カメラータ・トウキョウ レコーディング・ニュース
 
トゥルコヴィッチ、シュルツ、イ・ソリスティ・ディ・ペルージャによるバッハ一族のフルート協奏曲
  2005年2月15日〜17日 Museo di Santa Croce, Umbertide, Italy

 2月13日にフェルトキルヒからローマ経由でイタリアのウンベルティーデに移動。まず、最初はシュルツのフルートで3曲、コンチェルトをレコーディングしました。

【収録曲】
(1) J.S.Bach: Suite Nr.2 h-moll BWV.1067
(2) C.Ph.Bach: Flute Concerto in G-major.Wq.169
(3) Joh.Chr.Bach: Flute Concerto in D-major

 指揮はミラン・トゥルコヴィッチで、クリチャン・バッハの第2楽章では、オブリガートのファゴットもあって、それも吹いての活躍。ミランがイタリア語を話せるのも、レコーディングの大いなるヘルプとなって、収録は順調に3日で終了。イ・ソリスティ・ディ・ペルージャの今回のチェンバロは、レギューラーメンバーの Linda Di Cario Sorrentino が担当。
 シュルツにとって大バッハの組曲は、ミュンヒンガーとの録音以来、後の2曲初のレコーディング。クリスチャン・バッハのコンチェルトは今、レコーディングがない貴重な音源になると思われる。収録の2日前には、Museo Santa Croce の隣にある Chiesa di S. Francesco でコンサートも行われ、市民にサービス。

[★CDは2008年1月、CMCD-28140として発売]
シュルツ
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
トゥルコヴィッチ
 指揮のミラン・トゥルコヴィッチ
トゥルコヴィッチ
トゥルコヴィッチはファゴットでも参加 
モニタールームでプレイバックを聴く二人
 モニタールームでプレイバックを聴く二人
Verarberger Nachrichten
南イタリアのウンベルティーデも 
年に3回ぐらいは雪が積もる 
Verarberger Nachrichten
 レコーディング前に行われたコンサートの
 会場も雪化粧
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