2011年11月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

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 カメラータの12月新譜(11月25日発売)3タイトルをご紹介いたします。

CMCD-10003〜7 1枚目は『モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集/ウェルナー・ヒンク&遠山慶子』(CMCD-10003〜7)。1991年、ウィーン・フィルのコンサートマスター(当時)、ウェルナー・ヒンク(ヴァイオリン)と遠山慶子のデュオでモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの録音を開始してから今年でちょうど20年。その節目の年に、これまで発売された5枚のアルバムを高音質CDのBOXセットでお届けする特別企画盤です。2010年に第51回毎日芸術賞を受賞するなど、各方面で絶賛されたヒンク&遠山にしか表現できない極上のモーツァルトを存分に堪能できるアルバムです。
 当アルバムは、これまでのCDスペックのマスター・テープから176.4kHz/24bitの高解像度マスターを新たに作成し、ビクタークリエイティブメディア株式会社が開発した高解像度マスターをCDへダイレクトにカッティングする最新技術、『HR(ハイレゾリューション)カッティング』を導入することで、従来のCDと比べより高解像度なCDの製作を実現しました。「HRカッティング」によるCDは、全てのCDプレーヤーで再生可能です。

CMCD-28252 2枚目は『偲琴(しのびごと)/野坂操壽、小宮瑞代』です。箏の新たな音を求め、試行錯誤を重ね創作された二十五絃箏の完成から20年。二十五絃箏奏者として第一線で活躍する野坂操壽が、松村禎三浦田健次郎廣瀬量平西村朗ら日本現代作曲界を代表する4人の作曲家が二十五絃箏のために書き下ろした作品を演奏した最新録音を収めました。豊かな音色を奏でる二十五絃箏の高雅な響きを品格高い演奏で披露します。
 なお、きたる12月5日(月)に、東京の津田ホールにて野坂操壽の第25回リサイタルが開催されます。チケットは好評発売中です。詳しくは弊社のコンサートのページをご覧ください。

CMCD-28238〜6 3枚目は『プーランク:ピアノのための作品集 I/碇山典子』(CMCD-28238)です。前作『ラ・カンパネラ』から久々の録音となる碇山典子(ピアノ)最新アルバムは、フランス6人組の作曲家、フランシス・プーランクの軽快、軽妙なピアノ作品集の第1弾。碇山がフランス留学時代に自身で感じたパリの空気を作品解釈に溶け込ませ、ストレートかつ色彩感あふれる演奏で表現しています。生粋のパリっ子だったプーランクのユーモア溢れるエスプリの世界が広がります。

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