。」(チープ・イミテーション)、「高橋のゆったりとした演奏も、この作品の謎めいた性格を際立たせる。本アルバムのラストに相応しい気の利いた選曲だ。」(エリック・サティのための小石の全面、そして)等と評されました。

同アルバムは『モーストリー・クラシック』誌(2021年9月号)でも取りあげられ、「(ケージ版とフェルドマンのトリオ版《チープ・イミテーション》を弾きわける)高橋アキの演奏は情に一切溺れずに豊かな音の感受性が達成できることの具体的な証左。」(長木誠司氏)と評されました。

一柳慧/藤原亜美の最新盤が『レコード芸術』特選盤に

2021 年 3 月 20 日 土曜日

CMCD-28377 2月に発売されたアルバム『ピアノ・ポエム〜一柳慧:ピアノ作品集/藤原亜美』(CMCD-28377)が、『レコード芸術』誌の最新刊(2021年4月号)で【特選盤】に選出されました。

誌面では長木誠司氏から、「初期作品の衝撃的な時代を踏まえて、次の段階に移ったあとのこの作曲家(一柳慧)の足跡が主要なピアノ作品を通じて俯瞰できる」と評され、白石美雪氏からは、「きめ細かく弾き分けられる弱音の美しさは格別だ(ピアノ・メディア/タイム・シークエンス)」「作曲家が自作を彼女(藤原亜美)に託した思いがよくわかった(限りなき湧水/ピアノ・ポエム)」と評されました。

同アルバムは「優秀録音」コーナーでも取り上げられ、峰尾昌男氏から「ここに収録された演奏は一柳慧の音楽の求めている音と演奏をまっすぐに表出している。文字通り正確な録音である」と評されました。

同アルバムは『モーストリー・クラシック』誌(2021年5月号)でも取りあげられ、「ミニマリズムを機械と人間の関係性として受容し、その後テクノロジーからエコロジーへの転換、さらに9.11、3.11以降のメッセージ的創作への階梯の途中まで(中略)、一柳の創作史をもっとも身近な楽器ピアノが解き明かす」(長木誠司氏)と評されました。

また、同アルバムは3月18日発刊の朝日新聞夕刊、「for your Collection」コーナーでも推薦盤として紹介され、片山杜秀氏から「瞬間的な音色の濃淡よりも、変幻自在な線と緩急無限な速度の音楽だ。そんな一柳の形と動きを藤原が鷲掴みにする」と評されました。