カメラータの9月新譜(8月25日発売)は3タイトルです。
1枚目は『コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ/タマーシュ・ヴァルガ』(CMCD-28201)。カメラータからウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団のメンバーとして多数のアルバムをリリースし、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で首席チェロ奏者としての活躍が大いに期待されているタマーシュ・ヴァルガによる無伴奏チェロ作品集です。ヴァルガの故郷であるハンガリーの代表的作曲家、コダーイとリゲティ、そしてガルによる無伴奏チェロ・ソナタを、ヴァルガが力強く響き渡る音色と叙情あふれる歌心で奏でます。
2枚目は『ブラームス&ツェムリンスキー:クラリネット三重奏曲/カール・ライスター』(CMCD-28204)。“ザ・キング・オブ・クラリネット”、カール・ライスター久々のアルバムです。ブラームスの名曲のひとつ、クラリネット三重奏曲の誕生は、同時代に活躍していたクラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトの演奏にブラームスが触発されたことがきっかけとなりました。一方、ツェムリンスキーのクラリネット三重奏曲は、ブラームスの強い後押しによりジムロック社からの楽譜出版の道が開かれ、世に知られるきっかけとなりました。シューマンの作品は、「スペインの歌」からのトランスクリプション。フェレンツ・ボーグナー(ピアノ)とインケ・フランク(チェロ)との息のあった演奏は、それぞれの作品の魅力とライスターの燻し銀のような音色を引き立たせ、みごとなアンサンブルを聴かせます。
●BS2
1タイトル目は『J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲(ヴィオラ版)/ルカ・ラニエリ』。J.S.バッハの傑作「無伴奏チェロ組曲」全曲をヴィオラで演奏したアルバムです。その魅力的な音で大バッハの高みに挑んだのは、RAI国立交響楽団、ナポリのサン・カルロ劇場管弦楽団、イ・ソリスティ・ペルージャなどで第1ヴィオラ奏者として活躍するルカ・ラニエリ。満を持して録音に臨んだイタリアの名手が奏でる艶やかで優雅なヴィオラの響きにより、聴きなれた名曲が新たな光を放ちます。
2タイトル目は『オーボエ・ソナタ名曲集/インデアミューレ、ブリツィ』。 オーボエ界の第一人者トーマス・インデアミューレがC. P. E. バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデルによるオーボエ・ソナタの名曲を収録。インデアミューレは、バロックの語法を踏まえながら、モダン楽器でしか得ることができないしなやかで流麗なパッセージを演奏に盛り込み、独自の世界を確立。共演者に、クラヴィオルガンでチェンバロとオルガンの音を自由に操る奇才クラウディオ・ブリツィを得て、同曲の決定盤が誕生した。