2月に発売された21世紀音楽の会のアルバム、『21世紀音楽の会作品集 II[室内楽作品集]』(CDT-1114)が、『レコード芸術』誌の最新刊(2021年4月号)で【準特選盤】に選出されました。
誌面では長木誠司氏から、「音響的な奇抜さが光る(南聡)」「つかめそうでつかめない不思議な触感を常に持つ(鈴木純明)」「音楽の暴力性は強いものの、むしろ怒りの質は直截的なもの(小櫻秀樹)」「3楽器の線的な絡まりを微分音も交えながら一定の展開速度のなかで執拗に追求する(遠藤雅夫)」「音の数を5つに限定したところで可能になる多様性と最終的なそこからの解放(岡島礼)」と評され、白石美雪氏からは、「年齢も作風もまちまちだが、いずれも手ごたえのある、面白い作品ばかりだ」と評されました。