カメラータ・トウキョウ 演奏家プロフィール

シュテファン・ヴラダー(ピアノ) Stefan Vladar, piano

 1965年、ウィーンに生まれる。6歳からピアノのレッスンを始め、1973年にウィーン音楽大学に進み、レーテーテ・クラーマー=プライゼンハーマーに師事し、その後ハンス・ペーターマンドルのもとで学んだ。
 初の公演は13歳の時で、モーツァルトのピアノ協奏曲 K.537「戴冠式」を演奏。18歳でバルトークのピアノ協奏曲 第3番を演奏して、ウィーンのムジークフェラインへデビュー。
 1985年、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクールで、初参加140名中最年少でしかもオーストリア人として初の優勝を飾り、国際的なセンセーションを巻き起こした。以来、アムステルダム、ベルリン、ブリュッセル、香港、ロンドン、ミラノ、メキシコ・シティー、ミュンヘン、ニューヨーク、パリ、ザルツブルク、サンフランシスコ、ウィーン、東京など、世界各地で公演している。
 ソリストとして世界有数のオーケストラの国外ツアーにも数多く参加、これまでにアバド、ドホナーニ、フェドセーエフ、フリューベック・デ・ブルゴス、ハーガー、マリナー、プラッソン、ヴェーグなどの指揮者のもとでウィーン・フィル、ウィーン交響楽団、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク、セント・マーチン・アカデミー管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、シカゴ交響楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団などと協演している。
 ルドルフ・ゼルキンの招きにより、マールボロ音楽祭に参加し、ほかにもザルツブルク音楽祭、ウィーン音楽の夏、ラヴィニア音楽祭、フランダーン祭、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン祭などの音楽祭にレギュラー出演している。
 1991年には東京で開催された「ザルツブルク・モーツァルト週間」に参加し、ハーガー指揮ウィーン・フィルと協演したのに引き続き、ウィーンでもウィーン・フィルとコンサートを行い、ドホナーニ指揮でモーツァルトのピアノ協奏曲 ハ長調 K.503を演奏して非常に高い評価を得た。同年、ザルツブルクでリサイタルも行っている。
 ソロCDは1989年のムジークフェラインでのライヴを録音した「シュテファン・ヴラダー リサイタル/ムジークフェライン・ライヴ」、「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」、ベートーヴェンのピアノ・ソナタでは「田園/悲愴」、「熱情/ワルトシュタイン」を、伴奏ではウィーン・フィル首席フルーティスト、ヴォルフガング・シュルツとの共演による「『しぼめる花』の主題による序奏と変奏曲」をカメラータからリリース。ソニークラシカルにはソロや室内楽のほか、ネヴィル・マリナー指揮セント・マーティン・アカデミー管弦楽団との協演によるモーツァルトのピアノ協奏曲を残している。
 1989年以来、ヴラダーはウィーン郊外のノイベルクで開かれている音楽祭の音楽監督を務めており、ソロ、室内楽、指揮、教育の多岐にわたる活躍を見せている。

【Home Page】 www.stefanvladar.com

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