カメラータ・トウキョウ レコーディング・ニュース
 
フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”の第2弾/ハイドン:協奏曲
 2008年12月10日〜13日/スタジオ・バウムガルテン(ウィーン)

 12月10日から13日までの4日間は、ハンス・ペーター・オクセンホファーの指揮、ウィーン・フィルの精鋭を中心に組織された「フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”」の2枚目の録音。今年の3月に1枚目のレコーディングを行っているが、今回は来年のハイドン没後200年を狙って、ハイドンのコンチェルト2曲、そしてシンフォニーをレコーディング。
 ソロはウィーン・フィルのメンバーから、オーボエのマルティン・ガブリエル、チェロのローベルト・ノージュ。とにかく、グループがスタートしたばかりの熱気がアンサンブルにあり、しかも若手のベスト・メンバーが集まっている。こちらからかなり精緻な注文を出しても、オーケストラにはそれに応えられる力とゆとりがあって、楽しいレコーディング・セッションとなった。
 曲目は以下の3曲。オーボエ協奏曲は偽作と言われるが、なかなか良い曲で、よく演奏されている。
 (井阪 紘)

 【曲目】
 作曲者不詳(伝ハイドン):
  オーボエ協奏曲 ハ長調 Hob.VIIg:C1
 ハイドン:
  交響曲 第83番 ト短調 Hob.I:83「めんどり」(1785)
  チェロ協奏曲 第2番 ニ長調 Hob.VIIb:2(1783)

[★CDは2009年5月、CMCD-28166として発売]
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