8月25日発刊の日本経済新聞夕刊の「ディスクレビュー」コーナーで、池辺晋一郎の最新アルバム、『「さんごじゅの花」/池辺晋一郎 室内楽作品集 III』(CMCD-28374)が紹介されました。
紙面では、「かなしみと情熱が同居するギター独奏曲(『ギターは耐え,そして希望しつづける』)など、名手たちの演奏が独特の世界に引き込む。(『さんごじゅの花』は)小林沙羅の朗らかな歌声が爽やかな後味を残す。」と高く評価されました。
8月25日発刊の日本経済新聞夕刊の「ディスクレビュー」コーナーで、池辺晋一郎の最新アルバム、『「さんごじゅの花」/池辺晋一郎 室内楽作品集 III』(CMCD-28374)が紹介されました。
紙面では、「かなしみと情熱が同居するギター独奏曲(『ギターは耐え,そして希望しつづける』)など、名手たちの演奏が独特の世界に引き込む。(『さんごじゅの花』は)小林沙羅の朗らかな歌声が爽やかな後味を残す。」と高く評価されました。
8月20日発刊の読売新聞夕刊の「サウンズBOX」コーナーで、池辺晋一郎の最新アルバム、『「さんごじゅの花」/池辺晋一郎 室内楽作品集 III』(CMCD-28374)が紹介されました。
紙面では、「どの作品にも『音楽』たることをやめずに、その可能性を信じる池辺の信念に貫かれていることが、高品質の演奏から伝わってくる。中学時代に作った標題曲で締めくくられるのも乙だ。」と高く評価されました。
同アルバムは同じく8月20日発刊の朝日新聞夕刊、「for your Collection」コーナーでも紹介され、「『この風の彼方ヘ』は、私たちがこれから辿るであろう時代を先取りして聴かせるかのようなインパクトがある。」と評されました。
カメラータの8月新譜(7月31日発売)は『「さんごじゅの花」/池辺晋一郎 室内楽作品集 III』(CMCD-28374)です。
池辺晋一郎の室内楽作品集第3弾は、池辺の出身地・水戸の水戸芸術館で2020年2月に行われた作品個展『池辺晋一郎の肖像』のライヴ録音を中心に編まれたアルバムです。水戸芸術館委嘱作品・世界初演のフルートとクラリネットのための「ストラータXIII」(2019)やクラリネット五重奏曲「クインクバランスII」(2017)などの近作を含む器楽・室内楽作品6曲のほか、中学生時代の歌曲作品「さんごじゅの花」、2018年のオーケストラ作品「この風の彼方ヘ」も収録。卓越した演奏家たちによる秀演をお楽しみください。
今月31日に発売される池辺晋一郎の室内楽作品集第3弾、『「さんごじゅの花」/池辺晋一郎 室内楽作品集 III』(CMCD-28374)が『レコード芸術』誌の最新刊(2020年8月号)、「先取り! 最新盤レヴュー」のページで取り上げられました。
誌面では松平敬氏から、「2分とかからないチャーミングなこの作品は、15歳の少年が作曲したとはにわかに信じられない均整のとれた音楽」(さんごじゅの花)、「2つの楽器の音域の交錯、リズムの関係性など、アンサンブルのありかたを徹底的に吟味することよって、制約の多い状況から愉悦に満ちた音楽が生まれている」(ストラータXIII)、「池辺は、相手がオーケストラであっても、素材を限定し、作曲上の焦点をクリアに合わせる」(この風の彼方ヘ)等と評されました。
今年2月、池辺の出身地・水戸の水戸芸術館コンサートホールATMで行われた作品個展『池辺晋一郎の肖像』のライヴ録音を中心に編まれた最新盤で、池辺晋一郎の“今”をお楽しみください。
カメラータの6月新譜(6月10日発売)は2タイトルです。
1タイトル目は『池辺晋一郎:交響曲第10番「次の時代のために」&小交響曲ほか』(CMCD-28348)です。
地球が、自然と人為双方の視座で抜き差しならない状況にある今、「『次の時代』というキイワードが脳裏に住まない日は、一日もない」(池辺晋一郎/2016年1月、交響曲第10番初演時プログラムより)。
交響曲第9番の作曲から2年、東日本大震災への想いに深く関わる池辺晋一郎の一連の交響曲シリーズに新たな1作、第10番「次の時代のために」(第65回尾高賞受賞作品)が加わりました。当アルバムには、「次の時代…」を標題に刻んだ2011年以降作曲の三部作を中心に、全5曲が収録されています。
2タイトル目は『Japan Now/飯野明日香』(CMCD-28349)です。
2014年度レコード・アカデミー賞(現代曲部門)受賞の前作『France Now』から3年、飯野明日香の待望の3rdアルバムは、日本の現役作曲家7人の作品を収録した、その名も「JAPAN NOW」。
鋭い感性と豊かな音楽性で、日本発の現代ピアノ作品の「今」を鮮やかに聴かせます。
なお、飯野明日香の本アルバムの発売を記念し、来たる6月25日(日)に東京文化会館にて「Parfum du Futur vol.17 JAPAN NOW/飯野明日香 CD発売記念コンサート」を行います。演奏会の詳細およびチケット等の情報は弊社のコンサートのページをご覧ください。
10月16日発刊の読売新聞夕刊で、『池辺晋一郎:交響曲第8番&9番、ピアノ協奏曲第3番』(CMCD-99083〜4)が紹介されました。
(前略)東日本大震災後の状況を反映し、二つの交響曲は「祈り」と「再生」がテーマ。二人の独唱者を迎えた「第9番」は、傷ついた自然と真摯に向き合った力作だ。
と紹介され、注目盤に選ばれました。
10月6日発刊の朝日新聞夕刊で、『池辺晋一郎:交響曲第8番&第9番、ピアノ協奏曲第3番』(CMCD-99083〜4)が紹介されました。
「『第9』が素晴らしい。2人の独唱者と大管弦楽による大作。が、大言壮語のかけらもない。(中略)戦後民主主義的精神の成熟の果実。」と、音楽評論家の片山杜秀氏に高評価をいただきました。
カメラータの10月新譜(9月25日発売)は2タイトルです。
1タイトル目は『池辺晋一郎:交響曲第8番&第9番、ピアノ協奏曲第3番』(CMCD-99083〜4)です。
1980年代初頭から、「社会」と「個」をテーマに社会的メッセージ性の強い作品を発表してきた池辺晋一郎。『この探求の行方が、あの「東日本大震災」(3・11)で断ち切られた』。『大自然と対峙する時、「個」も「社会」もほとんど無力だ。なのに人間は今、この星を征服したかのような驕りで麻痺しているのではないか。このことに関する思考を交響曲のテーマとしなければ……』。こうして「大自然と人間」という新たな視座もと、池辺が70歳を迎えた2013年に、交響曲第8番、第9番、そしてピアノ協奏曲第3番が誕生しました。舘野泉(ピアノ)、幸田浩子(ソプラノ)、宮本益光(バリトン)らの充実したソリスト陣を迎え、これら3作品の世界初演をライヴ収録した池辺晋一郎の現在を伝える記念碑的アルバム、待望のリリースです。
2タイトル目は『アンドレ・ジョリヴェ:フルート作品集/ギゼラ・マシャエキ=ベア、森美加』(CMCD-28312)です。
(ジョリヴェの作品は)西洋音楽の潮流に囚われないスタイルが特徴で、原始的でどこかエスニックな雰囲気が漂うものが多い。フルートのための作品も例外ではなく、彼が執着した呪文や魔術などをテーマにした霊感溢れる作風で書かれている。フルートという楽器は、洋の東西を問わず、昔から幽霊を連想させる存在として扱われてきた歴史があるので、ジョリヴェはその神秘的で聖なる響きを作品で利用しようとしたに違いない。[佐伯茂樹/曲目解説より]
故ヴォルフガング・シュルツを師としウィーンを中心に活躍するギゼラ・マシャエキ=ベア(フルート)と、これまでもトリオやデュオでパートナーを務めてきた森美加(ピアノ)が、息のあった完璧なテクニックでジョリヴェの世界をお届けします。表情豊かで楽しいフランセの「ディヴェルティメント」も併せてお楽しみください。