カメラータの7月新譜(6月25日発売)2タイトルをご紹介いたします。
1枚目は『クラヴィオルガン・ワンダーランド/クラウディオ・ブリツィ』(CMCD-28244)です。カメラータからリリースされた多数のアルバムでその認知度を高めてきたチェンバロとオルガンの画期的複合楽器「クラヴィオルガン」。本アルバムはそのクラヴィオルガンを自由自在にあやつる奇才オルガニスト、クラウディオ・ブリツィの最新盤です。クープランの「目覚まし時計」から始まって、ジョン・ブルの「おやすみなさい!」までの1日をクラヴィオルガンの演奏でドキュメントした構成で、中でもハイライトは、ウィリアム・バードの「笛と太鼓」やソレルの「ファンダンゴ」、そしてバッハの「トッカータとフーガ ニ短調」。ハイビット/ハイサンプリングによる高解像度録音を、最新技術の《HRカッティング》による高音質盤でお聴きいただけます。
2枚目は『ふらんすplus~岡田博美ライヴ・セレクション 2003-2011』(CMCD-15131~2)です。フランスの作品と、それ以外の国の作品とを組み合わせることで、フランス音楽の個性をより際立たせ、深く味わうことができるようにと、岡田博美自らの選曲により全10回のシリーズではじまったリサイタル『ふらんすplus』。その最終回を開催する今年、過去9回のリサイタルから自身で選曲したライヴ・ベスト盤をコンピレーションしました。ライヴ録音とは思えぬ岡田博美の完璧なピアニズム。フランス音楽を存分に堪能できる必聴盤です。
なお、『岡田博美 ピアノ・リサイタル ふらんすplus2012』最終回は今年の10月11日(木)に東京文化会館 小ホールにて開催されます。チケットは明日6月26日よりカメラータ・トウキョウ(03-5790-5560)ほかプレイガイドで発売開始です。詳しくはコンサート情報のページをご覧ください。