カメラータの1月新譜(12月25日発売)は4タイトルです。
1タイトル目は『Début/デュオ・アマル』(CMCD-28297)です。
“アマル”(アラビア語で“希望”の意)の名のもと、デュオを結成したイスラエル出身のヤロン・コールベルクとパレスチナ出身のビシャラ・ハロニ。“最高の演奏は政治や国家の壁を越える”という信念のもと、世界各国でリサイタルを開催。バレンボイム、メータ、ラトルをはじめとした多くの巨匠、有名オーケストラとの共演を果たし、躍進を続ける若き名手による待望のデビュー盤です。
最新刊の『レコード芸術』誌(2014年1月号)の「先取り! 最新盤レヴュー」コーナーでもとりあげられるなど、各方面から注目されるデュオ・アマル。世界が認めたふたりの躍動するピアニズムを堪能できる必聴盤です。
2タイトル目は『一柳 慧:ピアノ協奏曲「JAZZ」&「フィンランド」、マリンバ協奏曲』(CMCD-28285)です。
2013年に80歳を迎えた日本を代表する現代作曲家、一柳 慧の近作協奏曲を収めた作品集の登場です。2009年に横浜開港150周年を記念して神奈川芸術文化財団より委嘱され、ジャズ・ピアノの第一人者、山下洋輔の独奏により初演、その後も再演が重ねられるピアノ協奏曲「ジャズ」、フィンランドと日本を中心に活躍するピアニスト舘野泉の委嘱・初演によるピアノ協奏曲「フィンランド」(2012)、一柳作品の数多くの演奏で知られる種谷睦子の委嘱・初演によるマリンバ協奏曲(2012)を収録しました。各初演者が、一柳作品のよき理解者である藤岡幸夫が指揮する関西フィルハーモニー管弦楽団の好サポートを得て、一柳の柔軟で透徹した構造美を瑞々しく描いています。
なお、来年1月15日(水)には東京文化会館 小ホールにて、一柳の生誕80年と作曲60周年を記念したリサイタル《一柳慧 80th FESTA!》が開催されます。高橋悠治、木村かをり、高橋アキ(ピアノ)、木村茉莉、篠崎史子(ハープ)、菅原淳(マリンバ)等、日本を代表する演奏家たちが多数出演、一柳本人もピアニストとして出演します。詳しくは弊社のコンサートのページをご覧ください。
3タイトル目は『ルポフォン~新種のバス・オーボエの可能性に迫る~/加納律子 他』(CMCD-28296)です。
2009年、ドイツの古都クローナッハにあるグントラム・ヴォルフの楽器工房で誕生した新たなるバス・オーボエ『ルポフォン』。本作ではオーケストラ・アンサンブル金沢の団員として、また、ソロ、アンサンブルなど幅広い活動を続ける加納律子が、師であるトーマス・インデアミューレ(バリトン・オーボエ)をはじめ、気心の知れたメンバーたちとの共演で、知られざる『ルポフォン』の可能性と魅力を存分に伝えます。
4タイトル目は『マイ・フェイヴァリット・ソングス~私の愛する歌/日比啓子』(CMCD-28298)です。
今回選んだ17曲はそれぞれが私の思い出と共にあり、心より共感した曲です。アンサンブルの豊かな響きに乗って、その思いが皆様にどうぞ届きますようにと心より願っています。[日比啓子/ブックレットより]
シュヴァルツコップをはじめとする世界的歌手に師事し、ヨーロッパをはじめ各国で活躍を続けてきた日比啓子(ソプラノ)。今作では、彼女が人生を捧げる“歌”の魅力を伝えるべく、「ウィーンわが夢の街」から「いつも何度でも(『千と千尋の神隠し』主題歌)」、武満徹の「翼」「小さな空」まで、ジャンルをこえた愛唱歌の数々をセレクトし1枚に収録。絶妙なアンサンブルとともに聴かせます。