2006年5月アーカイブ

 さる4月6日、演奏ツアーで来日中のクラリネット奏者、カール・ライスターヤマハミュージック銀座(東京)に来店、インストア・イベントが開催されました。
 たとえインストア・イベントと言えども完璧さを求めるライスターは、当日の早い時間からピアノの加藤洋之と共に入念なリハーサルを行ってから来店。多忙な日本ツアーの合間をぬってのイベントのため、平日夕方の開催となってしまいましたが、1階会場の「ミュージックステージ」には立ち見が出るほどお客さんに集まっていただきました。
 イベントの前半では最新アルバムの「ドイツ・リーダー」から3曲を披露。後半はこれまでのレコーディングや演奏活動、ベルリン・フィル団員として初来日した時のエピソードなどを披露し、来場されたお客さんからの質問コーナーも設けられました。「演奏技術ではなく音楽性を高めるには?」という質問には、「技術的な練習はもちろんですが、クラリネット以外の楽器とのアンサンブルを楽しむこと。特にアンサンブルでは相手の音を聴くことが大変重要なので、お互いの演奏を聴くことで学べる事が多いのです。歌を歌うのもいいですね」と答えていたのが印象的でした。演奏後のライスターは普段のシリアスな印象とは一転。終始和やかな雰囲気の中でイベントは進行しました。
 最後に行われたサイン会ではフロアの後ろまで行列が伸び、予定していた終了時間を大幅にオーバーしてしまいましたが、イベントは無事に終了しました。ご来場いただいたお客様、ありがとうございました。

●協力:ヤマハミュージック銀座店(株) 梶本音楽事務所

 弊社所属の指揮者、栗田博文が5月からブログをスタートさせました。普段の指揮活動では見ることのできない、栗田博文の意外な一面を見ることができそうです。ブログですのでもちろんコメントの書き込みも可能です。

●指揮者・栗田博文のダイアリー

CMSB-28007 5月3日夜、NHK総合テレビのニュース番組「ニュースウォッチ9」で、4月にスイングブロスから発売されたCD「モーツァルト・イン・ジャズ/レイ・ケネディ・トリオ」(CMSB-28007)が紹介されました。
 モーツァルト生誕250周年に沸く2006年。そのモーツァルトの名曲を異なった解釈で味わおうという、今年登場したモーツァルトのCDの中でもユニークな企画です。海外の一流ジャズ・ミュージシャンによる全編モーツァルトのアルバムは初企画。スイングジャーナル誌(2006年5月号)でも、みごとゴールドディスクに選定されました。
 
 オンラインでの通販も受け付けております。詳しい情報はこちらまで
 (※通販での発送は5月8日以降となりますのでご了承ください)

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