カメラータ・トウキョウ　レコーディング・ニュース

西村 朗の無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラ作品全曲 　　2007年 3月23日、25日　スタジオ・バウムガルテン、ウィーン 　西村 朗の無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラ作品全曲のレコーディングは、今回、ロイトリンゲンでの西村 朗のオーケストラ作品の録音の後、パリからウィーンにヴァイオリニストの佐藤俊介さんに来てもらい、23日、25日を使ってバウムガルテンで収録しました。 　8曲中6曲は彼のために作曲された超ヴィルトゥオーゾ・ピースで、22歳の佐藤俊介さんは、すでに完成された技巧と音楽性でこの作品を見事に奏きとげ、注目すべき才能と感服しました。 　2度目のウィーンとあって、シューベルトの生家やカフェ「Dommayer」に行ったり、寸暇でしたが、楽しく時間を共有してながら、レコーディングを完了しました。 （井阪 紘） 【曲目】 (1) 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ I 「呪文」 (2) 無伴奏ヴィオラのためのソナタ I 「旋回舞踊」 (3) 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ II 「霊媒」 (4) 無伴奏ヴィオラのためのソナタ II 「C線のマントラ」 (5) 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ III 「炎の文字」 (6) 「悲歌」無伴奏ヴィオラのための (7) 「モノローグ」無伴奏ヴァイオリンのための (8) 「鳥の歌」による幻想曲〜ヴィオラのための ［★CDは2008年3月、CMCD-28152として発売］
	←西村 朗氏（写真右）と佐藤俊介氏

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