カメラータ・トウキョウ 演奏家プロフィール

弓張美季(ピアノ) Miki Yumihari, piano

 神戸生まれ。5歳よりピアノを始める。9歳から15歳までの間滞在したドイツではスタインウェイ・コンクールやドイツ青少年コンクールに代表される様々なコンクールで1位、2位を含む入賞を果たし、演奏はドイツ全土に放送される。
 1987年よりマーティン・ミュージック・スカラシップを受け、故ユーディ・メニューインが創設したメニューイン音楽院に入る。ヴァラド・ペルルミュテール、イリーナ・ザリツカヤ、セタ・タニエル、室内楽をウィリアム・プリーズ、ヴィクトリア・ポスニコヴァらに師事。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール、サウス・バンク・センターなどで演奏を披露。
 その後ニューヨークに渡り、ジュリアード音楽院、マネス音楽院修士課程および同プロフェッショナル・コースを修了。ジュリアード音楽院ではピアノをジョゼフ・カーリッヒシュタイン、ジェイコブ・ラタイナ、室内楽をフェリックス・ガリミアに師事。
 1998年、アーティスト・インターナショナルの主催で、カーネギー・ホールでリサイタルを開催。このコンサートがアーティスト・インターナショナル年間最優秀新人ピアニストに選ばれ、翌年再びカーネギー・ホールにてリサイタルを行なう。
 2001年には、日本人ピアニストとしてはじめて、ロシア国立エルミタージュ劇場においてエルミタージュ室内管弦楽団と共演。これを機に再びヨーロッパ音楽の「伝統」を極めるためサンクトペテルブルクに移り、サンクトペテルブルク音楽院にてピアノをナゼッダ・エイスモント、室内楽をノーラ・クリストフォーラ・ノリジャニヤンに師事。
 以後、積極的に演奏活動を開始し、サンクトペテルブルク・フィルハーモニーホールやエルミタージュ劇場で、モーツァルト、ベートーヴェンのコンチェルトなどを披露し喝采を浴びる。
 2004年からは活動拠点をウィーンに移し、更なる自己の研鑽に励んでいる。
 これまでにドイツ、フランス、スコットランド、オーストリア、イギリス、アラブ首長国連邦、アメリカ、日本などでリサイタルを開催。1994年の日本デビュー・リサイタルでは、幼い頃より欧米で才能を培ってきたことを彷彿させる、自由奔放な中にも確固たる信念と主張をもった彼女の演奏が、国内の聴衆に熱狂をもって迎えられ、以来一時帰国の際にはリサイタルを開き聴衆を魅了している。
 2009年10月、カメラータ・トウキョウからCD『シューマン:ファンタジー』をリリースした。

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