2004年5月アーカイブ

 ポランスキーの映画『The PIANIST(「戦場のピアニスト」)』でピアノ演奏を担当し、ポーランドで今一番輝いているヤーヌス・オレイニチャク。彼はカメラータで1978年に初めてのレコーディングをしているが、今回はその彼と久々に再会することとなった。
 写真はLOT(ポーランド航空)の70周年記念コンサートの模様です。観客は招待者のみ、しかも空港の一角の野外テントで行われたコンサートで、ポーランドの大統領とオレイニチャクが抱き合っている貴重な写真も撮りました。

[プロデューサー:井阪 紘]

ポーランド航空70周年記念コンサートの野外テントの中で、オレイニチャクと井阪

ポーランドのクワシニエフスキー大統領(左)と歓談するオレイニチャク

オレイニチャク宅を訪問、旧交を温める。

 ウィーン楽友協会とカメラータによる共同プロジェクトがスタートしました。楽友協会が所有する、歴史的にも貴重な楽器によるコンサート・シリーズをカメラータが録音/制作するというプロジェクトです。クラウディオ・ブリツィによる「クラヴィオルガン」の録音がクラシック業界で注目を集める中、音楽史の中で消えていった幻の楽器に光をあてるこの企画も、これから各方面で話題となることでしょう。
 楽友協会の大幅な改装により誕生した、豪華な新ホールの様子もご覧ください。

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