カメラータ・トウキョウ 演奏家プロフィール

フィリップ・アントルモン(指揮) Philippe Entremont, conductor

 フィリップ・アントルモンの並外れた経歴は、18歳の時に始まった。ニューヨークのカーネギー・ホールでジョリヴェのピアノ協奏曲とリストのピアノ協奏曲 第1番を演奏して大成功を収め、国際的な注目を集めるようになった。ピアニストとして、またこの30年は指揮者としても、国際的なキャリアの頂点を極めている。
 指揮者としては、ウィーン室内管とアメリカで10回、日本で7回のツアーを行い、近年はスイスとドイツでストラスブール・フィルとのツアーを行っている。ミュンヘン響では首席客演指揮者として2005年と2006年に欧米でツアーを行い、この間はピアノの弾き振りでも演奏。1997年にはサント・ドミンゴ音楽祭を創設、祝祭管弦楽団の芸術監督と指揮者を務める。2006年の「モーツァルト・イヤー」に際しては、東京に本拠を置くスーパー・ワールド・オーケストラを指揮した。
 1981〜86年ニューオリンズ・フィルの音楽監督、その後デンヴァー響の音楽監督を務めた。2002年までオランダ室内管の首席指揮者。ウィーン室内管では、ほぼ30年に渡り音楽監督と首席指揮者を務め、現在は終身桂冠指揮者。イスラエル室内管では音楽監督を務め、現在は桂冠指揮者。
 ヨーロッパ、アジア、アメリカの主要なオーケストラ、例えば、フィラデルフィア管、モントリオール響、ロイヤル・フィル、スペイン国立管、サンタ・チェチーリア管(ローマ)、フランス国立管、オスロ・フィル、ワルシャワ・フィル、N響、ウィーン響などを指揮。世界の最も優れた器楽奏者、声楽家たちとも共演している。
 古今を通じ最も多くの録音を誇る演奏家の一人として、数多くのレーベルにその名があり、主要な賞を得ている。近年ではスイスのレーベル“Cascavelle”に、モーツァルトの2つのピアノ協奏曲をミュンヘン響を弾き振りして録音している。
 フランスのレジオン・ドヌール勲章オフィシエ、国家功労勲章三等、芸術文化勲章コマンドゥール、オーストリアの芸術科学名誉一等十字勲章を受章。ブリュッセルのベラルテ財団総裁。かつてナディア・ブーランジェが在任した、フォンテーヌブロー・アメリカ音楽院の院長も務める。
 カメラータからは、ウィーン・ベートーヴェン・トリオと組んだ『ベートーヴェン:三重協奏曲&ピアノ三重奏曲』、ヴァイオリンの中澤きみ子と組んだ『モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲全集』、モーツァルトの『2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ、ピアノとヴァイオリンのための協奏曲』『W.A.モーツァルト:協奏交響曲 K.364、ロンド、アダージョ』がリリースされている。

※ 下の INDEX ボタンをクリックすると元のウィンドウが前に出ます。Close ボタンでこのウィンドウが閉じます。