2008年5月アーカイブ

佐藤美香 以前、NHKで放送され好評を博した「ショパン・コンクール─21世紀の巨匠をめざす若者たち─」がNHK BS hiにて再放送されます。
 同番組は2000年のショパン国際ピアノ・コンクールの模様を追ったドキュメンタリーで、同年の日本人最高位となる第6位に入賞を果たした弊社所属のピアニスト、佐藤美香のインタヴューや演奏風景もフィーチャーされています。ぜひご覧ください。

●ショパン・コンクール─21世紀の巨匠をめざす若者たち─[再]

【放送日】
 2008年5月31日(土) 20:30〜21:30 NHK BS hi

【出演者】
 佐藤美香/梯 剛之/ユンディ・リ/マルタ・アルゲリッチ/中村紘子 ほか
【語り】
 永作博美

※放送日や内容については、予告なく変更になることがございます。あしからずご了承ください。

 カメラータからの5月25日発売(6月新譜)は新譜3タイトル、再発売1タイトルとなります。

CMCD-28156 まず1枚目は「20世紀のクラリネット作品/カール・ライスター」(CMCD-28156)。近年ルフェーヴルシューマンなどクラシカルなシリーズが続いたカール・ライスターですが、前作では西村 朗のクラリネット協奏曲「カヴィラ」を初演するなど、決して年代にとらわれず、新しいレパートリーにも意欲的に挑んできました。今回の最新アルバムは、バーンスタインホロヴィッツオネゲルなど、ジャズのエッセンスも感じられる20世紀前半の作品集。これまでのクラシカルな作品集とは一味違った、洒脱で軽快なライスターの演奏を存分に楽しめます。

CMCD-28157 続いて、ハーモニカ奏者として常に第一線で活躍してきた崎元 讓の新譜と再発売を1枚ずつご紹介します。6年ぶりとなる久々の新譜は「ロドリーゴ:スペインの小さな田舎町〜ハーモニカ作品集/崎元 讓」(CMCD-28157)。タイトルとなったロドリーゴ「スペインの小さな田舎町」は、1957年にハーモニカの名手ラリー・アドラーにより初演された後に楽譜が行方不明となり長い間"幻の名曲"とされていましたが、最近になり楽譜が発見され、演奏やレコーディングが可能になった作品。そのため本アルバムが同作品の初録音となります。

CMCD-15083 この最新作のリリースにあわせ、崎元 讓のディスコグラフィーの中でも特に人気の高い「ハーモニカの芸術/崎元 讓」(CMCD-15083)も【カメラータ・ヴィルトゥオーゾ・シリーズ】として再発売いたしました。
 本作はカメラータにおける崎元のデビュー盤で、J.S.バッハから美野春樹、三宅榛名ら新進気鋭の邦人作曲家の作品を収録し、ハーモニカという小さな楽器の可能性を多くの音楽ファンに認知させたロングセラーです。演奏活動40周年を記念した崎元 讓の2枚のアルバムで、ハーモニカの幅広いレパートリーをお楽しみください。

CMCD-20096 最後は「栗本尊子 グレート・ヴォイス──2005 Live in Tokyo」(CMCD-20096)。栗本尊子(メゾ・ソプラノ)による2005年10月のライヴ盤です。この時すでに栗本は84歳でしたが、年齢を感じさせない艶やかな歌声、美しく響く日本語の発声はまさに"奇跡の歌声=グレート・ヴォイス"としか表現することができません。
 栗本はこの翌年、カメラータから「愛と祈り〜歌いつがれる日本のうた」(CMCD-28110)をリリース、85歳でCDデビューを果たしました。こちらも併せてお楽しみください。

 なお、「20世紀のクラリネット作品」および「栗本尊子 グレート・ヴォイス」は、『レコード芸術』6月号(音楽之友社/5月19日発売)の「New Disc Collection」のページでも紹介されました。

4月24日のニュースでお知らせしました通り、2008年4月から新譜の発売日が毎月25日に変更となりました。ご了承ください。

CMSB-28021 5月25日発売(6月新譜)の「スイングブロス」レーベルの新譜は「ボサノヴァに乾杯!/ハリー・アレン」(CMSB-28021)。
 これまでに「リカード・ボサノヴァ」「ハリー・アレン・ミーツ・トリオ・ダ・パズ」などをリリースし、すっかり初夏の恒例となったハリーのボサノヴァ名曲集です。ボサノヴァ誕生50周年を記念し、ボッサの第一人者ハリーがセレクトした人気曲、美しい曲をシンプルで爽やかに演奏したジャズ・ボッサの必聴盤です。

4月24日のニュースでお知らせしました通り、2008年4月から新譜の発売日が毎月25日に変更となりました。ご了承ください。

ゲルハーヘル 先日NHK BS2の「BSクラシック倶楽部」で放送されたクリスティアン・ゲルハーヘルゲロルト・フーバー「冬の旅」。「クラシック倶楽部」では抜粋での放映でしたが、大好評により「NHK芸術劇場」(地上波)での全曲放送が決定いたしました。ぜひご覧ください。

●クリスティアン・ゲルハーヘル バリトン・リサイタル
[2008年2月1日/東京・王子ホールにて収録]

【放送日】
 2008年5月16日(金) 22:30〜0:45
 NHK教育(地上波)「NHK芸術劇場」
 ※ゲルハーヘルの公演の放映は22:45〜23:55を予定しています。

【曲目】
 シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911(全曲)

【演奏者】
 クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)
 ゲロルト・フーバー(ピアノ)

※放送日や内容については、予告なく変更になることがございます。あしからずご了承ください。

28CM-528 2006/2007シーズン、欧州選手権でスイス女子選手として初めて銀メダルを獲得するなど、名実ともにスイスを代表する女性フィギュアスケート選手、サラ・マイヤー。そのマイヤー選手の演技で、カメラータから発売中のアルバム「鳥のシシリアーノ〜新実徳英 ヴァイオリン・ソング・ブック/大谷康子」より「秋の紅(くれない)」「黒のラフォリア」が昨年から使用されています。
 アルバム「鳥のシシリアーノ」は、作曲家の新実徳英が手がけた合唱曲集「白いうた 青いうた」児童合唱版およびソプラノ独唱版も発売中)をベースに、新実自身がヴァイオリンとピアノのデュオにアレンジした小品集です。演奏は東京交響楽団のコンサートミストレス大谷康子(ヴァイオリン)と榎本 潤(ピアノ)で、2001年の発売以降ロングセラーとなっているタイトルです。

 なお、さる4月20日にさいたまスーパーアリーナで開催された「フィギュアJAPAN OPEN 2008」にて、大谷康子さんはサラ・マイヤー選手と念願の初対面を果たしたそうです。その時の模様は『音楽の友』6月号(音楽之友社/5月20日発売)に掲載される予定です。

GW 平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 誠に勝手ながら、5月上旬、ゴールデンウィーク中の弊社の営業日および商品の出荷につきましては以下の通りとさせていただきます。

●ゴールデンウィーク休業:5月3日(土)〜6日(火)
(※通常の暦どおりの休業です)

 7日(水)10時から通常営業に戻りますが、5月2日(金)午前までの受注分は1日早い5月6日(火)から出荷を開始いたします。弊社ホームページからの注文分もこれに準じますが、出荷および在庫状況などで通常より1〜2日ほど遅れる可能性がございますのでご了承ください。
 お客様およびCDショップ各店舗様等には色々とお手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

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