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2015年10月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2015 年 10 月 25 日 日曜日

 カメラータの11月新譜(10月25日発売)は2タイトルです。

 1タイトル目はCMBD-80009『高橋アキ プレイズ エリック・サティ-2』(CMBD-80009)です。
 高い評価を得て進行中の高橋アキによるエリック・サティのピアノ作品録音プロジェクト。その第2弾としてサティの1913年から19年までの作品群を収め、CDで発売されたタイトルが待望のブルーレイ・ディスクで登場しました。豊かな響きを持つイタリアの録音会場にピアノの銘器ファツィオーリを持ち込んで臨んだ最新レコーディングは、サティ演奏の第一人者・高橋アキの名演奏が最良の形で収録されており、ハイレゾのブルーレイが、その全貌を再現します。

 2タイトル目はCMCD-28323『新実徳英:弦楽四重奏曲第2番〈アスラ〉─室内楽作品集』(CMCD-28323)です。
 「2011年3月11日、私はTVが伝える映像を見ながら『弦楽四重奏曲第2番』を書き続けた。恐怖・怒り・悲しみ、祈り、それらの全てが折り重なって曲に入り込んだ。音楽に何ができるのか、苦難に立ち向かえるのか、生きる希望を歌えるのか、そのような想いの中で「修羅の如く書き続ける」という言葉と出会った。私もまたそのようにあろう! 副題はAsura=阿修羅となった」[新実徳英『個展II〜室内楽を巡って』より]
 東日本大震災以後、「人はどのように生きるのか、生きていけるのか」を問う、新実徳英による渾身の室内楽作品集が登場しました。クヮトロ・ピアチェーリ大谷康子/齋藤真知亜/百武由紀/苅田雅治]、若林顕(ピアノ)ら、第一線で活躍する演奏家が集結、2013年10月に東京で開催された『新実徳英・個展II〜室内楽を巡って』からのライヴ録音です。

2012年9月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2012 年 9 月 25 日 火曜日

カメラータの10月新譜(9月25日発売)4タイトルをご紹介いたします。

CMCD-28275 1枚目は『新実徳英:ソニトゥス・ヴィターリス〜ヴァイオリンとピアノのための作品集/渡辺玲子、加藤知子、寺嶋陸也』(CMCD-28275)です。「ソニトゥス・ヴィターリス(Sonitus Vitalis)」とは「生きとし生けるものの立てる音」といった意味を持ちます。聴こえる音、聴こえない音、この世の全ての音に耳をすまして作曲された新実徳英(作曲)の曲集を、渡辺玲子(ヴァイオリン)と寺嶋陸也(ピアノ)のデュオによる渾身の演奏でライヴ収録。「ヴァイオリン二重奏曲」はコンサート・レビューで「スリリングで愉悦にみちたエンターテインメント」(白石美雪氏)と絶賛された、渡辺玲子と加藤知子(ヴァイオリン)のデュオによる濃密で鮮烈な空間をあます事なくライヴ収録しました。

CMCD-28265 2枚目は『タクタキシヴィリ:フルート・ソナタ─20世紀のフルート・ソナタ集/ギゼラ・マシャエキ=ベア、森 美加』(CMCD-28265)です。注目の女性フルーティスト、ギゼラ・マシャエキ=ベアが流麗かつ完璧なテクニックで、タクタキシヴィリ、デニソフ、ムチンスキーなど現代フルート作品の中でも特にコンクール課題曲として取り上げられることの多い難曲&秀作を集めたアルバムです。マシャエキ=ベアは、フルーティストとして活躍する一方で、ウィーン国立音楽演劇大学准教授として後進の指導にもあたっています。コンクールを目指す学生たちにとっての手本となり、またフルート愛好家にとっても必聴盤となるでしょう。以前からマシャエキ=ベアとデュオを組んでいる森 美加(ピアノ)のサポートも聴きどころです。

CMCD-28277 3枚目は『N児が選ぶ 日本の歌 50選《第一集》/NHK東京児童合唱団』(CMCD-28277)です。美しい自然と豊かな四季のある日本には、心が暖かくなり、気が付くと思わず口ずさんでしまうような美しい歌が数多く存在します。そのような数多の名曲から、創立60周年を迎えたNHK東京児童合唱団が、「N児が選ぶ日本の歌50選」と題して選曲、それらを4人の邦人作曲家(北爪道夫、糀場富美子、大竹くみ、鷹羽弘晃)が「懐かしさを残しながら新しく」をコンセプトに編曲しました。各作曲家のアイデアに溢れた編曲は、作品にあらたな命を吹き込みます。
なお「N児が選ぶ日本の歌50選」の収録曲と連動した楽譜もカワイ出版から順次発売されます。詳しくはカワイ出版ONLINEサイトをご覧ください。

CPCD-38003 4枚目は『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番、31番、32番/澤 千鶴子』(CPCD-38003)です。ピアニスト澤 千鶴子が、渾身の思いを込めたベートーヴェンの最後の三連ソナタの登場です。「作品109(第30番)の第1楽章開始が清澄な響きでほんとうに心からの優しさに包まれた、まさに歌と言ってよいような表情をもった主題呈示で、この瞬間から引き込まれた。作品110(第31番)でもさまざまな素材の性格的コントラスト、響きの変化を見事に表現してゆく。作品111(第32番)の解釈の端麗な美しさは、透明度の高い響きのなかにもはっきりと窺える」と、音楽評論家の平野昭氏がブックレットに寄せた通り、澤の音楽性がベートーヴェンに新しい命を吹き込んだ仕上がりになりました。グラミー賞プロデューサー部門を連続受賞した名プロデューサー、ジュディ・シャーマンによるプロデュースにも要注目のアルバムです。