カメラータ・トウキョウ 演奏家プロフィール

ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団 DAS WIENER PHILHARMOIA TRIO

 ウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名ヴァイオリニストであり、室内楽の名手でもあるペーター・ヴェヒターが、ウィーン・フィルの優れた若手奏者を集めて1994年に創設されたもので、長年演奏されないまま埋もれていた弦楽三重奏曲を優れたメンバーによって蘇らせ、弦楽三重奏曲の魅力をあますところなく伝える事を目指している。ウィーンの古典派、ロマン派の作品が主なレパートリーとなるが、フルート、オーボエ他の木管楽器や、ピアノを伴う作品も積極的にプログラムに取り上げており、カメラータから多数のCDを出している。既にオーストリア国内はもとより、ヨーロッパ各地にその演奏活動の場を広げており、1997、1999、2002年には来日公演も行っている。
 作品の編成により、現在以下4人のメンバーが入れ替わりトリオを組んでいる。

ぺーター・ヴェヒター(ヴァイオリン/第1ヴァイオリン)
 1941年ウィーン生まれ。1959年文科系ギムナジウムを卒業。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のエーリッヒ・グラーフ、フランツ・サモイルのもとでヴァイオリンを、ヴィルフリード・ベッチャー(現 ウィーン音楽・表現芸術大学)のもとで室内楽を学ぶ。22歳にしてウィーン・フィルに入団。オーケストラ活動の傍ら数々の室内アンサンブルの創設者にしてメンバーとして活躍し、国内外で活発な演奏活動を行なうと同時に多くのCD録音も行なっている。学術および音楽十字勲章、ザルツブルク州功労十字勲章等の栄誉に輝き、連邦大統領からプロフェッサー(教授)の称号を賜る。こういった功績によりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団から名誉指輪を授与されている。

トーマス・ヴィンクラット(第2ヴァイオリン)
 チェコのテプリツェ生れ。プラハ音楽アカデミーにて、ノーラ・グリムリコヴァに師事。ギルドホール大学院の奨学金を取得し、ロンドンではデイヴィット・タケノ、ウィーンではアルフレード・シュタール各氏に師事。また、アムステルダムとパリにてマスター・クラスを受講し、ジャック・ゲステム他各氏に師事。
 国内外において多数のコンクールに入賞。アルス・カルテットの第1ヴァイオリン奏者、アンサンブル・ムジカ・ボヘミカのコンサートマスターを経て、1998年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとなり、現在に至る。

トビアス・リー(ヴィオラ)
 1966年オーストラリア生まれ。1978年アデレード音楽院でロナウド・ウッドクックに最初のヴァイオリン教育を受ける。1986年コンサート・ディプロマ、音楽(演奏)学士を優秀で取得。1984年から86年までオーストラリア室内アンサンブルのメンバー、1987年より1990年にかけてウィーン音楽大学でジークフリート・フューリンガー教授に師事。1990年から1994年までミラノ・スカラ座管弦楽団のソロ・ヴィオラ奏者を務めた。1994年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ヴィオラ奏者となり、現在に至っている。

タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)
 1969年ハンガリーのブダペスト生まれ。7歳からチェロの教育を受け、12歳にしてハンガリー・ジュニア・コンクール第1位に輝く。ブダペスト・フランツ・リスト音楽アカデミーにてラースロー・メゼー、ジェルジー・クルターク、フェレンツ・ラドシュに師事。また国内国外において多数のコンクールに入賞している。1992〜1996年ウィーン室内管弦楽団、1994〜1998年ハンガリー国立歌劇場管弦楽団、1996〜1998年ブダペスト交響楽団の団員を経て、1999年より、ウィーン国立歌劇場管弦楽団及びウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ソロ・チェロ奏者。2000年2月にはウィーン・フィルとソリストとしてベートーヴェンの三重協奏曲を競演。

※過去の演奏活動/CD録音では、マルティン・レンベルク/エルマー・ランデラー(ヴィオラ)、ローベルト・ノージュ(チェロ)らも参加している。

※ 下の INDEX ボタンをクリックすると元のウィンドウが前に出ます。Close ボタンでこのウィンドウが閉じます。