1月11日に発売された川島基のアルバム『バッハ・ブラームス・ベートーヴェン/川島基』(CDT-1112~3)が、『レコード芸術』誌の最新刊(2021年3月号)で【準特選盤】に選出されました。
誌面では濱田滋郎氏から、「(ハンマークラヴィーアは)気負いを見せたり、恣意的に己を主張したりすることがいっさいない。演奏は常に端麗そのもので、音楽それ自体の姿を映し出すことに専心している。」と評され、那須田務氏からは、「(同作品は)冒頭の和音から力強くて精度が高く、技術的なキレ味が抜群で曲想や情感の推移が理論的かつ明快。(中略)今後の活躍が期待される逸材の登場を祝したい。」と評されました。