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『レコード芸術』『Stereo』でヴァシャヘーリのアルバムが紹介されました

2021 年 9 月 17 日 金曜日

CMCD-250467月31日に発売された『ゲオルク・ヴァシャヘーリ/バルトーク・リサイタル』(CMCD-25046)が、『レコード芸術』誌最新刊(2021年10月号)の再発売盤レヴューコーナーで紹介されました。

レヴューでは柴田龍一氏から、「彼がバルトーク特有のリズム感に体質的な親近感を高度に示していることは、注目に値する聴きどころであり、作曲者直伝のリアリティが聴き手をしびれさせる。そうした妙味は、リズミックなパッセージで特に顕著に発揮されている。」と評され、推薦盤に選出されました。

同アルバムは「モダン・サウンド・プロダクツ」コーナーでも試聴盤として選出され、「とても興味深い演奏。リズムも面白いし、テンポもルバートしていくところの表情の付け方がとてもユニーク。」(吉井亜彦氏)、「単にリズムの際立たせ方が個性的というのではなく、音楽としての躍動感がある。」(山之内正氏)と評されました。

また同アルバムは『Stereo』誌最新刊(2021年10月号)の「今月の優秀録音盤」でも取りあげられ、福田雅光氏から、「1曲目を聴くと重厚にして活動力のある旋律に引きつけられた。いかにもバルトークらしい記憶の回路に伝わり、その音の内容がコントラストのしっかりした明確な力で大変解像力に優れ、SN比も高いことに興味を持つ。(中略)アナログ全盛時代の優秀録音が復活。」と、オーディオ的な観点からも評価されました。

『モーストリー・クラシック』でヴァシャヘーリのアルバムが紹介されました

2021 年 8 月 20 日 金曜日

CMCD-250467月31日に発売された『ゲオルク・ヴァシャヘーリ/バルトーク・リサイタル』(CMCD-25046)が、『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2021年10月号)で紹介されました。

誌面では伊熊よし子氏から、「ここにはバルトークから教えを受けた弟子ならではの作品への共感と熱意、作曲家の意図が凝縮し、聴き手の心を引き付ける。バルトークの神髄を知る演奏である。」等と評されました。

2021年7月31日新譜のご案内[クラシック/CD]

2021 年 7 月 31 日 土曜日

CMCD-25046カメラータの8月新譜(7月31日発売)は『ゲオルク・ヴァシャヘーリ/バルトーク・リサイタル』(CMCD-25046)です。

ハンガリー生まれの名ピアニスト、ゲオルク・ヴァシャヘーリが1978年に日本で収録し、自主制作LPとして1986年にリリースされた幻の名盤が、ついに初めてCD化されました。

12歳でバルトークに師事、ヨーロッパを中心に活躍する中、W. ケンプの推薦で日本でも指導にあたったヴァシャヘーリによる、師直伝のバルトーク作品集です。

ブックレットにはヴァシャヘーリ自身が記したバルトークの思い出、秋山邦晴による解説も収録。彼の弟子の1人で録音時にも尽力した高橋アキが記した文章や当時の写真も貴重な記録となっています。

『レコード芸術』誌で「じつに味のある、そして説得力のある演奏(中略)これほどヒューマンなバルトークを聴かせるピアニストは、そうざらにはいない」と武田明倫氏に絶賛された名演奏をお楽しみください。