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演奏会情報:松居直美 パイプオルガン・リサイタル

2022 年 9 月 20 日 火曜日

松居直美

6月30日にアルバム『J.S.バッハ:ノイマイスター・コラール集』(CMCD-15159〜60)をリリースし、同作で『レコード芸術』誌の【特選盤】にも選出された松居直美(オルガン)が、来たる11月26日(土)に盛岡市民文化ホールにてパイプオルガン・リサイタルを開催いたします。

本公演の会場となる盛岡市民文化ホール(小ホール)は、マルク・ガルニエ製のパイプオルガンを備え、同アルバムのレコーディングにも使用されました。アルバムと同じオルガン、同じホールにて、「ノイマイスター・コラール集」を始めとしたバッハの初期から晩年にわたるオルガン作品を鑑賞いただけるまたとない機会です。

チケットは盛岡市民文化ホールをはじめ、岩手県の各プレイガイドにて好評発売中です。
詳細は以下の公演情報ページをご覧ください。

《松居直美 パイプオルガン・リサイタル》
■公演日:2022年11月26日(土) 14:00開演(13:15開場)
■会場:盛岡市民文化ホール 小ホール
■全席指定:S席3,500円/A席2,500円/U-25チケット(S・A選択可)1,500円
■m-Friends料金:S席3,150円/A席2,250円(前売のみ/1会員2枚まで/U-25チケットは対象外)
■演目:J.S.バッハ:ノイマイスター・コラール集より
主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ BWV1092/おお、神の小羊、罪なくして BWV1095
ああ、主よ、哀れなる罪人われを BWV742/神はわが救い、助けにして慰め BWV1106
イエスよ、我が喜び BWV1105 ほか

■お問い合わせ・チケットご予約:盛岡市民文化ホール 019-621-5100
■主催:盛岡市文化振興事業団

松居直美の最新盤が『レコード芸術』特選盤に

2022 年 8 月 23 日 火曜日

CMCD-15159〜606月30日に発売された『J.S.バッハ:ノイマイスター・コラール集/松居直美』(CMCD-15159〜60)が、『レコード芸術』誌の最新刊(2022年9月号)で【特選盤】に選出されました。

誌面では那須田務氏から、「松居はブクステフーデのオルガン作品集や若い頃のバッハが影響を受けた北ドイツ楽派などのディスクをリリースし、作品に対する知的で誠実なアプローチで知られるヴェテランだ。(中略)個々の楽曲に真剣に取り組み、丁寧に弾き込んでいる点は評価されるし、彼女の楽曲解説も有益」と評され、草野次郎氏からは、「(松居は)オルガン作品としての音色・音量・テンポ等の多彩なコントラストを与えつつ、36曲が緩慢にならないよう弾き続けている。(中略)すべて数分の小曲だが松居の真摯な演奏が若きバッハの逞しい創造性を再現している」と評されました。

同アルバムは『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2022年10月号)でも紹介され、佐藤康太氏から、「松居はアーティキュレーションで音楽の流れを明確にしつつ、しっかりとコラール旋律を聴きとらせる。決して派手ではないがとても丁寧で、真摯に作品と向きあったことがよく分かる佳演」と評されました。

2022年6月30日新譜のご案内[クラシック/CD]

2022 年 6 月 30 日 木曜日

CMCD-15159〜60カメラータ7月新譜(6月30日発売)は『J.S.バッハ:ノイマイスター・コラール集/松居直美』(CMCD-15159〜60)です。

松居直美が2022年新録音で採り上げた「ノイマイスター・コラール集」は、バッハ生誕300年の記念年にあたる1985年に真筆として発表された初期のコラール集です。
作品はいずれも短く、実際にコラール歌唱の前奏としての性格を持ち、即興的でもあります。伝統的な様式や、バッハ一族や周囲の音楽家の影響がみられると同時に、驚くべき発想の多様さが、10代のバッハの技術と意志のアンバランスさ、若い感性の新鮮さを示しており、独特の魅力がある作品集となっています。

読売新聞にてカメラータのCDが多数紹介されました

2019 年 9 月 19 日 木曜日
CMCD-15151〜2CMCD-15155〜6CMCD-15153〜4

CMCD-28366

9月19日発刊の読売新聞夕刊、「サウンズBOX」のコーナーで、カール=ハインツ・シュッツタマーシュ・ヴァルガコルネリア・ヘルマンの最新3タイトルのディスク・レヴューが同時に掲載されました。

また、松居直美のミニ・インタヴューも掲載されています。ぜひご覧ください。

『マデルナ:甘い夢〜20世紀のフルート音楽/カール=ハインツ・シュッツ』(CMCD-28366)

『J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲/タマーシュ・ヴァルガ』(CMCD-15153〜4)

『J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1集/コルネリア・ヘルマン』(CMCD-15155〜6)

『ブクステフーデ:オルガン作品集/松居直美』(CMCD-15151〜2)

松居直美の最新盤が『レコード芸術』特選盤に

2019 年 7 月 22 日 月曜日

CMCD-15151〜26月15日に発売されたCD『ブクステフーデ:オルガン作品集/松居直美』(CMCD-15151〜2)が『レコード芸術』誌の最新刊(2019年8月号)で【特選盤】に選出されました。

誌面では美山良夫氏から、「探究と熱意と技とが結実したブクステフーデ演奏の金字塔」と評され、矢澤孝樹氏からは、「まずそのプログラミングの妙に唸らされる。(中略)表面的な興奮よりも楽曲の構造自体を冷静に把握、的確なストップ操作を駆使し丹念な造形を心がけてゆくこのアプローチもまた好ましい」と評されました。

また、『Stereo』誌(2019年8月号)の「今月の特選盤」、「今月の優秀録音」のコーナーでも、音域の広いオルガンの音、収録場所の残響も的確に捉えたレコーディングに対し、オーディオソースとしても高く評価されました。

2019年6月15日新譜のご案内[クラシック/CD]

2019 年 6 月 15 日 土曜日

CMCD-15151〜2カメラータの6月新譜(6月15日発売)は『ブクステフーデ:オルガン作品集/松居直美』(CMCD-15151〜2)です。

世界各地の由緒あるオルガンで録音を続けている松居直美が、今回選んだ作曲家は、北ドイツ楽派を代表する音楽家ブクステフーデ。その作品演奏にふさわしいオルガンを求めデンマークを訪れ、世界遺産のロスキレ大聖堂に設置の歴史的オルガンで、ブクステフーデの代表的な曲種を網羅した作品集を収録しました。

高音質で定評ある「UHQCD」(Ultimate Hi Quality CD)で、オルガン銘器の響きをお楽しみください。

2017年12月1日新譜のご案内[クラシック/CD]

2017 年 12 月 1 日 金曜日

CMCD-28347カメラータの12月新譜(12月1日発売)は『北ドイツ楽派のコラールファンタジー/松居直美』(CMCD-28347)です。

前作『J.S.バッハ:ライプツィヒ・コラール集』から4年、日本を代表するオルガンの第一人者、松居直美の最新録音は、ドイツ・シュターデのコスマエ教会にある17世紀建造の歴史的銘器を用い、バッハに至るオルガン芸術黄金期を築いた北ドイツ楽派の6人の作曲家による「コラール・ファンタジア」集です。

なお当アルバムでは、高音質で定評ある「UHQCD」(Ultimate Hi Quality CD)を初採用しました。UHQCDはCD規格に準拠しており、CDと同様に既存のCDプレーヤーで再生するだけで高音質が楽しめます。

マスター音源に収められたオルガン銘器の響きを余すところなくお楽しみください。

松居直美のCDが芸術祭レコード部門優秀賞を受賞

2013 年 12 月 26 日 木曜日

CMCD-15135〜6 11月25日にリリースされた『J.S.バッハ:ライプツィヒ・コラール集 BWV651−668a/松居直美』(CMCD-15135〜6)が、平成25年度(第68回)文化庁芸術祭レコード部門優秀賞に輝きました。

 受賞理由として、「バッハ時代に建造され、オリジナルに近い状態に保たれている歴史的楽器を用いた録音。コラールの内容解釈に裏付けられた端正な演奏は、絶妙な音栓配合とテンポにより各声部が生き生きと歌う様子がクリアーに聴き取れ、バランスのとれた自然な録音とあいまって、地味に思われがちなこの作品集の真価を改めて認識させてくれる。」と、高い評価をいただきました。

 世界的な活躍を続ける名手、松居直美の円熟の妙技がつまったCDは好評発売中です。

2013年11月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2013 年 11 月 25 日 月曜日

カメラータの12月新譜(11月25日発売)は4タイトルです。

CMCD-28293 1タイトル目は『ショパン&シューマン:ピアノ協奏曲集~6人のオルガン奏者による伴奏版/クラウディオ・ブリツィ、岡田博美、コスタンティーノ・カテーナ 他』(CMCD-28293)です。
 イタリアのトラーパニにあるサン・ピエトロ教会には、3台のマニュアル(演奏台)を有するたいへん珍しいオルガンがあります。本タイトルでは1台の演奏台にそれぞれ2人の奏者が配され、奇才クラウディオ・ブリツィを中心とした計6名のオルガニストが同時に演奏し、オーケストラ・パートを奏でます。ソリストは日本を代表する名手、岡田博美とイタリアを中心に活躍するコスタンティーノ・カテーナ。オルガンと同じ年につくられた1847年製エラールの優雅な音色を存分に聴かせます。
 世界初録音、世にふたつとない必聴盤です。

CMCD-28292 2タイトル目は『プーランク:ピアノのための作品集 III/碇山典子』(CMCD-28292)です。
 今年2013年はプーランク没後50年の記念年。その最後を飾るにふさわしい碇山典子によるプーランクのピアノ・ソロ作品集 第3弾がリリースされました。完結盤となる本作でも、前作と同様に難曲の数々を、フランスで学んだ碇山ならではのエスプリ溢れる演奏で聴き手を魅了します。プーランクの作品の魅力を再認識できる必聴のアルバムに仕上がりました。

CMCD-15135〜6 3タイトル目は『J.S.バッハ:ライプツィヒ・コラール集 BWV651−668a/松居直美』(CMCD-15135〜6)です。
 バッハのオルガン作品に取り組むうえで欠くことのできない重要な作品『ライプツィヒ・コラール』。2年前に『ライプツィヒ時代のバッハ』で後期のオルガン作品集をリリースした松居直美が、遂に「ライプツィヒ・コラール」に取り組みました。収録を行なった北ドイツの古都ゴスラーの聖ゲオルク参事会教会にあるオルガンは、バッハとほぼ同年代であるクリストフ・トロイトマンが1737年に設置した、42のストップ、3つの手鍵盤とペダルを持つ大がかりなもので、バッハがこの時期ライプツィヒを中心に活動をしていたこともあり、本作を収録するのにふたつとない楽器であるといえます。
 荘厳に響きわたるオルガンの音をあますところなく捉えた録音にもご注目ください。

CMCD-28290 4タイトル目は『いずみシンフォニエッタ大阪 プレイズ 西村 朗/沈黙の声【西村 朗 作品集 17】』(CMCD-28290)です。
 最初に収録されている〈耿〉は、私の処女作で16歳時(1970年)のもの。それに続く〈沈黙の声〉は2013年の最近作なので、両曲の作曲には43年の時間的な隔たりがある。その間には大きな変化があったように思っていたが、近親性は明らかなようにも感じられる。〈小交響曲〉は、自分の作品群の中では特異なものと言える。全体がベートーヴェンの8番までの交響曲の全楽章からの引用とその変形で成っている。一種のディヴェルティメント。偉大な交響曲群をかように圧縮変造し恐縮のいたりだが、ベートーヴェンの深く大きな懐で遊ばせてもらうような、贅沢で楽しい体験となった。……[西村朗/ブックレットより]
 2013年2月と2007年12月、いずみシンフォニエッタ大阪の本拠地で行われたコンサートをライヴ収録した西村朗の最新作。待望の登場です。

レコーディング・ニュース(2012年6月/ドイツ)

2012 年 10 月 25 日 木曜日

バッハ:18のコラール集
2012年6月26~29日/ゴスラー(ドイツ)

 バッハのオルガン作品を連続して録り続けている松居直美の最新録音は、6月26日から29日までの4日間、南ドイツはハノーヴァーから100Kmほど東南に行った、世界文化遺産の街でも知られるゴスラー(Goslar)の郊外のStiftskirche St. Georg Grauhofという教会で行なわれた。
(さらに…)