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2024年2月10日新譜のご案内[クラシック/CD]

2024 年 2 月 9 日 金曜日

CDT-1118カメラータの2月新譜(2月10日発売)は『佐藤眞 デビュー60周年記念 管弦楽作品演奏会』(CDT-1118)です。

さまざまな分野で目覚ましい創作活動を行ってきた作曲家、佐藤眞が、管弦楽作品生活60年を振り返り、代表作4曲を採り上げた『佐藤眞 管弦楽作品演奏会』(2022年9月8日/東京オペラシティ コンサートホール)を完全収録したアルバムです。
ソリストにヨーロッパを中心に活躍するピアニスト永野英樹を迎え、下野竜也指揮/東京交響楽団が、佐藤の「高い作曲の技術と意思の力による強靭な持続の音楽」を好演しています。

2017年6月10日新譜のご案内[クラシック/CD]

2017 年 6 月 10 日 土曜日

カメラータの6月新譜(6月10日発売)は2タイトルです。

CMCD-283481タイトル目は『池辺晋一郎:交響曲第10番「次の時代のために」&小交響曲ほか』(CMCD-28348)です。

地球が、自然と人為双方の視座で抜き差しならない状況にある今、「『次の時代』というキイワードが脳裏に住まない日は、一日もない」(池辺晋一郎/2016年1月、交響曲第10番初演時プログラムより)。

交響曲第9番の作曲から2年、東日本大震災への想いに深く関わる池辺晋一郎の一連の交響曲シリーズに新たな1作、第10番「次の時代のために」(第65回尾高賞受賞作品)が加わりました。当アルバムには、「次の時代…」を標題に刻んだ2011年以降作曲の三部作を中心に、全5曲が収録されています。

CMCD-283492タイトル目は『Japan Now/飯野明日香』(CMCD-28349)です。

2014年度レコード・アカデミー賞(現代曲部門)受賞の前作『France Now』から3年、飯野明日香の待望の3rdアルバムは、日本の現役作曲家7人の作品を収録した、その名も「JAPAN NOW」。

鋭い感性と豊かな音楽性で、日本発の現代ピアノ作品の「今」を鮮やかに聴かせます。

なお、飯野明日香の本アルバムの発売を記念し、来たる6月25日(日)に東京文化会館にて「Parfum du Futur vol.17 JAPAN NOW/飯野明日香 CD発売記念コンサート」を行います。演奏会の詳細およびチケット等の情報は弊社のコンサートのページをご覧ください。

2016年5月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2016 年 5 月 25 日 水曜日

カメラータの6月新譜(5月25日発売)は2タイトルです。

CMCD-283271タイトル目は『一柳慧:交響曲第8番「リヴェレーション 2011」[オーケストラ版]&交響曲第9番「ディアスポラ」』(CMCD-28327)です。

3.11の未曾有の大震災・大津波そして原発事故、少年時代に経験した戦争の記憶……1945Hiroshimaから2011Fukushimaへ――作曲家・一柳慧の意識を投影した2つの大作、交響曲第8番「リヴェレーション2011」(オーケストラ版)と、交響曲第9番「ディアスポラ」をライヴ収録。

日本とフィンランドの俊英指揮者、下野竜也ハンヌ・リントゥが東京都交響楽団の定期演奏会で繰り広げた2つの世界初演の名演を収めた最新アルバムです。

CAMP-80212タイトル目は、名オーボエ奏者ハンスイェルク・シェレンベルガー率いるドイツのレーベル“CAMPANELLA MUSICA”(カンパネラ・ムジカ)から久々のリリースとなる『シューベルト:ハープによる即興曲全集 D.899 & D.935[ハープ版:世界初録音]/マルギット=アナ・シュース』(CAMP-8021)。

リサイタルや室内楽の演奏はもちろん、カラヤンやアバド指揮のベルリン・フィルなど著名オーケストラとの長年に渡る共演でも知られるハープの第一人者、マルギット=アナ・シュース。多数のCDでも数々の称賛を得ている彼女が、満を持してレコーディングした最新盤は、なんとシューベルトのピアノ名曲「即興曲」全曲。ハープ版はもちろん、世界初録音です。シューベルトの繊細な響きのパレットを、ハープだからこそ表現できる可能性を追求しながら、見事に演奏しています。

直輸入盤に日本語解説を添付したパッケージで発売いたします。

2014年9月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

2014 年 9 月 25 日 木曜日

 カメラータの10月新譜(9月25日発売)は2タイトルです。

 1タイトル目はCMCD-99083〜4『池辺晋一郎:交響曲第8番&第9番、ピアノ協奏曲第3番』(CMCD-99083〜4)です。
 1980年代初頭から、「社会」と「個」をテーマに社会的メッセージ性の強い作品を発表してきた池辺晋一郎。『この探求の行方が、あの「東日本大震災」(3・11)で断ち切られた』。『大自然と対峙する時、「個」も「社会」もほとんど無力だ。なのに人間は今、この星を征服したかのような驕りで麻痺しているのではないか。このことに関する思考を交響曲のテーマとしなければ……』。こうして「大自然と人間」という新たな視座もと、池辺が70歳を迎えた2013年に、交響曲第8番、第9番、そしてピアノ協奏曲第3番が誕生しました。舘野泉(ピアノ)、幸田浩子(ソプラノ)、宮本益光(バリトン)らの充実したソリスト陣を迎え、これら3作品の世界初演をライヴ収録した池辺晋一郎の現在を伝える記念碑的アルバム、待望のリリースです。

 2タイトル目はCMCD-28312『アンドレ・ジョリヴェ:フルート作品集/ギゼラ・マシャエキ=ベア、森美加』(CMCD-28312)です。
 (ジョリヴェの作品は)西洋音楽の潮流に囚われないスタイルが特徴で、原始的でどこかエスニックな雰囲気が漂うものが多い。フルートのための作品も例外ではなく、彼が執着した呪文や魔術などをテーマにした霊感溢れる作風で書かれている。フルートという楽器は、洋の東西を問わず、昔から幽霊を連想させる存在として扱われてきた歴史があるので、ジョリヴェはその神秘的で聖なる響きを作品で利用しようとしたに違いない。[佐伯茂樹/曲目解説より]
 故ヴォルフガング・シュルツを師としウィーンを中心に活躍するギゼラ・マシャエキ=ベア(フルート)と、これまでもトリオやデュオでパートナーを務めてきた森美加(ピアノ)が、息のあった完璧なテクニックでジョリヴェの世界をお届けします。表情豊かで楽しいフランセの「ディヴェルティメント」も併せてお楽しみください。