カメラータ・トウキョウ 演奏家プロフィール

カリーン・アダム(ヴァイオリン)Karin Adam, violin

 コンサート・ピアニストを母としてウィーンに生まれ、ウィーン音楽アカデミーでフランツ・サモイル教授に師事する。8歳でコンサート・デビュー後、学生コンクールで数々の賞を得る。1981年にはオーストリアで開催されたヨーゼフ・ヨアヒム国際コンクールで優勝。翌年には、若人のためのモーツァルト解釈賞をウィーン・モーツアルト・ゲマインデにより授与される。1993年、ロイヤル・アルバート・ホールで催されたBBCプロムスで、ブラームスの協奏曲をヴァルター・ヴェラー指揮のロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団と演奏。
 これまでに世界中の著名なオーケストラと演奏を続けていて、共演したオーケストラには、ウィーン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、シュトゥットガルト管弦楽団、ハンブルク交響楽団、バーゼル交響楽団、プラハ交響楽団、ポーランド国立放送交響楽団、ロイヤル・リバプール管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、ワシントン・ヘンデル祝祭管弦楽団、東京交響楽団、ベルギー室内管弦楽団、ルクセンブルクRTL交響楽団、スペイン国立交響楽団などがある。
 共演した指揮者にはセルジュ・ボド、イルジ・ビエロフラーベク、クリストフ・フォン・ドホナーニ、フィリップ・アントルモン、ユストゥス・フランツ、レオポルド・ハーガー、アルヴィド・ヤンソンス、マリス・ヤンソンス、カルロス・カルマー、ファビオ・ルイジ、ユーディ・メニューイン卿、ロベルト・パテルノストロ、クラウディウス・トラウンフェルナー、シュテファン・ヴラダー、マルチェロ・ヴィオッティ、ヴァルター・ヴェラーなどがいる。
 さらに、CDの録音も精力的に行い、妹でピアニストのドリス・アダムとデュオを組み、ブラームスベートーヴェンフランクシューベルトR.シュトラウスフォーレの“ヴァイオリンとピアノのためのソナタ”、クライスラーの小品集やメンデルスゾーンの“ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲”を録音している。また、ヴァイオリン独奏で、ブラームスベートーヴェン、メンデルスゾーン(ホ短調)、チャイコフスキーシベリウスの“ヴァイオリン協奏曲”を録音している。
 また、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ニューヨークのカーネギー室内楽ホールをはじめとする国際的な音楽ホールにゲスト・アーティストとして出演、カリンシアの夏、リンツ・ブルックナー音楽祭、ウィーン芸術週間、ウィーン・クラングボーゲン、ブラッセル・オイロパリア、シュヴェッツィンゲン音楽祭、BBCプロムス、つくば国際音楽祭などの音楽祭にも出演。1998年以来、オーストリアのグーテンシュタイン・マスター・クラスでヴァイオリンの指導にあたっている。
 彼女の使用楽器は、アンドレア・ガルネリ作の“聖テレジア”(1686年クレモナ)である。

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