‘テレビ・ラジオ・新聞’ カテゴリーのアーカイブ

ヘーデンボルク・トリオの最新盤および関連記事が『モーストリー・クラシック』、『音楽の友』で紹介されました

2025 年 7 月 28 日 月曜日

モーストリー・クラシックCMCD-28396『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2025年9月号)、「モーストリー・ディスク・ジャーナル」コーナーにて、6月25日に発売されたヘーデンボルク・トリオの最新盤、『ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 作品44、97、121a/ヘーデンボルク・トリオ』(CMCD-28396)が紹介されました。

誌面では伊熊よし子氏から、「演奏はピアノがリードを取り、弦楽器のふたりがそれに息の合った響きで和し、ウィーンの香りをまとう馨しく推進力と躍動感あふれるトリオが誕生。聴き慣れた『大公』に新たな光を当てている。」等と評されました。

同誌では、6月下旬にサントリーホール ブルーローズで行われた「チェンバーミュージック・ガーデン 2025」に出演したヘーデンボルク・トリオの演奏の様子も紹介。「ベートーヴェン(『大公』)のほうがダイナミックかと思いきや、こちらは爽やかな風が吹き通るような演奏で、逆にシューベルト(ピアノ三重奏曲 第2番)は作曲家の秘めた熱情を各所に探し当て、その想いをさらに熱く伝えるような解釈で、とても意外性のある面白さがあった。おそらくウィーンでの音楽活動を通して感じた〈何か〉を表現したいという思いがあったのだろう。」(片桐卓也氏)等と評されました。

また同団メンバーのヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク(ヴァイオリン)による連載「ウィーン・フィル便り」では、前述の最新盤の制作過程や、チェンバーミュージック・ガーデンへの準備、5月の『タンホイザー』プレミエのリハーサル等、多忙な日々が興味深いエピソードとともに綴られています。

また同アルバムは、『音楽の友』誌の最新刊(2025年8月号)の「今月の新譜レヴュー」でも紹介され、真嶋雄大氏から、「必要以上に重くならず、さりとてベートーヴェン的なファクターはしっかりと押さえ、薫り高い気品と溌剌たる躍動、洒脱なニュアンスにも富んだ情感は室内楽の醍醐味であり、互いが自在でありながら歩みや呼吸感を一にして密度の著しく高い感興を織り上げている。」等と評されました。

飯野明日香の最新盤が朝日新聞、『音楽現代』、『月刊ショパン』、『読売新聞』で紹介されました

2025 年 6 月 19 日 木曜日

CMCD-283956月19日発刊の朝日新聞夕刊「For Your Collection」コーナーで、飯野明日香の新譜、『道 フランス20、21世紀のピアノ作品/飯野明日香』(CMCD-28395)が紹介されました。

紙面では金澤正剛氏から、「(1944年のメシアンから2023年のペパンまで)この時代を真摯に追ってきたピアニストだけに、選曲も演奏も変化に富み、何度でも聴きたくなる。」と評されました。

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【7月12日追記】
飯野明日香の同アルバムが、『音楽現代』誌の最新刊(2025年8月号)にて紹介されました。
誌面では佐藤千城氏から、「音楽の『今』を体験する意味でも価値の高い企画内容である。(中略)無理のない打鍵からくる心地よい響きも大きな魅力で、多くの人にお薦めしたい1枚。」等と評され、【推薦】に選出されました。

【7月18日追記】
飯野明日香の同アルバムが、『月刊ショパン』最新号(2025年8月号)に掲載されました。
誌面では道下京子氏から、「作曲家の越えに耳を傾け、その希有な感性によって、今に生きる私たちと作品を結びつけてくれるような演奏である。」等と評されました。

【8月1日追記】
同アルバムが8月1日発刊の読売新聞夕刊にて紹介されました。
紙面では安田和信氏から、「飯野の選曲、闊達な演奏によるのか、本盤に聴く10人の作曲家たちは響きの『美しさ』を追求したドビュッシーの申し子ではないかとの感を強くする。」と評されました。

シェレンベルガーの最新盤が『音楽の友』で紹介されました

2025 年 6 月 19 日 木曜日

CAMP-8023『音楽の友』誌最新号(2025年7月号)にて、ハンスイェルク・シェレンベルガーの新譜、『テレマン:無伴奏オーボエのための12の幻想曲 TWV 40:26−37[原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバ]/シェレンベルガー』(CAMP-8023)が紹介されました。

誌面では矢澤孝樹氏から、「(シェレンベルガーの)ライナー・ノーツにを読むと、フルートへの編曲版を参照しつつ、自身で編曲したとのこと。演奏はといえば、隈取り明確で多声を暗示する手腕も鮮やか、サウンドは力強く見事にオーボエの音楽になっている。」等と評されました。

シェレンベルガーの最新盤が『レコード芸術ONLINE』準推薦盤に

2025 年 6 月 16 日 月曜日

CAMP-80234月30日に発売されたハンスイェルク・シェレンベルガーの最新盤、『テレマン:無伴奏オーボエのための12の幻想曲 TWV 40:26−37[原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバ]/シェレンベルガー』(CAMP-8023)が、『レコード芸術ONLINE』(2025年6月号)で【準推薦盤】に選出されました。

レヴューでは西村祐氏から、「本来弦楽器のための作品を管楽器で演奏する場合、高いブレス・コントロール能力が求められるが、シェレンベルガーの音楽作りにその制約はほとんど感じられない。(中略)管楽器特有の明快さや自然な息づかいが聴かれ、また表情の豊かさや音域によって音色が頻繁に移り変わるさまがテレマンの多様性を見事に映し出している。」等と評されました。

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また同アルバムは、『バンドジャーナル』(2025年7月号)の「ディスクガイド」コーナーでも紹介され、西村祐氏から、「まるでオーボエ・ダモーレのように低く落ち着いた音色から立ちのぼる優雅かつ闊達な演奏は、高いブレスの技術を誇る名手シェレンベルガーでなければ不可能な境地である。」等と評されました。

桑原志織のデビュー盤が『レコード芸術ONLINE』推薦盤に ほか

2025 年 6 月 16 日 月曜日

CDT-11233月10日に発売された桑原志織のデビュー盤、『桑原志織 ピアノ・リサイタル ブラームス・シューベルト・リスト〈ライヴ盤〉』(CDT-1123)が、『レコード芸術ONLINE』(2025年6月号)で【推薦盤】に選出されました。

レヴューでは飯田有抄氏から、「とてつもないリスト作品の録音が生み出された。(中略)筆者はこの公演に出席していないのだが、このアルバムを聴いて『なぜ行けなかったのだろう』と心の底から悔やまれた。(中略)おそらく彼女の見ている世界は『ピアノ音楽』の規模ではない。リストの描く壮大な物語、巨大な音楽的建造物を、リストに近い視点から見つめ、たまたま目の前にあるピアノで表現してみせている——そう思わせてくれる演奏なのだ。録音でそれを感じさせてくれるのだから、稀有な才能であることは間違いない。」等と評されました。

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【7月12日追記】
桑原志織の同アルバムが、『音楽現代』誌の最新刊(2025年8月号)にて紹介されました。
誌面では西原稔氏から、「ブラームスのピアノ・ソナタは(中略)実に切れ味の良いブラームスとなっている。リスト、バラード第2番も表現が多彩で、波間にこだまする対話が劇的に描かれている。」等と評され、【推薦】に選出されました。

【7月20日追記】
桑原志織の同アルバムが、『ムジカノーヴァ』誌の最新刊(2025年8月号)にて紹介されました。
誌面では長井進之介氏から、「いずれの作品でも技術、集中力の高さ、音色の幅と密度の濃さが感じられるが、注目はリストの作品。(中略)非常にスケールの大きな演奏をするピアニストであり、今後の活躍にも期待が膨らむ。」等と評されました。

オンエア情報:NHK-FM「名演奏ライブラリー/ウェルナー・ヒンク」

2025 年 5 月 19 日 月曜日

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2025年5月18日(日)、NHK-FMの「名演奏ライブラリー」にて、「ウィーンの名バイオリニスト ウェルナー・ヒンク」が放送されました。
ウィーン・フィルの第1ヴァイオリン首席やコンサートマスターを始め、室内楽やソロの分野でも世界的に活躍、2024年5月にその生涯を閉じた世界的ヴァイオリニスト、ウェルナー・ヒンク。番組では、音楽評論家・満津岡信育氏のナヴィゲートで、カメラータに残されたヒンクの音源を中心に紹介。名演奏とともに彼の生涯をふり返りました。

番組は明日5月20日(火)の16:00にも再放送され、パソコンおよびスマホアプリの「らじる★らじる」の聴き逃し配信でも5月25日(日)の10:55まで好評配信中です。ぜひお聴きください。

名演奏ライブラリー/ウィーンの名バイオリニスト ウェルナー・ヒンク

【放送日】
[初回]2025年5月18日(日) 9:00/NHK-FM
[再放送]2025年5月20日(火) 16:00/NHK-FM
[配信]らじる★らじる 聴き逃し配信[2025年5月25日(日)10:55まで]

【出演】
満津岡信育(ご案内)

※放送日や内容については、予告なく変更になることがございます。あしからずご了承ください。

桑原志織の最新盤が『モーストリー・クラシック』で紹介されました

2025 年 4 月 21 日 月曜日

CDT-1123『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2025年6月号)、「モーストリー・ディスク・ジャーナル」コーナーにて、桑原志織のデビュー・アルバム、『桑原志織 ピアノ・リサイタル ブラームス・シューベルト・リスト〈ライヴ盤〉』(CDT-1123)が紹介されました。

同アルバムは伊熊よし子氏から、「(リストの3曲では)まさに水を得た魚のようなのびやかさとエネルギーが爆発し、リストの神髄に迫っていく。なんという深く強く熱いリスト愛だろうか。その熱量が聴き手の胸に迫り、心身が熱く燃え滾る思いを抱く。」と評されました。

池辺晋一郎の最新作が朝日新聞、しんぶん赤旗で紹介されました

2025 年 4 月 21 日 月曜日

CMCD-99089〜903月27日発刊の朝日新聞夕刊「For Your Collection」の「CD展望」コーナーで、池辺晋一郎の新譜、『池辺晋一郎:交響曲第11番「影を深くする忘却」』(CMCD-99089〜90)が紹介されました。

紙面では矢澤孝樹氏から、「池辺晋一郎の音楽は常に聴き手に語りかけ、時に挑発し、音のむこうのメッセージを伝えようとする。新作の交響曲第11番には、現代世界への警告がある。」と評されました。

※朝日新聞デジタル会員に登録されている方は、こちらのページで記事全文をご覧になれます。

まだ同アルバムは4月20日発刊のしんぶん赤旗の「NEWディスク」コーナーでも紹介され、吉井亜彦氏から「シンフォニストとしても確かな道を歩んでいる彼の新作交響曲は『影を深くする忘却』のタイトルをもつ。『忘却が、一刻一刻と、その影を深くしている。私たちの「幸福」とは何だろうか…』というモティーフが描き出されていく。」と評されました。

カメラータ・トウキョウの紹介記事が『モーストリー・クラシック』に掲載されました

2025 年 4 月 21 日 月曜日

CMCD-15024〜520CM-371~2 height=CMCD-28348CMCD-15105『モーストリー・クラシック』誌の最新刊(2025年6月号)、「レーベル探訪」にて、カメラータ・トウキョウの特集記事が掲載されました。

カメラータ・トウキョウは、日本ビクターでレコード・プロデューサーとして活動していた井阪紘が独立後の1975年に設立。「カメラータ・トウキョウは、井阪氏と『仲間』たちとの共同作業により日本の独立系レーベルの枠を超えた国際的活動を展開」(文:矢澤孝樹氏)し、ウィーン弦楽四重奏団ウェルナー・ヒンク(vn)、ペーター・シュミードル(cl)、カール=ハインツ・シュッツ(fl)といったウィーン・フィルの新旧の名手たち、そしてカール・ライスター(cl)やトーマス・インデアミューレ(ob)、クルト・アイヒホルン(cond)といった世界を代表するアーティストと協業を重ねてきました。
その一方で日本国内でも、高橋アキ(pf)、吉原すみれ(perc)、飯野明日香(pf)といった奏者、一柳慧池辺晋一郎西村朗ら日本を代表する作曲家たちの作品も継続的にリリースしてきました。

誌面では弊社の沿革と代表的なCDが紹介されました。

西村朗の最新盤が『レコード芸術ONLINE』推薦盤に

2025 年 3 月 25 日 火曜日

CMCD-283931月25日に発売された西村朗の最新盤、かいかい/西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 20】』(CMCD-28393)が、『レコード芸術ONLINE』(2025年3月号)で【推薦盤】に選出されました。

レヴューでは白石美雪氏から、「晩年とはいえ、60代終わりの日々である。西村らしい重厚な響きがたぎる。胸中に去来する想いがおびただしい数の音符にひしめいているようだ。」「21世紀になって西村の作品には一種の死生観が現れ始めたが、道元禅師の「華開世界起」から受けたイメージによるこの曲(華開世界)では、世界が華開し続けているというめくるめく感覚が余すところなく表現されている」「『神秘的合一』は絶筆となったピアノ協奏曲。パルスを刻む小菅優のクリアな響きが心身に刺さる感覚で鮮烈だ。」等と評されました。

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