カメラータの6月新譜(5月25日発売)は2タイトルです。
1タイトル目は『グリーグ&ショパン:チェロ・ソナタ/ヴァルガ、浅野真弓』(CMCD-28319)です。
ウィーン・フィル首席チェロ奏者タマーシュ・ヴァルガと、彼も認める実力派ピアニスト浅野真弓が、2曲のチェロ・ソナタで共演。表情豊かで歌心に満ち、品格ある端正な演奏で知られるヴァルガは、今回もその美質を発揮。浅野のピアノは、デュオでの優れたセンスを生かし、作品にふさわしい積極的な表現を聴かせます。心のこもった共演により、グリーグとショパンの意図を的確に捉え、作品本来の美しさを余すところなく表出した、端麗な名演が誕生しました。
2タイトル目は『HORIZON〜日髙剛/究極のホルン作品集』(CPCD-38004)です。
広島交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団NHK交響楽団入団などの著名なオーケストラで活躍、現在は東京藝術大学音楽学部准教授および洗足学園音楽大学客員教授を務める日本屈指のホルン奏者、日髙剛。その日髙がベートーヴェンから委嘱作までの重要なレパートリーを、ナチュラルホルンとフォルテピアノによる演奏から8種の楽器を用いた多重録音までを駆使し、ホルンの表現の可能性を徹底的に追求した意欲作を完成させました。
エンジニアは東京藝大教授の亀川徹、大学所有の楽器も用い、学内のホールで録音。東京藝大の叡智を結集した《TOKYO GEIDAI RECORDINGS》の記念すべき第1弾の登場です。
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