5月15日発刊の読売新聞夕刊で、France Now/飯野明日香(CMCD-28302)が飯野明日香のインタビューとともに紹介されました。現在もフランスを中心に活躍を続ける12人の作曲家によるピアノ・ソロ作品を収録したアルバムです。
記事を抜粋、ご紹介します。
「クラシックの曲だと『これでいいんだろうか?』という不安があるけれど、これらの曲はああしたい、こうしたいというアイデアがどんどん出てくる」
フランス人作曲家12人の小品を集めた、このCDからは、一風変わった聴きなれない響きがする。しかし、頭でっかちの作為ではなく、自然で流麗、繊細で柔らかな音で満たされている。
「同時代の音楽を弾く時は、自分が持つすべての感覚を投入したい。すると、今までにない感性が生まれるような気がする」そんなふうに感じられるのは一つの才能だろう。
頭で理解せず、心で感じること。モーツァルトやベートーベンも案外、同時代人からそのように聴かれていたのかもしれない。クラシックで固まった耳を解きほぐしてみてはどうだろう。
CDは好評発売中です。ぜひ、フランス現代音楽の”今”を感じてみてください。
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