2008年11月25日新譜のご案内[クラシック/CD]

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 カメラータの11月新譜2枚をご紹介します。
CMCD-28165 まず1枚目は『武満 徹:SONGS/腰越満美、羽山晃生、山田武彦』(CMCD-28165)。武満 徹が書いた「うた」には、伴奏が残された作品が2曲ありますが、その他の作品には伴奏がありません。そのため、これまでにさまざまなアレンジで演奏や録音が行われてきました。本アルバムはその武満の「うた」を20曲集め、腰越満美(ソプラノ)と羽山晃生(テノール)が、山田武彦即興演奏(ピアノのほかトイピアノ、サヌカイトなども使用)にのせて演奏・録音が行われたものです。武満が他界してからすでに10年以上の歳月が流れましたが、気鋭の演奏家たちの協業によって、親しみやすく、メッセージあふれる武満の「うた」が、今ここに息を吹き返します。

CMCD-28171 2枚目は『マーラー歌曲集/白石敬子』(CMCD-28171)。シューベルト、シューマン、ブラームスなどリートの代表作を精力的に収録してきた白石敬子(ソプラノ)による最新作は、ウィーンの世紀末を代表するマーラーの歌曲集。日本人として初めてウィーン国立歌劇場の専属歌手となり、本格派オペラ歌手として演奏活動を続けてきた白石敬子が、白石隆生(ピアノ)の伴奏を得てマーラーのドラマティックな歌曲を歌い上げます。

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