カメラータ・トウキョウ レコーディング・ニュース
 
ヘルベルト・ヴィリ作品集 (4):「金管五重奏曲」をベルリンにて収録!
  2005年12月20日 ダーレム、イエス・キリスト教会(ベルリン)

 2004年からスタートした、オーストリアを代表する若手作曲家の一人、ヘルベルト・ヴィリの作品集は、ヨーロッパのトップクラスのアーティストの協力で、徐々に数多くの作品が追加録音されてきました。
 今回は、トランペットのソリストとしてドイツで文字通り最高のプレイヤーといわれるラインホルト・フリードリッヒの提唱で、ベルリン・フィルから3名、それにバス・トロンボーンにミュンヘンのバイエルン国立歌劇場の奏者がベルリンに集結して、イエズス教会でクリスマス前の12月20日に収録することになりました。
 1984年に書かれた「金管五重奏曲」は、トランペット奏者エドワード・H・タールに捧げられた10分ほどの曲で、リズムの複雑さと、高度な表現力を要求されるヴィリらしい作品で、トランペット2本とアルト・トロンボーンとバス・トロンボーン、それにホルンという5つの金管による編成。今回フリードリッヒの呼びかけで参加したベルリン・フィルの首席奏者、オラフ・オット(トロンボーン)、シュテファン・ドール(ホルン)、ガボール・タルコヴィ(トランペット)は前日からリハーサル。ウヴェ・フュッセル(バス・トロンボーン)は録音当日にミュンヘンから飛んできての参加。文字通りの「スーパーブラス」といった顔ぶれで、無事3時間で録音を終了。作曲家は大満足でした。
 10分少しのこの曲のために我々は録音機材をウィーンから1000Km移動させて録音に挑みました。ベストメンバーを集めたかったという、ラインホルト・フリードリッヒの熱い思いがこの録音にかける情熱だと受け取って、我々もベストを尽くしたレコーディングでした。

[★CDは2006年11月、CMCD-28125として発売]
金管五重奏曲 金管五重奏曲
金管五重奏曲
(写真左より)オット、フリードリッヒ、ドール、タルコヴィ、フュッセル
金管五重奏曲
イエス・キリスト教会での録音 
金管五重奏曲
 作曲者のヴィリと、井阪(右)
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