一部新聞でも報道がありましたが、本年4月、鮮烈な日本デビューを果たしたピアノ・デュオ「デュオ・アマル」が8月8日に来日し、9日と10日の2日間、レコーディング・セッションを行いました。「アマル」は、アラビア語で「希望」。イスラエル人のヤロン・コールベルク、パレスチナ人のビシャラ・ハロニは、政治や国家の壁を乗り越え、音楽で結ばれたデュオとして世界で注目を集めています。
今回のレコーディングは、2台ピアノによる、ロシア・プログラム。ラフマニノフの組曲第1番「幻想的絵画」、ショスタコーヴィチのコンチェルティーノ作品94、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカからの3楽章」を、聴衆の喝采を浴びた東京デビューの会場と同じ武蔵野市民文化会館小ホールで収録しました。
最も注目すべきは、彼らの奏でる音楽の素晴らしさであることを再確認したレコーディング・セッションでした。CDリリースは本年中の予定。録音の詳細は、改めてレコーディング・ニュース等でご紹介していきます。
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