カメラータの12月新譜(11月25日発売)は2タイトルです。
1タイトル目は『アンサンブル・ウィーン play モーツァルト & J. シュトラウス/東京ライヴ2013』(CMCD-28328)です。
2台のヴァイオリン、ヴィオラとコントラバスで構成される、現代ではユニークな編成の弦楽四重奏団、アンサンブル・ウィーン。ウィーン・フィル初の女性コンサートマスター、アルベナ・ダナイローヴァをはじめとするウィーンのトップ・プレイヤーたちによるアンサンブルが、得意のモーツァルトのオペラの名旋律やJ.シュトラウスのワルツやポルカなどを披露した、2013年東京でのライヴを収録。〈芸術音楽〉と〈娯楽音楽〉との境界線を軽々と超え、音楽そのものの愉悦や魅力を伝えてくれます。
2タイトル目は『菊地悌子 十七絃箏の世界』(CMCD-25042)です。
宮城道雄が、箏の合奏のための低音用楽器として考案した「十七絃箏」。菊地悌子は、この楽器の可能性に着目し、独奏作品の委嘱や楽器改良などを精力的に行いながら、60年以上に渡って演奏活動を続けてきました。このアルバムでは、1981年にリリースされた記念碑的名盤『菊地悌子 十七絃箏の世界』の全収録曲を完全初CD化。芸術祭優秀賞に輝いた同盤の4曲に、LP『十七絃の生まれ』より3曲を加えた当アルバムで、十七絃箏の歴史を体現する菊地悌子の演奏芸術をお聴きください。
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