10月15日に発売されたウィーン・ニコライ弦楽四重奏団のデビュー・アルバム、『ベートーヴェン:弦楽四重奏曲作品59 「ラズモフスキー」』(CMCD-15147〜8)が各方面で好評を得ています。
『レコード芸術』誌の最新号(2018年12月号)では、「(ラズモフスキー全曲という)いきなりの果敢なチャレンジだが、これがたいへんすばらしい」「いかにも若々しく活きの良い、希望に満ちたトーンの演奏が繰り広げられる(第1曲)」、「表情のこまやかな美しさが実にチャーミングだ(第2曲)」、「今後に目の離せない、期待の4人組だ」等と、大木正純氏から高く評価されました。
また、彼らの演奏を忠実にとらえたレコーディングに関しては、『Stereo』誌(2018年12月号)の「今月の特選盤」コーナーで、「(録音は)2本のマイクによるワンポイント収録で、実に美しい空間に4つの楽器が見事な音像を描き、のびやかな音場空間を構成している。美しいハーモニーのなかに弦楽器特有の柔らかさや自然にのびきった倍音を味わうことができる」等と、石田義之氏から高く評価されました。
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