カメラータの9月新譜(8月25日発売)は2タイトルです。
1タイトル目は『J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲/タマーシュ・ヴァルガ』(CMCD-15153〜4)です。
20年以上にわたりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務め、室内楽・ソロ・教育活動も精力的に行っているブダペスト生まれのチェロの名手タマーシュ・ヴァルガが、J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」の全曲録音を完成しました。
すでにモダン楽器での全曲録音をリリースしているヴァルガですが、今回のイタリア・レコーディングでは、バロック・チェロと5弦チェロ(第6番に使用)を用いて、この大バッハの名曲中の名曲の真価を問い直します。
2タイトル目は『J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1集/コルネリア・ヘルマン』(CMCD-15155〜6)です。
ライプツィヒのバッハ国際コンクールに最年少19歳で最高位を獲得して以来、ライフワークとしてバッハ演奏に取り組むコルネリア・ヘルマン。
2012年より開始したピアノによるバッハ録音プロジェクトは、近作「パルティータ集」が『レコード芸術』特選盤に選定されるなど、高い評価を得ています。
プロジェクト第6弾となる今回のアルバムでは、ピアノの聖典「平均律」の第1巻を収録しました。円熟へと向かうヘルマンの演奏をお楽しみください。
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