カメラータ・トウキョウ レコーディング・ニュース
 
植村理葉&岡田博美/フランス作品集
 2008年12月22日〜24日/スタジオ・バウムガルテン(ウィーン)

 2004年に、第15回新日鉄音楽賞のフレッシュアーティスト賞を受賞した植村理葉さんは、ドイツのCBSソニーからシューマンのヴァイオリン協奏曲を発売し、レコーディングでも注目されていたが、それ以降の録音がなく、ファンからは次のリリースが待望されてきた。
 植村さんのカメラータ初レコーディングは、当初フェレンツ・ボーグナーとのデュオが予定されていたのだが、諸般の事情で延期になってしまい、今回は急遽、岡田博美さんにパートナーを依頼。岡田さんはロンドンから、植村さんはベルリンからウィーンにやって来てのレコーディングとなった。
 22日から24日の3日間で5曲を録音。75分近い長時間収録で、2009年秋までには発売の予定。
 (井阪 紘)

 【曲目】
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(遺作/1897)/ヴァイオリン・ソナタ(1923〜27)
 ミヨー:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 作品40(1917)
 別宮貞雄:ヴァイオリン・ソナタ 第1番(1967)
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ(1916〜17)

 ピアノ:スタインウェイ
 調律:ミヒャエル・ハーン

[★CDは2009年7月、CMCD-28183として発売]
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