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【訃報】ソプラノ歌手 平山美智子さん

2018 年 4 月 4 日 水曜日

平山美智子 2018年4月1日、ソプラノ歌手の平山美智子さんが永眠されました。享年94歳、葬儀は4月3日、自宅のあるローマにて執り行われました。

 平山美智子さんは東京出身。1944年、東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)の声楽科を卒業後、1953年よりローマの聖チェチーリア音楽院、シエナのキジアーナ音楽院で学び、ヨーロッパ各地の劇場で精力的に演奏活動を行いました。中でもプッチーニの『蝶々夫人』の演奏回数は100回を超えました。

 作曲家ドメニコ・グアッチェロとの出会いを契機に、平山さんは活動のジャンルを現代音楽作品へと広げ、作曲家たちから捧げられた作品は100を超えました。中でもジャチント・シェルシとの共同作業では多数の作品を世に送りだし、いずれも高い評価を得ました。

 1960年からローマに定住していましたが、90歳を目前にした2013年に日本で里帰り公演を開催、大きな話題となりました。また同年にはピアニストの高橋アキを伴奏者として、日本歌曲を中心とした作品をローマでレコーディング。この音源は『曼珠沙華〜平山美智子 山田耕筰を歌う』(CMCD-28317)として2015年にカメラータからリリースされました。同アルバムは各方面から高い評価を得ましたが、残念ながらこれが平山さんの最後のレコーディングとなりました。

 弊社スタッフ一同、ここに慎んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。

2015年2月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2015 年 2 月 25 日 水曜日

 カメラータの3月新譜(2月25日発売)はCMCD-28317『曼珠沙華〜平山美智子 山田耕筰を歌う』(CMCD-28317)です。
 ローマの聖チェチーリア音楽院およびシエナのキジアーナ音楽院で学び、ヨーロッパ各地の劇場へ出演。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でモーツァルトの研究を始め、ジャチント・シェルシをはじめとする現代作曲家による作品の卓越した歌唱で知られるなど、数々の歌曲の献呈も受けている世界的ソプラノ歌手・平山美智子。今なお現役でみごとな歌唱を聴かせる彼女が、90歳を迎えた2013年、ローマでの録音に選んだ作品は、長年温めていた日本歌曲でした。2015年に没後50年となる山田耕筰作品を中心に、親族である早坂文雄の無伴奏曲、松平頼暁の委嘱作品、湯浅譲二の話題作を収録。理想的な共演者・高橋アキ(ピアノ)、ダニエーレ・ロッカート(コントラバス)を得て、日本人作曲家による名曲・近作を清新な表現で披露しています。