2010年12月20日新譜のご案内[クラシック/CD]

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 カメラータの1月新譜(12月20日発売)は新譜3タイトルです。

CMCD-28229 1枚目は『三善 晃の音楽 IV 器楽・歌曲作品集─2008年 三善 晃 作品展より』(CMCD-28229)。現代日本作曲界の重鎮、三善 晃自身の監修による好評の「三善 晃の音楽」シリーズの第4弾です。本アルバムは2008年10月18日と19日に行われた現代日本作曲界の重鎮、三善 晃の作品展から第1夜(器楽・歌曲作品)の音源をCD化。生誕75年を祝す会として企画された本公演は2日間連続で開催され、会場となった東京オペラシティコンサートホールは両日ともに祝祭の雰囲気と熱気にあふれました。三善 晃から絶大な信頼を得ている選りすぐりの演奏家たちによる完成度の高い演奏が次々と披露された第1夜より、特に厳選された音源を1枚のディスクに収録。三善作品への熱い思いがほとばしる、記念碑的演奏の模様をお聴きいただけます。同シリーズ『三善 晃の音楽 III』『三善 晃の音楽 II』『三善 晃の音楽』と併せてお聴きください。

CMCD-28224 2枚目は『いつも微笑みを〜オペレッタ名曲集/小貫岩夫、天羽明惠』(CMCD-28224)。いま最も旬な実力派テノール歌手として活躍中の小貫岩夫が満を持してリリースする初ソロ・アルバムです。『メリー・ウィドウ』『微笑みの国』『伯爵家令嬢マリツァ』など、ウィーンの香り漂う珠玉のオペレッタから数々の名曲を収録。小貫の柔らかく艶やかな歌声が、オペレッタの甘い調べに乗って、多くの人を魅了します。さらに最大の聴き所であるデュエットでは、ソプラノの天羽明惠をゲストとして迎え、オペレッタの魅力をたっぷりお聴きいただけます。
 なお、小貫岩夫は来月1月7日、東京オペラシティ コンサートホールで開催される「ウィーン・オペラ舞踏会管弦楽団 ニューイヤー・コンサート 2011」にも出演いたします。本場ウィーンのオペレッタやワルツを知り尽くしたウィーン・オペラ舞踏会管弦楽団&ウヴェ・タイマー(指揮)、フォルクスオーパーで活躍するメルバ・ラモス(ソプラノ)、流麗な踊りで観客を魅了するウィーン・フォルクスオーパー・バレエと共に繰り広げるステージは、新たな年の初めにぴったりのイベントとなるでしょう。コンサートの詳細は弊社のコンサートのページをご覧ください。

CMCD-28228 最後は『バッハ:チェンバロ作品集/エディット・ピヒト=アクセンフェルト未発売音源集 1』(CMCD-99057)。偉大な鍵盤奏者であり、教育者としても20世紀の音楽界に大きな足跡を遺したエディット・ピヒト=アクセンフェルト。カメラータは彼女の演奏によるバッハのチェンバロ作品全曲録音プロジェクトをスタートさせましたが、2001年、ピヒト=アクセンフェルトの他界により惜しくも未完に終わりました。本アルバムはそのプロジェクトの一環として、1992年にレコーディングされた幻の音源で、まさに奇跡のCD化となる1枚です。
 なお、今月は再リリース企画《エディット・ピヒト=アクセンフェルトの芸術》シリーズの第1弾として、彼女のチェンバロ演奏からJ.S.バッハの『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』『平均律クラヴィーア曲集 第2巻』『パルティータ全集』『イギリス組曲全曲』をお求めやすいお値段で同時リリースいたしました。こちらにもぜひご注目ください。

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